デイリーニュース

  • マルコ・ルビオの台頭: マニュエル・ロイグ=フランジアが語る共和党の新星、ティーパーティー期待のラティーノの星

    フロリダ州上院議員のマルコ・ルビオは、共和党のラティーノの期待の星として知られています。ティーパーティーのお気に入りである41歳のルビオは、2012年の大統領選挙でミット・ロムニー陣営の副大統領候補に最有力視されていました。彼は8月30日、ロムニーが共和党の大統領候補の指名受諾をする直前にロムニーを紹介する基調演説を行う予定です。ワシントンポスト紙の記者でThe Rise of Marco Rubio(『マルコ・ルビオの台頭』)の著者であるマニュエル・ロイグ=フランジアに話を聞きます。同書は、ルビオの驚くべき身の上話と政治的キャリアをたどる伝記で、ルビオの物語の中核となる部分-彼の家族は亡命者としてキューバを追い出された-が実は真実ではないことを暴露しました。

    dailynews date: 
    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    5
  • レイチェル・コリーの両親:2003年ガザでの殺害に対するイスラエル軍の免責を非難

    イスラエルの判事は 、米国人平和活動家レイチェル・コリーの殺害に対しイスラエル軍に責任はないと判決しました。当時23歳の大学生だったコリーは、9年前の2003年、ガザ地区でイスラエル軍のブルドーザーにひかれて死亡しました。軍によるパレスチナ人の民家の取り壊しを食い止めようと、家の前に立ちはだかったのです。8月28日の判決は、不法行為による死亡を主張してコリーの家族が起こした民事訴訟に対して下されたものですが、判事は運転手側のいかなる過失も否定し、コリーの死は「本人がもたらした事故」によるものだと判断しました。この判決に先立ち、イスラエル軍は内部調査を行い、、ブルドーザーの運転手の容疑を否定していました。コリーの家族は損害賠償の象徴的として1ドルと訴訟経費の支払いを要求していました。

    dailynews date: 
    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 投票者ID法で懸念される選挙権喪失とティーパーティーによる「投票監視人」で高まる圧力

    8月28日、共和党全国大会の会場周辺で、市民団体が連帯して、 新たな「投票者ID法」ならびに早期投票の縮小を非難する抗議行動を行う予定です。11月の選挙に先立ち投票権について話し合うため、2人のゲストが番組に参加します。一人は、投票者に対する抑圧に反対してタンパのセンテニアル公園で本日行われる抗議活動のオーガナイザーである、レインボー・プッシュ連合(Rainbow PUSH Coalition )のチャールズ・マッケンジー師です。もう一人は、新たな投票者ID法が生み出す問題、有権者登録活動に対する抑圧および、有色人種の選挙権を限定しようとする他の試みなどを取材しているカラーラインズ誌の記者ブレンティン・モックです。モックの最新記事は、ティーパーティーが支援する「投票に真実を」(True the Vote)という団体が、11月の選挙に向けて、全国的な「投票監視人」ネットーワークの構築をおこなっているようすを明らかにしました。このネットーワークは投票者を威嚇することを意図していると批判の声があがっています。

    dailynews date: 
    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 2004年の選挙から投票者ID法まで、元オハイオ州州務長官ケン・ブラックウェルに投票権抑圧を問う

    ブレナンセンター(Brennan Center )の最近の調査によると、 新たな「投票者ID法」は、11月の選挙で、ペンシルベニア州、ニューハンプシャー州、バージニア州、ウィスコンシン州など激戦州の投票者を含む全米500万人以上の人々の選挙権を奪う可能性があります。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、マイク・バークは8月27日、共和党全国委員会のプラットフォーム委員会の副議長で、共和党の元オハイオ州州務長官でもある、「投票者ID法」の著名な支持者ケン・ブラックウェルにインタビューを行いました。ブラックウェルは2008年、ジョージ・W・ブッシュ再選のための同委員会の州共同議長の任にありながら、オハイオ州の選挙過程を監視しました。ジョージ・W・ブッシュが僅差でジョン・ケリーを破ったオハイオ州でのブラックウェルの役割は、今でも議論を呼んでおり、多くの訴訟の対象になっています。

    dailynews date: 
    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    2
  • パーティータイム: 共和党代表と議員らのために企業とロビイストが資金援助したイベントであふれるかえる共和党全国大会

    8月27日に熱帯低気圧「アイザック」のため延期となったフロリダ州タンパでの共和党全国大会(RNC)が、8月28日に正式に開幕します。しかし、お祭り騒ぎは嵐によって妨げられたりはしませんでした。すでに数十のイベントがタンパのいたるところで始まっています。そのほとんどは、法律の抜け穴の恩恵を受けているロビイストと企業によって資金援助されたものです。政府の透明性をうったえる、ワシントンDCを拠点とする団体「サンライト・ファウンデーション」(Sunlight Foundation)のスタッフライター、キーナン・ステイナーに話を聞きます。同団体は、RNC支援のイベントやパーティーを記録するために、「政治的パーティータイム」(Political Party Time)というウェブサイトを立ち上げました。

    dailynews date: 
    2012/8/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 緑の党副大統領候補シェリ・ホンカラ「ロムニービル」野営地に参加、貧困層の声を聞く

    タンパの共和党全国大会に向けて設置され、1930年代の大恐慌時に出来た「フーバービル」に似た「ロムニービル」野営キャンプ。「ロムニービル」の住人は、住宅差し押え、路上生活、貧困による犯罪に終わりを、と訴えています。「ロムニービル」住人でヒップホップコングレスのエグゼクティブディレクター、シャマコ・ノーブルと、2012年大統領選の緑の党副大統領候補で、「困窮者の経済的人権キャンペーン(Poor People’s Economic Human Rights Campaign)」の全国コーディネーターを務めるシェリ・ホンカラに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    9
  • 共和党有力者ら、宗教票獲得ねらい原理主義者の世界観を称える

    ニュート・ギングリッチ元下院議長とウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカーは26日、11月の選挙で宗教保守票の獲得拡大を狙う大規模な活動を始めた「信仰と自由連盟(Faith and Freedom Coalition)」の祝典で演説をしました。長年の政治記者でアルターネットのワシントン支局長のアデル・スタンに、宗教右派とそれが大統領選に与える影響について聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    8
  • ニュート・ギングリッチ元下院議長、エイキンの「本当のレイプ」発言にコメント拒否  

    2012年の大統領選共和党候補の指名争いからすでに撤退したニュート・ギングリッチ元下院議長は26日、オバマ大統領のことを「米国史上最も過激な中絶支持者」と呼びました。26日朝、ギングリッチが日曜礼拝に出席したタンパ市のセイクリッド・ハート・カトリック教会でデモクラシーナウ!のディーナ・ガズダーとエイミー・リトルフィールドがギングリッチに取材を行いました。2人は、ギングリッチにオバマ大統領を「フードスタンプ大統領」と呼んだことについて質問。また、ミズーリ州下院議員で上院議員候補のトッド・エイキンが女性の体はエイキンが言うところの「本当のレイプ」なら妊娠はしないと発言したことについても質問をしました。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    7
  • 労組に非難され共和党で人気、組合つぶしのウィスコンシン州知事スコット・ウォーカーにタンパで抗議

    ウィスコンシン州知事スコット・ウォーカーは、議論を呼んだ同州公務員の団体交渉権と福利厚生の縮小に着手してから1年後、今年6月の歴史的なリコール選挙で再選を果たしました。リコール選挙は、企業が選挙運動に思う存分、制限なしに資金提供することを可能にしたシチズンズ・ユナイテッド判決以来初めての選挙でした。ウォーカーはこの判決により対抗馬のミルウォーキー市長トム・バレットの7倍もの資金をつぎ込むことが可能になったとアナリストは見ています。ウォーカーは28日に共和党全国大会で演説を行う予定ですが、それに先立ち出席した「信仰と自由連盟(Faith and Freedom Coalition)」 の祝典での演説で、「ウォーカーはワーカーを嫌ってる」と唱えるデモ参加者たちの妨害を受けました。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    6
  •  「本当のロムニー」:ベテラン記者マイケル・クラニシュが共和党の右傾化を受け入れるミット・ロムニーについて語る

    ボストン・グローブ紙記者のマイケル・クラニッシュは、新著「The Real Romney (『本当のロムニー』)」の共著者です。同書は、共和党大統領候補指名目前のミット・ロムニーの政治キャリアを分析するとともに、共和党の急激な右傾化と公民権への姿勢に抗議し、1964年の共和党全国大会から退場したロムニーの父、ジョージ・ロムニーの時代からの共和党の政治的な軌跡について考察しています。父親とは違い、ミット・ロムニーは「共和党の中の極端な勢力を抑制しようとする穏健派」ではなく、「今年始めに自認したように、共和党で優勢な右派の信頼を全面的に勝ちとろうとする、『ひどく保守的』な人物になったのです」とクラニッシュは語ります。ジョージ・ロムニーは右翼のジョン・バーチ協会が共和党に及ぼす影響を危惧していましたが、息子は間接的に恩恵を受けています。

    dailynews date: 
    2012/8/27(Mon)
    記事番号: 
    5

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