デイリーニュース

  • 完全に自由の身とはいえない:新ドキュメンタリー『仮釈放中の生活』が追う早期釈放された元囚人たち

    刑務所の囚人数を減らすために早期釈放という方法をとる州が増えていますが、ニューヨークタイムズ紙とPBSのテレビ番組「フロントライン」(Frontline)は、4人の元囚人が仮釈放の最初の1年で直面した困難を描いています。番組では彼らのうちの何人かに会いました。監督のマシュー・オニールと、ジャーナリストでニューヨークタイムズ紙の全米刑事司法の編集者であるシャイラ・ディワンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アムネスティが米連合軍をモスルでの戦争犯罪で非難 公式発表よりはるかに多い死者数

    アムスティ・インターナショナルのAt Any Cost: The Civilian Catastrophe in West Mosul, Iraq(『いかなる犠牲を払っても:イラクのモスル西部での市民の大惨事』)と題する新報告書は、米連合軍がモスルで戦争犯罪を犯した可能性について述べています。同報告書の共著者で、アムネスティ・インターナショナルのイラク研究者であるニコレット・ウォルドマンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 究極の偽善? トランプ 離脱したTPP協定と似たNAFTA再交渉を計画

    トランプ政権は、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に向けた計画を発表しました。この計画を環太平洋パートナーシップ協定(TPP)と驚くほど似ていると見る人々もいます。トランプは、大統領としての最初の行動の1つとしてTPPから離脱しました。米政府は「米国製」(Made in America)週間をはじめたところですが、労働組合の指導者たちは、新たなNAFTA計画は労働者の保護を悪化させる「究極の偽善」になるかも知れないと言っています。「内容には多くの曖昧さがあり、米国の仕事の海外への外注や、あらゆる国での賃金低下への圧力を減少させることになるのかどうか不透明です」と、「パブリック・シチズン」(Public Citizen)のロリ・ワラックは言います。彼女はさらに「[トランプは]彼の事業利益を放棄することを拒否しました。彼は、メキシコとカナダでの彼の全体の投資がどれくらいなのかを公表することも拒否しました」と言います。

    dailynews date: 
    2017/7/18(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 副大統領も厚生長官もたばこ族 巨大たばこ企業はトランプ大統領下で強大な影響力を獲得 アフリカ進出を計画

    マイク・ペンス副大統領からトム・プライス保健福祉省長官まで―。英ガーディアン紙は、トランプ政権以降、巨大たばこ企業がかつてないほど強大な影響力をワシントンで獲得したことを最新記事で暴露しました。喫煙はいぜんとして予防可能な死因の上位を占めるにも関わらず、たばこ産業と深いつながりのある政治家たちが保健福祉省、司法省、上院でトップに就任しています。ガーディアン紙は、英国や米国のたばこ企業のグローバル市場への意欲、とくにアフリカ大陸への市場拡大計画についても特集記事で報じています。ガーディアン紙の保健ジャーナリスト、ジェシカ・グレンザと話します。

    dailynews date: 
    2017/7/17(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 先例を作る裁判となるか アリゾナ州のエスニック授業禁止は差別的で違法と弁護士

    アリゾナ州では、ツーソン市の公立学校におけるメキシコ系アメリカ人研究の授業禁止措置が違憲か否かを問う公聴会が開かれます。アリゾナ州は2010年、「人種や階級の怒りを助長する」おそれがあるとして、特定の民族のための授業を禁止する法律を可決しました。この法律は物議をかもしました。ジョン・フーペンサルアリゾナ州公立教育長(当時)は同法成立後の2011年、独立監査人の監査とは食い違うかたちで、メキシコ系アメリカ人研究の授業は州法に違反するという判断を下しました。ツーソン市が統括する学校区では2012年、授業を継続すれば1400万ドルの助成を失うリスクにさらされ、評価の高いメキシコ系アメリカ人研究の授業を最終的に停止しました。同法に反対する家族会の弁護士の一人、リチャード・マルティネスと話します。

    dailynews date: 
    2017/7/17(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ベッツィー・デボス教育長官がいかに公民権を侵害し 悪徳学生ローン業者を優遇しているか

    ベッツィー・デボス教育長官の最近の動向について、米国教員連盟(American Federation of Teachers)のランディ・ワインガーテンと話します。デボス長官は億万長者として知られ、長年にわたりチャーター・スクールや私立学校、宗教学校のバウチャー制度を支援してきました。デボス長官は7月上旬、教育省の公民権事務局について、「本来の役割である中立で公平な調査機関に戻したい」と発言しました。同事務局の女性担当者は先週、大学でレイプされたという申し立ての大半は、結局は「酔っぱらった」二人の若者の問題だ、と述べて厳しい批判を浴びました。一方、全米18州の司法長官は、7月1日に施行されるはずだった学生ローンの借り手を保護する規則について、デボス長官と教育省を提訴しました。デボス長官は施行に先立ち、「ローン返済から利用者を保護する措置」として知られるこの規則を停止すると発表しました。

    dailynews date: 
    2017/7/17(Mon)
    記事番号: 
    2
  • サウジで民主主義を支持する14人の死刑執行間近 サウジ政府への怒りが高まる

    トランプ大統領が人権問題は米国とサウジアラビアとの関係に影響を与えないとの姿勢をみせる中、サウジアラビアでは男性14人の死刑執行が近づいています。その一人、ムジタバア・アル・スウェイカトが死刑を宣告されたのは5年前、17歳のときでした。スウェイカトは、西ミシガン大学に留学するため空港に出向いた時に空港警備員に逮捕されました。同年前半におこなわれた民主化デモに参加した容疑でした。人権救援組織「リプリーブ」(Reprieve)の責任者マヤ・フォアおよびスウェイカトの死刑執行に反対している米国教員連盟(American Federation of Teachers)のランディ・ワインガーテンと話します。

    dailynews date: 
    2017/7/17(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 服役するアカデミー賞ノミネート俳優ジェームズ・クロムウェル フラッキングへの非暴力反対で

    アカデミー賞ノミネート経験のある俳優ジェームズ・クロムウェルが14日午後4時(日本時間15日午前5時)、ニューヨーク北部の刑務所に出頭します。クロムウェルは、天然ガスの火力発電所に対する非暴力デモで逮捕され、1週間の禁固刑が言い渡されていました。クロムウェルはハンガーストライキをすると話しています。クロムウェルは2015年12月にも、650メガワット規模の発電量をもつニューヨーク州ワワヤンダの発電所の建設予定地の外で座り込みを行い、交通妨害をしたとして逮捕された活動家6人のうちの1人です。活動家らは、この発電所は隣州の天然ガスフラッキングを推進し、気候変動の一因になると主張しています。ジェームズ・クロムウェルは『ベイブ』、『アーティスト』、『グリーンマイル』、『L.A.コンフィデンシャル』などの約50本のハリウッド映画の他、『シックス・フィート・アンダー』など多くのテレビドラマシリーズにも出演していたことで知られています。デモクラシーナウ!は13日に彼の共同被告人のプラミラ・マリックと共に彼に話を聞きました。マリックはフラッキングで採掘されたガスを燃料とする発電所の反対運動を率いる地元の組織「オレンジカウンティを保護せよ」の創設者です。また2016年のニューヨーク州上院議員選に立候補しました。

    dailynews date: 
    2017/7/14(Fri)
    記事番号: 
    5
  • キース・エリソン下院議員が語る 共和党の医療保険改革案 イスラム教徒を標的にする提案 フィランド・カスティール事件の和解

    上院共和党が公表した最新の医療保険改革案は、草の根の抗議活動だけでなく、共和党内からも反対されています。同法案への一連の抗議デモが続くなか、異なる宗教の指導者たち11人が13日、ミッチ・マコーネル上院院内総務の事務所の外で拘束される事件が起きました。そこには全米黒人地位向上協会(NAACP)ノースカロライナ支部長のウィリアム・バーバー牧師も含まれています。連邦議会にいるキース・エリソン下院議員に聞きます。エリソンはミネソタ州選出で民主党全国委員会副議長を務めています。初のイスラム教徒下院議員でもあるエリソン議員が、トレント・フランクス共和党下院議員(アリゾナ州選出)が提出し、異論を集めた「テロリスト組織に利用される恐れがあるイスラム教の教義、概念、および学派を特定する提案」について論じます。フィランド・カスティールの不法死訴訟が300万ドルで和解となった件についても聞きました。

    dailynews date: 
    2017/7/14(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「カオスの中のケア」: 新作ドキュメンタリーが暴く トランプ政権下で増える中絶クリニックへの暴力

    報道サイト「リワイア」(Rewire)は、トランプ政権下で増える中絶クリニックや病院への嫌がらせや暴力を記録した新作ドキュメンタリーを製作しました。Care in Chaos(『カオスの中のケア』)は、ノースカロライナ州で最も忙しい中絶クリニックとして知られる「女性医療推進センター」(A Preferred Women’s Health Center)のカラー・ヘールズ所長をカメラで追いました。ヘールズは自身の仕事を全うしているだけなのに、次々に起こる嫌がらせや脅迫、暴行に直面しています。

    dailynews date: 
    2017/7/14(Fri)
    記事番号: 
    3

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