デイリーニュース

  • 小説家アダフ・サエイフが語るエジプト革命:「人々は自分自身を再発見していた」

    エジプト人の小説家アダフ・サエイフはエジプト革命に参加し、18日間の民衆蜂起のあいだほとんど毎日、カイロのタハリール広場にいました。ニューヨークのスタジオで革命とその意義について彼女から話を聞きます。「ほぼ一夜にして市民空間がタハリール広場に創られました。そこは、エジプトや他のあらゆる国家がこうあるべきだと、人が、すべての人が想像するような理想的な空間でした」とサエイフは言います。「すべての人が自分の最大の長所を探し出し、それを提供し合っていたのです。」

    dailynews date: 
    2011/3/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 女性の権利は労働者の権利:カビタ・ラムダスが語る「国際女性の日」の歴史と100年後に女性が直面する課題

    「国際女性の日」100年を記念して、世界中で何千ものイベントが開催されています。アメリカ社会党(Socialist Party of America)による宣言を受けて、1911年に初めて欧州の数カ国でこの記念日が祝われました。国連では1975年以来3月8日を「国際女性の日」と認定しています。世界女性基金(Global Fund for Women)のカビタ・ラムダスから、「国際女性の日」の歴史、現在女性たちが直面している最も重要な問題、そして女性の権利とウィスコンシン州での労働者の権利への闘いとの関係について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • マイケル・ムーア「米国は破産なんてしてない」 ウィスコンシン州労働デモで演説

    「権力者があなたたちに信じさせようとしている事柄、つまりは年金受給をあきらめろだとか、賃金カットだとか、曽祖父母たちと同じ昔の生活水準で我慢しろといった発言に反して、米国は破産なんてしていない。絶対に」と、マイケル・ムーアは5日、マディソン市で行われたスコット・ウォーカー州知事による大半の公務員の団体交渉権を奪う法案に反対する労働デモの会場で語りました。「米国は富と現金で溢れかえっている。ただそれらはあなたたちの手元にないだけだ。それらは歴史上最もひどい強盗によって、労働者や消費者から銀行と金持ちのポートフォリオへと送金されているのです」★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/7(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 国内の公共放送予算削減の中、米国務長官が国外プロパガンダ放送の予算拡充よびかけ

    ヒラリー・クリントン国務長官は前週、アルジャジーラが「本物のニュース」を放映している点を賞賛した上で、「米国は情報戦争の最中にいて、われわれはこの戦争に現在負けている」と語りました。この戦争に勝利するために、クリントンは、米国のプロパガンダテレビとラジオを国外へ拡大することを呼びかけました。一方で米国内では現在、公共放送とコミュニティ・メディアが攻撃の対象となっています。前月、下院は米国公共放送協会(CPB)へのすべての財政援助を2013年までに削減することを採決しました。フリープレスの共同設立者であるロバート・マクチェズニーに話を聞き、またエイミー・グッドマンがコロラドで3日間行ったDon’t Ice Out Public Media(公共メディアを無視するな)ツアーのハイライトをお届けします。

    dailynews date: 
    2011/3/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • リビア国境と港町で国外避難を目指す数千の移民労働者が足止め

    リビア最高指導者ムアマル・カダフィの軍隊が数週間前に民衆蜂起の暴力的な弾圧を始めてから、リビア国内の移民労働者たちは国外避難を試みまています。国連調査によると、リビアで戦闘がはじまってから、同国の推定250万人の外国人労働者のうち少なくとも20万人が国外へ避難しました。さらに今後この数は倍増すると予想されています。エジプトやチュニジアとリビアの国境や港町には労働者数千人が集まり、避難所や食料、公衆衛生、交通手段がひどく不足する人道危機が発生しています。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマト記者が、ベンガジ港に暮らす移民労働者と国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの緊急対応ディレクター、ピーター・バウカートに話を聞きました。同レポートを提供してくれたビデオグラファーのユースフ・ミスダックに感謝します。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 反政府勢力がリビア・カダフィ軍との長期戦を準備:平和的革命の達成が遠のく

    リビア最高指導者ムアマル・カダフィの政権は、2月17日からの民衆蜂起で反体制派が掌握した都市を奪還するための反撃作戦を開始した。カダフィの軍隊はビン・ヤワド、トブルク、ラスラヌフ、ミスラタといった各都市で、武装ヘリコプターや戦闘機、戦車で反対勢力戦闘員らを攻撃しています。一方国連は、人道的援助が必要とされるリビア内の60万人の支援要請を開始する予定です。リビアの都市ベンガジに滞在するデモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマト記者に話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/3/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • マイケル・ヘイスティングズ「アフガニスタン視察の米上院議員に対し米軍が心理作戦を展開」

    米連邦法は軍部が米国市民に対して情宣活動や心理作戦を行うことを禁じています。しかしアフガニスタンで起こったかもしれないのは、マイケル・ヘイスティングズ記者によればまさにそれです。ヘイスティングズに、ローリング・ストーン誌に掲載された彼の最近の記事「また1人、逃げる将軍:軍が上院議員に心理作戦」について話してもらいます。同記事でヘイスティングズは、アフガニスタン駐留のNATO訓練担当司令官であるウィリアム・コールドウェル中将が同地を訪問する米上院議員たちに対し、より多くの部隊と戦争遂行予算を供給するように仕向けるよう違法な心理操作作戦を行っていると書いています。「これはこの軍事作戦全体がいかにはなはだしく脱線しているかを示しています」とヘイスティングズは言います。「最も重要な戦場はアフガニスタンではなく、ワシントンなのです」

    dailynews date: 
    2011/3/4(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 天然ガス業界 水圧破砕の破壊的影響を記したオスカー候補ドキュメンタリー映画『ガスランド』を攻撃

    水平掘削や水圧破砕法(フラッキング)を使った天然ガスの採掘に伴う環境汚染や人間の健康被害の危険性は米国ではこれまで何年もほとんど知られることがありませんでした。そこにこの問題を全米レベルで明るみに出したドキュメンタリー映画が登場しました。ジョン・フォックス監督のGasland(『ガスランド』)は、フラッキングが行われている土地のコミュニティーが壊滅的影響を受けている様子と、この工程で使われる技術や化学薬品の規制に対する天然ガス業界の影響力を描いています。同業界はこの映画を徹底して攻撃しました。その攻撃は2011年のアカデミー賞にノミネートされてからは特に激しくなりました。

    dailynews date: 
    2011/3/4(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米環境保護庁の漏洩文書 天然ガス採掘に伴う危険性隠匿の数十年に及ぶ試みが明らかに

    米議会や監督機関が、連邦政府に対し水圧破砕あるいは「フラッキング」という呼び名で知られる天然ガス掘削工程をより厳しく監視するよう求めてきた努力が、この25年間無駄になっていたことがニューヨークタイムズのスクープで判明しました。米環境保護庁(EPA)の科学者によるフラッキングに関する研究の範囲が上司の命で何度も制限されたり重要な判明事実が業界からの圧力で報告書から削除されたりしていたのです。EPAは現在、天然ガス掘削の危険性に関する広範な研究を続けており、その初見報告を2012年に発表するという中でこのニュースが明らかにされました。ニューヨーク州イサカに本社を置き、全米で環境汚染物質の漏出や放出を追跡している調査会社トクシックス・ターゲティング(Toxics Targeting)社長のウォルター・ハングに話を聞きます。イサカはいまフラッキングが行われている土地でもあります。

    dailynews date: 
    2011/3/4(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 環境保護活動家ティム・デクリストファー 石油天然ガス埋蔵地競売を妨害した罪で有罪 禁固10年の恐れ

    米ソルトレーク市の連邦陪審は環境保護活動家ティム・デクリストファーに対し、石油・天然ガス採掘用の10万エーカー(400平方km)以上の国有地の競売を妨害した2件の重罪に関して有罪評決を行いました。デクリストファーは2008年12月公開競売に紛れ込み、当時のブッシュ政権が交代直前に滑り込みで行った広大な国有地一帯の石油・ガス掘削権の競売を混乱させたとして告発されました。当時学生だった彼は採掘から土地を守るため、競り手を装い、支払いをする意図なしに22000エーカー(90平方km)分の土地を競り落としました。この評決で彼は最高で禁固10年の刑を言い渡される可能性があります。デクリストファー本人にこの評決について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/4(Fri)
    記事番号: 
    1

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