デイリーニュース

  • 共和党全国大会の周辺でデモ開催へ  熱帯低気圧「アイザック」と厳重警備の中

    熱帯低気圧「アイザック」がメキシコ湾岸に接近しているにもかかわらず、タンパ市内では27日午前、数百人が共和党全国大会に対するデモを決行する予定です。本日の共和党全国大会の公式イベントは台風のため中止になりました。ですが、共和党全国大会デモ行進連盟(Coalition to March on the RNC)組織者らは一晩かけてビニールでプラカードなどをくるみました。地元警察や保安官事務所、州兵からの何千人もの要員が、グリーンゾーンと呼ばれている共和党全国大会付近の通りを巡回しています。本日はタンパ市内でのデモ組織に協力しているコードピンクの共同創設者で新著Drone Warfare : Killing by Remote Control(『無人機戦争:遠隔操作による殺害』)の著者メディア・ベンジャミンと、2008年のミネアポリスとセント・ポールで開催された共和党全国大会での動員によりFBIの監視リストに掲載されてしまった「民主主義社会のための学生(Students for a Democratic Society)」の活動家、トレイシー・モルムに話を聞きます。FBIは2010年、モルムら、政府の外交政策に批判的な反戦活動に関与していた活動家の自宅を家宅捜索しました。捜査はいまだ続行中ですが、彼女は抗議活動を続けています。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ロン・ポールの支持者、共和党全国大会での存在感と党の長期的な方向性への影響力確保をめざす

    大統領選の共和党候補指名争いを戦ったロン・ポールの支持者らのためにタンパで開催された「ポール・フェスト」で、デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、マイク・バークは、新著Ron Paul’s rEVOLution : The Man and the Movement He Inspired(『ロン・ポールの革命:人物像、そして彼が影響を与えた運動」』)の著者、ブライアン・ドハティに話を聞きました。ドハティは、ポール支持の代議員が、今週の共和党全国大会で果たす役割、そして共和党の未来に及ぼす影響について語りました。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 共和党全国大会からのけ者に リバタリアンのお気に入りロン・ポール議員のために支持者が送別会を開催

    熱帯低気圧「アイザック」により共和党全国大会は28日まで開始が延期されましたが、大統領選共和党候補指名争いに出馬していたロン・ポール議員の支持者は週末に、自前の党大会を開催しました。2日間にわたる「ポール・フェスト」を、共和党全国大会での演説を要請されなかったポール議員の送別会と呼ぶ人もいます。長年にわたり、ポール議員の主な政治要綱は、連邦準備制度の廃止、戦争からの撤退、環境保護庁や教育省などの省庁廃止による連邦政府支出の削減などでした。また、1964年の公民権法を強く批判していました。ポールと息子のランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出・共和党)による演説の抄録を放送します。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  •  共和党全国大会を前に熱帯低気圧「アイザック」タンパに接近、大規模警備が都市を封鎖

    フロリダ州タンパベイで開会された共和党全国大会一日目は、熱帯低気圧「アイザック」により実質的に延期となりました。同市警察は、大会に先立って米連邦議会から5000万ドルを受け取り、装甲車や行動認識ソフトが組み込まれたハイテク監視カメラを調達しました。本日は共和党全国大会の2時間特別番組。まずは、タンパ市のコミュニティーラジオ局WMNFの報道と広報の責任者で、長年ラジオパーソナリティーを務めている、ジャーナリストのロブ・ロレイに話を聞きます。

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    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「自分の国の歴史について正直になろう」 生誕90年 民衆の歴史家ハワード・ジンを偲ぶ

    歴史家で作家、かつ活動家でもあった故ハワード・ジンは生きていたら今日で90歳です。ジンは2010年1月27日に心臓マヒで亡くなりました。87歳でした。第二次世界大戦で爆撃手として任務した後、ジンは生涯にわたる反体制の平和活動家になりました。50年以上にわたり公民権運動や数多くの社会正義を求める闘争で精力的に活動し、1980年には古典的著作である『民衆のアメリカ史』を刊行しています。この本はその後も売れ続けて百万部を超えるロングセラーとなり、私たちのアメリカの歴史を見る目を変えました。デモクラシー・ナウ!での2009年5月のジンのインタビューの一部と、同じ年の、最後の講演となったものの1つ、亡くなる2カ月前の講演の抜粋を放送します。

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    2012/8/24(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 60年代カリフォルニア学生運動の弱体化を図ったレーガンとFBIの途轍もない努力

    調査ジャーナリストのセス・ローゼンフェルドの新著 Subversives: The FBI’s War on Student Radicals, and Reagan’s Rise to Power (『破壊分子たち:FBIの対急進派学生作戦とレーガンの政治的台頭』)はセス・ローゼンフェルドが手に入れた30万ページ以上の記録に基づいて書かれたものです。彼はFBIを相手に30年以上、5回にわたって情報開示要求訴訟を起こしてこの情報を入手しました。この本は、当時のFBI長官J. エドガー・フーバーが、1964年にカルフォルニア大学バークレー校で始まった言論の自由運動を捜査し、さらにそれを妨害するよう、捜査員たちに命じた経緯を追っています。ローゼンフェルドへのインタビューのパート2では、ロナルド・レーガンがFBIと協力してカリフォルニアの学生運動を標的にすることで、自らの権力の台頭を強化したことが語られています。パート1はここをクリック

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    2012/8/24(Fri)
    記事番号: 
    3
  • グリーンピース事務局長 抗議占拠中のロシアの北極油井掘削施設での放水下からリポート

    環境保護グループ国際グリーンピースの活動家6人が北極での油井掘削に抗議してロシアの掘削施設を占拠しています。この施設はロシアの巨大国営エネルギー企業ガズプロム(Gazprom)が所有しています。同社はペチョラ海での掘削操業をすることになっており、これは北極で最初の石油生産となります。この施設にいるグリーンピース事務局長クミ・ナイドゥーと電話で話します。いま彼と他の活動家たちは、掘削施設から放水を受けている最中です。施設から立ち去らない彼らに、ガズプロムの従業員たちは氷のように冷たい水を掛けてきているとナイドゥーは言っています。「私たちの時代を特徴付ける、環境をめぐる戦いに世界の注目を集めたいと思っています。破滅的な気候変動を回避するための時間はどんどん少なくなっているのです」とナイドゥーは言います。「それが私たちがここにいる理由です」。グリーンピースは国連総会が北極圏を掘削や持続不可能な漁法から守る決議を行うよう働きかけています。

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    2012/8/24(Fri)
    記事番号: 
    2
  • NY市警 秘密のムスリム監視諜報活動は実りなしと認める 残ったのは論争だけ

    ニューヨーク市警は、 何年にもわたり米北東部一帯のムスリム居住地域で潜入捜査や盗聴といった監視諜報活動を行ってきました。しかし、デモグラフィックス部門のこの秘密諜報活動は、1度も実際のテロ捜査に結びつかなかったばかりか、情報すら1つも得られなかったということを同市警が認めました。9.11攻撃があってからの数年の間、NY市警は極秘裏にムスリムの学生グループやモスクに捜査員や情報提供者を潜入させたり、人々の会話を盗聴したり、ムスリムたちの居住場所や職場、祈祷場所を示すデータベースを構築したりしてきました。本日はAP通信の記者アダム・ゴールドマンに話を聞きます。ゴールドマンは同市警のスパイ活動を暴いてピュリッツァー賞を受賞したAP通信の一連の記事の共同執筆者です。最新の記事ではそのスパイ活動の失敗もリポートしています。

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    2012/8/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 『破壊分子たち』:どのようにFBIは’60年代の学生運動と闘い レーガンの政治的台頭を後押したか

    調査ジャーナリストのセス・ロゼンフェルドの新しい本、Subversives: The FBI’s War on Student Radicals, and Reagan’s Rise to Power (『破壊分子たち:FBIの対急進派学生作戦とレーガンの政治的台頭』)は、30年以上にもわたって情報閲覧の自由をめぐってFBIに対し5回の訴訟を起こし、ロゼンフェルドが手に入れた30万ページ以上の記録に基づいて書かれたものです。この本は、当時のFBIの長官のJ. エドガー・フーバーが、自分の工作員にカルフォルニア大学バークレー校で1964年に始まった自由言論運動を捜査し、妨害するよう命じた経緯を辿っています。その抗議運動は瞬く間に広がり、全米に学生運動を引き起こす契機となりました。ローゼンフェルドは、「キャンパス内の講義を抑え込むために工作員がつかった汚いトリック」をFBIが記録した様子について詳細に述べています。この本では、手に入れた文書と使い、700ページを割いて、4人の主な登場人物をつなぐ物語を検証しています。その4人とは、FBIのJ.

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    2012/8/23(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ベイエリアの急進的ブラック・パンサー党に武器を供給したリチャード・アオキはFBIの秘密工作員だったのか?

    ブラック・パンサー党に、最初に銃を提供し、武闘訓練を行った人物が、実は、FBIのカルフォルニアにおけるスパイで情報提供者だったという、衝撃的な新しい疑惑が浮上しました。2009年に死亡したリチャード・アオキは、ブラック・パンサー党の初期のメンバーで、正式な役職を与えられた唯一のアジア系米国人でした。アオキが仲間の党員について情報を流していたという主張は、新刊Subversives: The FBI’s War on Student Radicals and Reagan’s Rise to Power (『破壊分子たち:FBIの対急進派学生作戦とレーガンの政治的台頭』)を書いた調査ジャーナリスト、セス・ロゼンフェルドが手に入れた、元FBI局員の証言とFBIの報告書に基づいています。何人かの学者や、アオキの友人や同僚はこの本に書かれていることに異を唱えています。ロゼンフェルドに話を聞きます。彼は受賞暦のあるジャーナリストで、調査報道センター(Center for Investigative Reporting)が発行した、”Man who armed Black Panthers was FBI informant, record show”(「ブラック・パンサーに武器を提供した男はFBIの工作員だったと記録が証明している」)という記事を書きました。

    dailynews date: 
    2012/8/23(Thu)
    記事番号: 
    1

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