新作映画The Girl(『ザ・ガール』)は、在留資格のない移民の問題と、メキシコと米国の国境における密入国ビジネスを描いています。賞にも輝く女優アビー・コーニッシュが出演する本作では、テキサス州に住む、食い詰めて息子を養護施設に預けている母親が、メキシコ人を米国に密入国させることに関わっていくようになります。しかし彼女の計画は頓挫し、国境超えの途中で母と生き別れになってしまった少女を預かる羽目になります。映画では、その行方のわからない母親を少女とともに探す彼女の旅が描き出されます。監督のデヴィッド・ライカーと、主演のアビー・コーニッシュに話を聞きます。「統計で語られることの多い問題ですが、そこには本物の人間がいて、それぞれの物語があるのを見せたかったのです」とコーニッシュは言います。「彼らは妻子を残して来ました。彼らは全てを故郷に残して、家族の生活を良くするために来た。彼らはあなたや私と同じ人間です。人生を取り巻く状況が違うだけなのです。」The Girlは国際女性の日の3月8日にニューヨークで公開されます。