デイリーニュース

  • 共和党全国大会場内での混乱 座席規則を変更してまでロン・ポール代表団を妨害

    大統領指名候補だったテキサス州選出のロン・ポール議員の代表団を着席させるかどうかをめぐり紛争が起きました。ポール議員の代表団の半分を閉め出そうとする決定に対し、メイン州代議員の一部が激しく抗議し、会議場から怒りの退場をしました。抗議を支持する他州の代表団も、新しい席順規定は今後の選挙において草の根運動の候補者が選出されるチャンスを困難にするとものだと怒り、立ち上がって大声で抗議しました。現場に居合わせたデモクラシー・ナウ!プロデューサーのディーナ・グズダーがレポートします。

    dailynews date: 
    2012/8/29(Wed)
    記事番号: 
    6
  • ハリケーン「アイザック」ルイジアナに上陸 ニューオリンズで大洪水の恐れ

    ハリケーン「アイザック」は米ルイジアナ州南部に上陸し、ハリケーン「カトリーナ」から7年を迎えるニューオリンズに向けて進路をとっています。カテゴリー1のハリケーンの風速は少なくとも時速80マイル(約129キロ)で大洪水を引き起こすと予想されています。ニューオリンズの堤防は再建以来最大の試練にさらされます。メキシコ湾沿岸全域に住む住民のうち少なくとも20万人以上がすでに停電に追い込まれ、5万人がニューオリンズからの避難を余儀なくされました。ワシントン・ポスト紙記者のマニュエル・ロイグ=フランジアにニューオリンズから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/29(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 大会会議場に視線が集まる中 共和党の重要な決定は密室で裕福な資金提供者たちが決める

    28日のフロリダ州タンパでの共和党全国大会の開会に伴い、数千人ものジャーナリストたちが取材に訪れました。しかし同時に、会場から離れた同市内の別の会議室では、11月の選挙で誰が勝てるかを決定づけかねない秘密会議が密室の中で開かれていたのです。ハフィントン・ポストによれば、28日に行われたある会議ではカール・ローブのアメリカン・クロスロード(American Crossroads)のグループや億万長者のチャールズとデイビッドのコーク兄弟の代理人たち、さらに米商工会議所が地元ホテルに集まって、オバマ大統領を倒すためにTV広告や有権者駆り出しのための追加資金数千万ドルを使うための調整を行っていました。調査報道ジャーナリストのピーター・ストーンに話を聞きます。彼がハフィントン・ポストに書いた最新の記事はRNC 2012 : GOP Shadow Groups Eclipsing Party In Tampa(『2012年共和党全国大会:共和党の影のグループがタンパで党に影を落とす』)です。

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    2012/8/29(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 大統領候補ロッキー・アンダーソン:米国の第3党からの候補者への妨害で手を組む民主党と共和党

    ソルトレーク・シティの前市長ロッキー・アンダーソンは新しく結成した正義の党(Justice Party)から大統領選挙に立候補しています。「レッド州」と呼ばれる強固な共和党支持州の出身でありながらも、アンダーソンは近年の米国主要都市の市長の中では最も進歩的な1人として知られています。2000年から2008年まで市長を2期務めたときも、アンダーソンはLGBT(性的少数者)の人権や環境の持続可能性、さらにイラク戦争に反対する反戦運動への積極的な擁護者でした。しかし、大統領選への第3党の候補者としての立候補は、民主・共和両党による連携した抵抗で妨害されてきたと彼は言います。「共和党と民主党が私たちの民主主義を妨げている」とアンダーソンは言います。「投票用紙に名前を載せることすら難しい。悪夢です」

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    2012/8/29(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ロムニー夫妻 共和党極右へアピールするため 中絶や社会問題に関する過去の「穏健」業績には触れず

    ミット・ロムニーは中絶を連邦法で禁止するという共和党の要求を受け入れました。これはマサチューセッツ州知事時代の見解とは明らかに異なっており、大統領指名候補になるために彼が大きく変更した数々の立場の1つとです。共和党全国大会で28日夜の特別演説者だったロムニー夫人のアンもまた自身の公的見解を変えてきました。ロムニー夫妻をよく知る人に「穏健派」から極右主義へのこの変身について話してもらいます。ソルトレーク・シティの市長だったロッキー・アンダーソンはミット・ロムニーとともに2002年のオリンピックのために共に働き、その後は互いが立候補した選挙で推薦し合いました。アンダーソンはいま独立系の正義の党(Justice Party)から大統領選挙に立候補しています。ほかに報道サイトの「ザ・ロー・ストーリー」(The Raw Story)事務局長メガン・カーペンティアも番組に参加します。

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    2012/8/29(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 共和党全国大会 ティーパーティのテッド・クルーズ ロムニー夫人が登場 カール・ローブが仕組んだ「We Built It」スキームを誇示

    共和党は15カ月近い予備選の攻防の末にミット・ロムニーを正式に大統領候補に指名しました。28日夜の共和党全国大会ではミット・ロムニーのアン夫人、ニュージャージー州知事クリス・クリスティー、ティーパーティー派に支持の厚いテッド・クルーズらが党の代議員や支持者聴衆を前に数時間にわたって演説を行いました。多くがこの夜の大会のテーマ「We Built It」(それを作ったのは我々だ)に基づき、オバマ大統領下で苦しむ小規模事業主や自力で困難を乗り越える移民家族の親たちのエピソードを語りました。これは7月に接戦州で繰り返し流された反オバマテレビ広告のテーマでもあり、カール・ローブのスーパーPACであるアメリカン・クロスロード(American Crossroads)が900万ドルを出して作成したものです。ダラス・モーニング・ニューズ紙の政治記者で、Bush’s Brain : How Karl Rove Made George W. Bush Presidential(『ブッシュのブレーン:カール・ローブがジョージ・W・ブッシュを大統領にした方法』)
    など3冊の共著を持つウェイン・スレイターに話を聞きます。

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    2012/8/29(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ベインキャピタル社所有のイリノイ州の工場作業員 ロムニー候補と共和党全国大会に対し、アウトソーシングによる失業回避闘争を展開

    ミット・ロムニーは、自らのビジネス経験が国の経済再建に有利だと再三宣伝してきましたが、仕事のアウトソーシングに抵抗しているベイン・キャピタル社の従業員により守勢に立たされています。ベイン・キャピタル社が大部分を所有する、イリノイ州フリーポートのセンサータ・テクノロジーズの工場の170人の作業員は、自分たちの仕事を中国に送り出すことを止め職が失われるのを救ってほしいとロムニーに支援を求めています。この工場は自動車や航空機で使われているセンサーやコントローラーなどを製造していますが、その工場が解体され、少しずつ中国へ移送されているのです。しかも、会社は、将来彼らの仕事を担うことになる中国から呼んだ中国人たちに仕事を教えるよう、現在の作業員に要求しています。イリノイ州フリーポートのセンサータの工場作業員トム・ガウルラップとシェリル・ランデッカーの2人に話を聞きます。2人ともセンサータ勤続33年にもかかわらず、2012年末に解雇される予定です。

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    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    9
  • 台風で延期された共和党大会1日目 タンパの雨風にも負けず共和党の公約に抗議した数百人

    共和党全国大会は28日、再開される予定ですが、27日にフロリダ州タンパ市内で共和党全国大会に抗議してデモ行進を行った人たちに話を聞きます。このデモ行進は、数千人の人が終結するデモになると宣伝されていましたが、結局集まったのは数百人でした。保守派はソーシャルメディアで、その人数少なさを揶揄しました。一方、デモの主催者たちは、大嵐の影響もあり期待していた人数には達さなかったものの、少なくとも人は集まったと言っています。それに引き換え、共和党全国大会は大会1日目の全日程を悪天候のため全てキャンセル。デモクラシー・ナウ!は雨風にも負けず駆けつけ、共和党大会に対してデモを行った人たちに話を聞きます。

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    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    8
  • コメディアンで作家のバラチュンデ・サーストンに聞く 投票抑圧とロムニー候補へのアフリカ系アメリカ人の支持ゼロについて 

    最近行われたNBC放送局とウォール・ストリート・ジャーナル紙の調査で、アフリカ系アメリカ人有権者のミット・ロムニー支持率は0パーセントだということが判明しました。これに対しオバマ大統領の支持率は94パーセントです。在留資格の無い移民(undocumented immigrants)を厳しく取り締まり、投票権を抑圧する異論の多い法律を推し進めたため、共和党は非白人人種の支持を失ったと専門家は見ています。デモクラシー・ナウ!プロデューサーのサム・アルコフとエイミー・リトルフィールドは、28日タンパ市内で行われている共和党全国大会会場で見かけた、黒人コメディアンで作家のバラチュンデ・サーストンに話を聞きました。サーストンはHow to Be Black(『黒人であるということ』)の著者で、黒人の視点による政治ブログ「ジャックとジルの政治」(Jack and Jill Politics) の共同設立者でもあります。

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    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    7
  • 熱帯低気圧「アイザック」ニューオリンズ接近 「カトリーナ」から7年、再建された堤防に与えられた最大の試練

    湾岸地域を破壊する恐れのある、熱帯低気圧「アイザック」がメキシコ湾に接近しています。アイザックはカテゴリー1のハリケーンに発達し、29日には上陸するだろうと連邦政府関係者は予想しています。。2005年のハリケーン「カトリーナ」以来再建されたニューオリンズの堤防が深刻な試練を受けるのはこれが初めてです。ワシントン・ポスト紙記者のマニュエル・ロイン=フランジアにニューオリンズから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    6

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