2001年9月11日の米同時多発テロ後、シーク教のアメリカ人はイスラム教やアラブ系アメリカ人と同様の差別を多く受けてきました。目立つ見た目が原因となり、彼らは暴力と嫌がらせの矢面に立たされています。敬けんなシーク教徒は髪を切らず、多くの男性信者はターバンを巻き、髭を剃りません。シーク教徒の米国人に対する脅迫が多発していることを受け、今年4月、ニューヨーク州選出の民主党下院議員ジョセフ・クローリーは、シーク教を信仰するアメリカ人をターゲットにした憎悪犯罪のデータをFBIに収集するように求める書簡を、エリック・ホルダー司法長官に送りました。本日は、デモクラシー・ナウ!とフリースピーチラジオニュースの特派員のジャイサル・ヌーアに話を聞くと共に、9.11後に起きたシーク教徒を狙った憎悪犯罪に関して2011年に彼が制作したレポートを再放送します。