テキサスでキーストーンXL パイプライン建設を妨害する直接行動が続いていますが、番組では米国内では初タールサンドとオイルシェールの露天採鉱になる可能性があるユタ州のケースを検証します。ユタ州は、カナダのエネルギー開発会会社に、同州モアブからさほど遠くない土地をすでに貸与しています。最近社名をU.S.オイル・サンズと変更した同社は、手付かずの自然に恵まれたこの地域の約6000エーカーの土地を採掘しようとしていますが、同地域はコロラド川の流域にあたり、3000万人以上に水を供給しています。すでに全米で2番目に乾燥しているユタ州で、採掘自体が水資源を大量に使用しますが、活動家らは採掘に使われる化学物質による水の汚染が残る可能性があると言います。この計画を阻止するために活動している2人の活動家、「リビングリバーズ&コロラド・リバーキーパー」(Living Rivers & Colorado Riverkeeper)で長い間保護部長を務めるジョン・ワイサイトと、ユタ州でのタールサンド掘削を止める闘いを先導している「それが始まる前に」(Before It Starts)の設立者で代表のアシュレイ・アンダーソンに話を聞きます。