デイリーニュース

  • 投獄されたロシアの女性バンド「プッシー・ライオット」、ヨーコ・オノやアウン・サン・スー・チーが支持

    ロシアのバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人は、ロシア正教会の聖堂内で、ロシアの指導者ウラジーミル・プーチンに抗議をする演奏を行ったとして、過去6か月間、刑務所に拘禁されています。21日、同バンドは、芸術家で活動家のヨーコ・オノによるレノン=オノ平和賞を受賞。20日には、30年ぶりに訪米中のアウン・サン・スー・チーが公的な場で「プッシー・ライオット」への支持を表明しました。服役中の「プッシー・ライオット」メンバー、ナジェージダ・トロコンニコワの夫で、「プッシー・ライオット」の代理として米国を訪れたピョートル・ベルジロフと、バンドの弁護士補助を務めるアリサ・オブラスツォワの2人に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アリゾナ州で「書類(在留資格証)を見せろ」反移民法が施行へ 「ステート・アウト・オブ・ユニオン」著者ジェフ・ビッガーズが語る

    米連邦裁判所判事は先週末、警官に呼び止めた人物の在留資格を確認するよう義務付けたアリゾナ州の反移民法(SB1070)の施行差止を解除しました。フェニックスでは22日、同法により人種プロファイリングが可能になるとして、数百人が抗議のデモ行進を行いました。「書類(在留資格証)を見せろ」法が施行される中、新著State Out of the Union : Arizona and the Final Showdown Over the American Dream(『ステート・アウト・オブ・ユニオン:アリゾナ州、そしてアメリカンドリームをめぐる最終決戦』)の著者ジェフ・ビッガーズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 特例拘置引き渡しに関与のCIA23名にイタリアの司法が有罪判決 オバマ政権による訴追は皆無

    イタリアの高等裁判所は、米国の「特例拘置引き渡し」措置によるイスラム聖職者の誘拐事件で起訴されているCIA工作員23名の控訴審で、有罪という原判決を容認する決定を下しました。アブー・オマール師は2003年、ミラノの路上で身柄を拘束されイタリア国内及びドイツ国内の米軍基地に移送された後、エジプトに送られました。アブー・オマールはそこで4年間収監されて拷問を受けました。被告となったアメリカ人は、米国が身柄の引き渡しを拒んだために全員が欠席裁判で有罪となりました。今回の判決は、テロ容疑者の身柄を拷問を許容する国に引き渡すというCIAの措置をめぐる裁判に関して、第一審が世界のどこで行われていようと上訴を受け付ける司法制度によるものです。ただし2008年当時には大統領候補だったバラク・オバマも、拷問と特別引き渡し措置を明白に非難していたのです。このオバマ発言から4年が経って、米国では今や拷問の刑事免責は二大政党のどちらもが認める政策になっていると、本日のゲスト出演者は言います。ウィスコンシン-マディソン大学で歴史学を教えるアルフレッド・マッコイ教授はTorture and Impunity : The U.S. Doctrine of Coercive Interrogation(『拷問と刑事免責:米国の強制的尋問主義』)の著者です。

    dailynews date: 
    2012/9/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トロイ・デイビスの死から1年: 処刑は全国の死刑制度廃止運動を奮い立たせた

    ジョージア州ジャクソンでトロイ・デイビスが処刑された夜、私たちの特別番組に登場したトロイの妹キンバリー・デイビスら3人の方々に話を聞きます。「私にも私の家族にも辛い時ですが、兄はいつも私たちが戦いを継続し、信念をまっとうするよう望んでいましたし、私たちはその通りにしてきました」とキンバリー・デイビスは言います。テキサス州は9月20日に今年8人目の死刑を執行しましたが、カリフォルニア州では死刑廃止の州民投票を11月に行うことが決まっています。トロイ・デイビスの遺したものや、彼の事例がどのように死刑制度反対運動を勢いづけてきたかを、ベンジャミン・ジェラス全米黒人地位向上協会(NAACP)会長、ならびに国際アムネスティ米国支部のローラ・モイエと話し合います。「人を殺してもいないのに米国で死刑に処せられたのは、トロイ・デイビスが最初ではないし、最後でも無いだろうということを私たちは知っています」とジェラスは言います。モイエは、ロイ・デイビスに比肩すると見る人の多いミズーリ州の死刑囚レジー・クレモンズの最新状況を紹介します。

    dailynews date: 
    2012/9/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トロイ・デイビス処刑から1年 ジョージア州が無実の人を処刑した疑いが今もくすぶる

    1年前の今日、ジョージア州は多くの人が有罪判決に疑問を抱くトロイ・アンソニー・デイビスの死刑を執行しました。警官マーク・マクフェイルを殺害した容疑で有罪にした証拠には重大な疑義があり、とりわけ警察以外の目撃証人の9人中7人までもが証言を撤回しているというのに、2011年9月21日に死刑が執行されました。死刑執行の延期を求めるデイビスの最後の訴えが連邦最高裁に認められるかどうか世界が注視する中、デモクラシー・ナウ!は報道機関で唯一、ジョージア州ジャクソンの刑務所敷地から生放送を続けました。6時間に及んだ特別番組で、私たちは1日中寝ずの抗議を続けていたデイビスの支援者たちや家族の声を伝えました。やがて、午後11時8分に毒物注射による死刑が執行されたとの知らせが入り、執行に立ち会った人たちの話も聞きました。

    dailynews date: 
    2012/9/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「ベインポートはロムニーの経済政策の象徴」: 中国へのアウトソーシングと戦うベイン社所有の工場労働者

    「ベインポートへようこそ。ロムニー経済のお味見を」、本日の中継現場イリノイ州フリーポートのテント村を訪れると、垂れ幕に書かれたそんな言葉が目に飛び込んできます。「ベインポート」は労働者たちが設置した野営地です。11月に工場が閉鎖されて中国に移転し170件の職も中国に移ると、労働者たちは生活手段を失います。雇用主であるセ ンサタ・テクノロジーズの工場は、共和党大統領候補ミット・ロムニーが共同起業したベイン・キャピタル所有です。デモクラシー・ナウ!がセンサタの労働者たちと最初に出会ったのは、共和党全国大会が開かれていたフロリダ州タンパでした。彼らは当地でロムニーとの会見のチャンスを探りましたが、不成功に終わりました。その後フリーポートに戻り、自分たちの職場をなんとかして救おうと抗議の野営地を設置しました。「ベインポート」で抗議中の労働者ドット・ターナーとシェリル・ランデッカーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ベインポート:ロムニーとベイン・キャピタルに職の救済を求めてイリノイの工場労働者が抗議の野営

    イリノイ州フリーポートより、共和党大統領候補ミット・ロムニーが起業した非公開投資会社ベイン・キャピタル所有の工場前からのレポートです。センサタ・テクノロジーズの労働者たちが、工場から道をはさんだ向かい側に「ベインポート」と呼ぶ野営地を設置し、工場を閉鎖し170件の職と共に中国に移転しようとする同社の計画に抗議しています。労働者たちは自分たちの職を救ってもらおうとロムニーへの呼びかけを試みてきました。センサタに勤める マーク・シュレックとトム・ゴールラップのお二人と、野営を支持し野営地閉鎖の求めを退けてきたフリーポート市長ジョージ・ゴールラップに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 大統領選の流れを変えた ミット・ロムニーのスピーチ隠し撮りビデオをスクープした マザー・ジョーンズ誌記者にインタビュー

    ミット・ロムニーが悪評を買うことになったビデオを公開したいきさつを、マザー・ジョーンズ誌のデビッド・コーン記者に聞きます。このビデオにはロムニーがフロリダでの富裕な寄付者との会合で、米国民の約47%は「政府に『依存』し、自分たちは『犠牲者』だと思い込んでいる。」「このような人々のことを心配するのは私の仕事ではない」と語っているのが、映されていました。ロムニーのこの発言に関しては共和党のあいだでも意見が割れており、このまま主張を貫くべきだとする声と、撤回すべきとする声が錯綜しています。コー ン記者はマザー・ジョーンズ誌のワシントン支局長を務め、著書には"Showdown: The Inside Story of How Obama Battled the GOP to Set Up the 2012 Election"(『対決:2012年大統領選に向けたオバマ陣営の共和党との戦いの内幕』)があります。

    dailynews date: 
    2012/9/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ロムニーの「国に依存している47%」切り捨て発言は「カントリークラブの1%」への税優遇政策と一致

    マザー・ジョーンズ誌が公開した新たな暴露ビデオで、共和党大統領候補ミット・ロムニーは寄贈者である聴衆に向かって47%のアメリカ人は政府に「依存」し、自分たちを「被害者」だと思っていると発言しています。このビデオはロムニーの選挙運動にこれまでにない政治的な逆風を浴びせています。ピュリッツァー受賞ジャーナリストで作家のデイビッド・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。ジョンストンは元NYタイムズ記者で数冊の著書があります。最新作はThe Fine Print : How Big Companies Use ' Plain English ' to Rob You Blind(『ファイン・プリント(細字部分): 大企業が“分かり易い言葉”を使ってあなたからカネを巻き上げる方法』)です。ジョンストンは、ロムニーの税政策は「(財産を代々継承する)王家の富のための政策。すでに金持ちになった人々の面倒を見るための政策です。彼が言うような、これから成功したいと努力する人たちのためのものではない」と言います。

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    2012/9/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • シカゴ教職員組合委員長カレン・ルイス: ストを終結した合意は教育の勝利

    この四半世紀で初めてのストライキを打ってから9日目の今日、シカゴの公立学校教職員たちが教室に戻ることになりました。18日、シカゴ教職員組合の800人の代表者が圧倒的多数でストライキを停止し、市との合意事項を組合員全員に周知することを採択しました。この契約には今後3年間での10パーセント以上の賃上げが盛り込まれ、これには生活費の増額の他、各自の経験や受けた高等教育に見合う昇給も含まれています。シカゴ教職員組合委員長のカレン・ルイスに今回のストやラーム・エマニュエル市長、さらにこれが全米の教育改革にもたらす意味について話を聞きます。「私たちはこれまで、子どもたちのために良くないとわかっていることをさせられ、仔細にわたって管理されてきたのです」とルイスは言います。

    dailynews date: 
    2012/9/19(Wed)
    記事番号: 
    1

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