共和党は13日、医療費負担適正化法(通称オバマケア)の新たな修正案を公表しました。可決されればメディケイド(低所得者用医療扶助)が削減され、富裕層に対する大幅減税になるほか、米国家族計画連盟への資金が凍結されることによって乳がん検査や生殖に関する基本サービスへのアクセスが困難になるとみられます。当初案からの大幅な変更はなく、2026年までにメディケイド予算を7000億ドル以上削減するとしています。連邦議会予算事務局は来週前半にもこの最新案の審査を終える見込みです。共和党の上院指導部は来週中の可決をめざしています。司法アナリストで、報道サイト「リワイア」(Rewire)で法律と裁判所担当副部長のジェシカ・メーソン・ピエクロに話を聞きます。