デイリーニュース

  • 長い夜の旅から朝へ:ハイチの元大統領ジャン=ベルトラン・アリスティドへのデモクラシー・ナウ!独占インタビュー

    ハイチのジャン=ベルトラン・アリスティド元大統領と彼の家族は3月第3週、2004年に米国が支援したクーデターで追放されて以来初めてハイチに帰国しました。内部告発サイト「ウィキリークス」が最近暴露した2005年の米国務省の外交文書に詳しく述べられているところによれば、米国とフランスの外交筋は、カリブ海のいくつかの国と南アフリカに対し、南アフリカがアリスティドを亡命者として国内に留め置かなければ、国連安全保障理事会に入れないようにすると脅迫しました。オバマ大統領は今回、南アのジェイコブ・ズマ大統領に電話をし、アリスティドをハイチに帰国させないよう伝えました。南アは従うことを拒否しました。デモクラシー・ナウ!の独占放送で、エイミー・グッドマンは亡命地から帰国するアリスティドの飛行機に同乗しました。飛行機がハイチに近づく中でのアリスティドへの機内インタビュー第2弾を放送します。

    dailynews date: 
    2011/3/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「飛行禁止区域は常に最悪の事態を招いてきた道」ジェレミー・スケイヒルがリビアの戦略は終わりがないと言及

    飛行禁止区域執行のための国際的活動としての米国と同盟国によるリビア空爆は4日目を迎えました。米国がリビアの最高指導者カダフィ大佐の暗殺計画を否定する一方で、多国籍軍はカダフィ邸を2晩続けて爆撃しました。「イラクでは、飛行禁止区域はサダム・フセイン政権を強化する結果に終わりました。今回の飛行禁止区域が逆に災いして、カダフィをさらに長く権力の座にとどめる恐れがあると思います」と、デモクラシー・ナウ!の通信員で独立系ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ジェレミー・スケイヒル 民衆蜂起がサーレハ政権を脅かす中、イエメンでの米国の秘密戦争を検証

    イエメンでは、米国が支持するアリ・アブドラ・サーレハ大統領政権から閣僚らが離反し、危機が高まっています。2ヶ月にわたる全国的な抗議運動の中、3月18日に首都サヌアでイエメン軍がデモ隊に発砲し45人が死亡、350人が負傷したことを受け、10人以上の軍の高級将校らが3月21日デモ参加者を守ることを宣言しました。ここ数年、米国はイエメンに数億ドルの軍事保障支援を提供してきました。「オバマ政権はイエメン国内での秘密戦争を拡大させ、イエメン軍、中でも特に米国の特殊作戦部隊によって訓練された精鋭の反テロ部隊への財政支援を激増させました」と、デモクラシー・ナウ!の通信員で独立系ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルは言います。「もしアリ・アブドラ・サレハが米国が訓練した反テロ部隊を自分の国民に向けて放つことにしたら、事態はさらに悪化するでしょう。」
    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ハイチのアリスティド元大統領、軍政復活なら「悲惨な状況に戻る」

    ハイチの元大統領ジャン・ベルトラン・アリスティドとその家族は18日に南フリカを出発し、7年間の亡命生活を終えハイチに帰国しました。出発直前に、オバマ大統領は南アフリカのジェイコブ・ズマ大統領にアリスティドの出国を防ぐよう打診していました。しかし南アフリカ政府は米国の圧力には屈しないと語り、その後アリスティド家族は17日夜にヨハネスブルグから飛行機に搭乗しました。エイミー・グッドマンは移動中に取材を行った唯一の記者でした。この放送はアリスティドが大西洋を渡りハイチへ向かった際に彼に対して行った世界初独占インタビューの第一弾です。「7000人の兵士が国家予算の4割を管理する時代にわれわれが戻ろうとするのなら、それは、自分たちの尊厳をいだいて悲劇や貧困から抜け出すための行動をするのではなく、悲惨な状況に再び戻るということを意味しています」

    dailynews date: 
    2011/3/21(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ハイチのアリスティド元大統領が帰国「排除が問題だ、解決法は社会が一体になること」

    デモクラシー・ナウ!の特集番組として、7年間の亡命生活を終えたハイチの元大統領ジャン・ベルトラン・アリスティドの、南アフリカからハイチへの歴史的な帰国を取材しました。アリスティドは日程が遅れて20日に開催された、人気歌手のミシェル・マーテリーと元大統領夫人のミランド・マニガの間で大統領の座が争われた決選投票の2日前に帰国しました。この取材を支援してくれた、ハニー・マソウド、シャリフ・アブドゥル・クドゥース、ニコール・サラサール、K.Kキーン、そしてキム・アイブズに感謝します。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/21(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 米軍と同盟軍がリビアに空爆、飛行禁止空域決議受け

    米国および同盟軍は、リビアの飛行禁止空域決議を設定するための2度目の空爆を開始しました。空爆の標的にはリビアの対空防衛能力やカダフィ大佐に忠誠を誓う部隊、それに要塞化されたカダフィの施設が含まれています。リビアへの攻撃は前週19日に開始されました。その日は米国のイラク進攻から8年目となる日でした。アラブ連盟はリビア上空の飛行禁止空域設定を支援しましたが、同連盟の事務局長アムル・ムーサは米軍主導の空爆を避難しました。政策研究所(Institute for Policy Studies)新国際主義プロジェクト(New Internationalism Project)のフィリス・ベニスに詳細な分析を聞きました。「米国政府は、自分たちが(空爆を)主導していないのだと国内世論と国際社会を納得させるために多大な労力を払っている。しかし軍事攻撃が開始された現段階で、米軍が攻撃のリーダーシップを執っているのは間違いありません」

    dailynews date: 
    2011/3/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • リビアの市民ジャーナリストがベンガジで取材中に銃殺される

    18日に発表された国連安保理のリビア飛行禁止空域設定決議を受けて、前週末に米国、英国、フランスの同盟軍がリビアに向けて空爆を開始しました。19日午前中、リビアの市民ジャーナリストのモハメド・ナボウスがベンガジで銃で撃たれ死亡しました。ナボウスはリビア・アルフーラTVを設立し、ネット上でニュースフィードや先月開始した民衆蜂起のレポートなどを放映していました。リビアの市民ジャーナリズムの顔として紹介されたナボウスは、カダフィ支持派の部隊による攻撃を取材中に死亡しました。ナボウスの最後のレポートの一部と、彼の妻による、人々にリビアの民主主義のために戦い続けることを訴えたメッセージの一部をお送りします。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマト記者は、先月ナボウスに、彼も建設を支援したメディアセンターにてインタビューを行いました。

    dailynews date: 
    2011/3/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • イラク戦争8周年への抗議で逮捕覚悟の平和活動家にエルズバーグも合流 ネイダーはオバマ弾劾を呼びかけ

    米国主導のイラク侵攻から丸8年を迎え、ラルフ・ネイダーとダニエル・エルズバーグが19日にワシントンDCで行われる大規模抗議活動に参加する予定です。イラクとアフガニスタンで現在も進行中の軍事占領に抗議するため、エルズバーグは「平和のための退役軍人(Veterans for Peace)」などによるこの非暴力的市民不服従行動に参加して逮捕の危険もあります。「罪のない者たちが虐殺されている」とネイダーは言います。「多くの法律専門家が思っていることを口に出してみようか? それはオバマ政権も戦争犯罪に手を染めているということだ。ブッシュが弾劾されるべきだったならば、オバマもまた弾劾されるべきなのだ」

    dailynews date: 
    2011/3/18(Fri)
    記事番号: 
    7
  • 内部告発者のマニング上等兵の独房監禁 「状況は明らかな憲法違反」とダニエル・エルズバーグ

    ウィキリークスへの内部告発の被疑者マニング上等兵の独房監禁について、「バカげていて」「愚か」だと発言した責任を取って米国務省報道官のP.J.クローリー国務次官補が13日に辞任しました。マニングはバージニア州カンティコの米海兵隊基地で「最高警備の独居房」に拘束されています。おそらく米国で最も有名な内部告発者で、同時にマニングへの最も公的な支持者の1人でもあるダニエル・エルズバーグに話を聞きます。「(マニングは)すでに9カ月以上も隔離状態で独房に拘束されている。これでは気が変になってもおかしくない。あるいは意図的にそうしているのだろう」とエルズバーグは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/18(Fri)
    記事番号: 
    6
  • 独占放送:7年の亡命から帰国するハイチ元大統領ジャン-ベルトラン・アリスティドの飛行機に同乗

    オバマ政権の意向を無視してハイチの元大統領ジャン-ベルトラン・アリスティドが今日、米国支援の2004年のクーデター追放以来初めてハイチ帰国を果たします。この放送数時間前にアリスティド一家と支援者一団が亡命先の南アフリカから飛行機に乗り込みポルトープランスに向かいました。デモクラシー・ナウ!のホスト、エイミー・グッドマンも彼の帰国を記録するためにその機に同乗しています。彼女のリポートをお送りします。

    dailynews date: 
    2011/3/18(Fri)
    記事番号: 
    5

Pages