「本当のレイプ」なら女性の体は妊娠を防ぐことができるという発言を受け、共和党員らはミズーリ州選出のトッド・エイキン共和党下院議員に対し、現職の民主党選出クレア・マカスキル上院議員と上院選で争うことをあきらめるよう圧力を強めています。エイキンは後にこの発言を謝罪しました。エイキンはミット・ロムニーの副大統領候補ポール・ライアンと親密な関係にあるため、この論争は大統領選にまで広がっています。ライアンとエイキンは2011年、「公的助成による妊娠中絶反対法」(No Taxpayer Funding for Abortion Act)を共同提案し、そのなかで「強制的なレイプ」という言葉の導入によってレイプを再定義しようとしました。ニューズウィーク/デイリービースト誌のシニアライター、ミシェル・ゴールドバーグに話を聞きます。彼女の最新記事のタイトルは"Todd Akin’s Rape Comment Was Bad, but His Abortion Views Are Much Worse"(「トッド・エイキンのレイプ発言はひどかったが、彼の中絶に対する意見はもっとひどい」)です。