デイリーニュース

  • ドイツのハンブルクで開催のG20サミット 数万人が反トランプ集会に参加へ

    トランプ大統領はG20サミットに出席するためドイツのハンブルクに向かっていますが、ここでは数万人が抗議に集まると見られています。サミット開催に先立ち、今週はじめにはG20サミットとトランプへの反対デモに数千人が集まりましたが、ドイツ警察が彼らに対して高圧放水砲を使用する事件がありました。デモ参加者は今回のサミットを、人と世界資源の搾取を軸に展開していると見なしています。社会正義を求める「グローバル・ジャスティス・ナウ」(Global Justice Now)のニック・ディアデン代表に話を聞きます。同団体は"Campaigners tell the G20: your model is broken, only radical reform can undermine Trump"(「活動家によるG20への意見書:現在のモデルは破綻している、トランプを止められるのは急進的改革のみだ」)と題された声明を発表しています。

    dailynews date: 
    2017/7/6(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ポーランド極右政府の支持を取りつけたトランプ 西洋文明の未来が危機に瀕していると主張

    ドナルド・トランプ大統領は、ポーランドで重要なスピーチを行い「テロと過激派」の脅威に警鐘を鳴らし、西洋文明が危機に瀕していると述べました。そこで歓声を上げていたのは、会場にバスで送りこまれた右翼ポーランド政府支持者たちです。そしてトランプは、歴代大統領が数十年来恒例としてきたワルシャワ・ゲットー蜂起記念碑は訪問しなかったことで批判を浴びています。英ガーディアン紙に定期的に寄稿する元ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル政治部編集長、ナイジェリア系ポーランド人のジャーナリスト、レミ・アデコヤに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/6(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ラミ・コウリ:カタールとの亀裂は 変革の波を抑制したいサウジアラビアとUAEの意志

    カタールとの外交的膠着状態の中、バーレーンとエジプト、UAE(アラブ首長国連邦)そしてサウジアラビアの外相が、5日会合を開きます。サウジ主導のこの連合は、カタールに対して13の要求をしていますが、その中には、アルジャジーラ・テレビ局の閉鎖も含まれています。カタールへの他の要求は、ムスリム同胞団への支援をやめること、イランとの外交関係を弱めること、カタール国内のトルコ軍基地の閉鎖なども含まれます。この外交上の膠着状態は、トランプ大統領がリヤドで、サウジアラビアのサルマン国王に面談した後すぐに始まりました。ベイルートのアメリカン大学の公共政策上級研究員で、ジャーナリズム学教授のラミ・コウリに話を聞きます。彼はまた国際的な企業連合体のコラムニストであり、ハーヴァード大学ケネディスクールの(非居住)上級研究員です。

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    2017/7/5(Wed)
    記事番号: 
    4
  • アリ・バーマン:クリス・コーバックはトランプのために全米で「有権者抑圧」の道を拓こうとしている

    本日までに44の州が、トランプの「選挙不正を調査する大統領諮問委員会」の要求に対して、有権者の詳細な個人情報を提供しないことを表明しています。本日はこの個人データ要求の裏にいる男、カンザスの州務長官であり、トランプの「選挙不正調査委員会」の副委員長であるクリス・コバックに焦点をあてます。コバックは、全国的な厳しい投票者ID法を推進しており、「市民権の証明」を必要条件とすることを提唱しています。市民権活動家によれば、それは投票者抑圧をねらったものです。最近ニューヨーク・タイムズ・マガジン誌に「トランプの不正投票妄想の裏にいる男」を寄稿したアリ・バーマンに話を聞きます。同時に、法の下の市民権のための弁護士委員会の委員長および事務局長であるクリスティン・クラークにも話を聞きます。同会は7月3日にカンザス州州務長官クリス・コバックを相手取って提訴しました。

    dailynews date: 
    2017/7/5(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 44州がトランプに「ノー」を突きつける: 選挙不正調査委員会の投票者個人データ要求に高まる抵抗

    ドナルド・トランプ大統領が設立した連邦「選挙不正調査」委員会(Election Integrity Commission)が、各州に有権者の詳細な個人情報を提出するよう求めている件で、様々な人権団体や議員らが反対の意を表明しています。この要求は、カンザスの州務長官でありトランプの「選挙不正を調査する大統領諮問委員会」(Presidential Advisory Commission on Election Integrity)の副委員長であるクリス・コバックによって出されたものです。本日までに少なくとも44の州が、コバックの要求には応じないことを表明しています。最近ニューヨークタイムズ・マガジン誌に"The Man Behind Trump's Voter-Fraud Obsession"(トランプの不正投票妄想の裏にいる男)を寄稿したアリ・バーマンに話を聞きます。また、「法の下の市民権のための弁護士委員会」委員長および事務局長であるクリスティン・クラークにも話を聞きます。同会は7月3日、カンザス州州務長官クリス・コバックを相手取って訴訟を起こしました。

    dailynews date: 
    2017/7/5(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 北朝鮮のICBM発射実験に対し トランプは対話の機会を探るのか それとも更なる軍事行動に出るか

    4日に北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験に成功したことで、朝鮮半島で再び緊張が高まっています。専門家によると、今回のミサイルはアラスカまで到達する能力を持つと言うことです。米国と韓国は、対抗措置として日本海で弾道ミサイル発射の合同演習を行いました。今年に入ってから、米国は朝鮮半島で大規模な軍事演習を実行し、韓国国民の抗議にも関わらず、THAAD(終末高高度防衛)と呼ばれる対ミサイル・システムを韓国に配備しました。本日は南北朝鮮の平和を求める女性たちの国際運動である「ウィメン・クロスDMZ」の創立者で、国際コーディネーターのクリスティーヌ・アンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/5(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 投資引き上げという投資:複数の財団法人 化石燃料からの投資撤退をしつつ気候変動解決への支援を要請

    「ウォレス・グローバル基金」(Wallace Global Fund)は最近、スタンディングロック・スー族に対し、第1回ヘンリー・A・ウォレス賞と、同部族が主導する再生可能エネルギー計画への100万ドルの投資金を授与しました。同基金の代表エレン・ドーシーに「ダイベストーインベスト」(化石燃料からの投資撤退)運動について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/4(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 米元副大統領ヘンリー・A・ウォレスの孫が語るスタンディングロックの化石燃料ゼロの未来と米国のファシズム

    スタンディングロック・スー族による再生可能エネルギーの推進を引き続き検証するに際し、「ウォレス・グローバル基金」(Wallace Global Fund)のスコット・ウォレスとエレン・ドーシーに話を聞きましょう。同基金は最近、スタンディングロック・スー族に対し、第1回ヘンリー・A・ウォレス賞と、同部族が主導する再生可能エネルギー計画への100万ドルの投資金を授与しました。同賞はスコット・ウォレスの祖父で、フランクリン・D・ルーズベルトの下で1941年から1945年まで副大統領を務めたヘンリー・A・ウォレスにちなんで名付けられたものです。ウォレスは1944年、ニューヨークタイムズ紙でThe Danger of American Fascism(「米国のファシズムの危険」)というタイトルの象徴的な記事を発表しました。彼は「米国のファシストを見分ける一番簡単な特徴は、真実と事実の意図的な曲解だ」と書いています。

    dailynews date: 
    2017/7/4(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 化石燃料ゼロの未来を計画するスタンディングロック・スー族 ダコタ・パイプラインに反対する闘いは続く

    アメリカ先住民スタンディングロック・スー族は最近、総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプラインを閉鎖に追い込む可能性がある大きな法的勝利を連邦裁判所で勝ち取りました。トランプ大統領は米陸軍工兵司令部に優先的に審査を行い、許可を出すよう命じていましたが、ジェイムス・ボースバーグ連邦地方裁判所判事は6月14日、トランプ政権はパイプラインの十分な環境監査を行っていないとの判決を下しました。判事は、原油流出による漁猟権や環境正義への潜在的な影響に関して全面的な調査が完了するまではパイプラインの操業を停止させるべきか否かに関し、追加の状況説明を来週行うよう要請しました。スタンディングロック・スー族をはじめ、南北アメリカ大陸にまたがる何百もの先住民部族の代表、そして先住民以外の支持者がダコタ・アクセス・パイプラインの建設に反対し、何か月にもわたり大規模な抗議を続けています。スタンディングロック・スー族首長のデイブ・アーチャンボルト2世と、サンダーバレー地域開発会社代表でサウスダコタ州パインリッジ居留地のオグララ・ラコタ族の一員であるニック・ティルセンに話を聞きます。

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    2017/7/4(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「奴隷にとっての独立記念日」:フレデリック・ダグラスの歴史的演説をジェイムズ・アール・ジョーンズが朗読

    フレデリック・ダグラスの言葉で7月4日の独立記念日特集を始めます。1818年頃に奴隷として生まれたダグラスは、奴隷解放運動の重要な指導者になりました。1852年7月5日、彼はニューヨーク州ロチェスターのロチェスタ-婦人奴隷反対協会で、「黒人にとっての独立記念日の意味」という最も有名な演説のひとつを行いました。歴史家ハワード・ジンの名著Voices of People's History of the United States(『民衆のアメリカ史の声』)のリーディング・イベントで、俳優のジェイムズ・アール・ジョーンズが行った朗読をお届けします。ジンがジョーンズを紹介するシーンからスタートです。

    dailynews date: 
    2017/7/4(Tue)
    記事番号: 
    1

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