デイリーニュース

  • NYデイリー・ニューズ紙 フアン・ゴンザレスの「内部告発者や不当に扱われた人々の指標」であり続けた25年を称える

    ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙は、コラムニストでデモクラシー・ナウ! の共同司会者フアン・ゴンザレスのこれまでの業績を称える一連の記事を掲載しました。「フィラデルフィアの新聞から新しく移ってきたフアンが、42丁目のニューズ・ビルディングの有名な地球儀のあるロビーを通り、 7階のシティ・ルームの一員になってからもう25年にもなるとは信じられません」とニューヨーク・デイリー・ニューズ紙の記事にはあります。「フアンはコ ラムニストとして戻ってきました。ニューヨークの左派や労働者に味方する声として、すばらしい仕事をしました。長年を掛けてフアンは、内部告発者や不当な 扱いを受け不公正に苦しんだ人々の救いとなってきたのです」

    dailynews date: 
    2012/12/27(Thu)
    記事番号: 
    1
  • グズグズするのはもうゴメンだ:先住民主導の抗議運動がカナダで拡大 主権と環境の正義を求めて

    先住民の権利と環境の正義を求めるキャンペーンがカナダ全土に拡がっています。これは異論の多かった政府予算への一連の抗議運動として始まったのですが、その後政治的転換を求める「Idle No More(グズグズするのはもうゴメンだ)」という名の全国的な運動へと発展しました。先住民活動家や環境活動家たちはスティーブン・ハーパー首相に対し、先住民族たちとの条約を尊重し、環境保護活動家との対話を開始し、北米先住民族(ファーストネイション)領地を貫くことになるタールサンド用パイプラインを拒否するよう要請しています。トロントにいるパメラ・パルマターに話を聞きます。パメラはライアソン大学の先住民統治議長で「Idle No More」運動の広報担当です。「カナダ人たちの富や繁栄や政策や公共業務は、私たちファーストネイション人の土地や資源による助成を受けてきたのです」とパルマターは言います。「その現実を、大半のカナダ国民はまったく理解していません」

    dailynews date: 
    2012/12/26(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ニュータウン事件後 銃の蔓延に対処するためNRAとの決別と国連武器貿易条約への支持を求められるオバマ

    米国内での銃規制議論が高まる中、世界の武器貿易を規制する国際条約制定への動きが続いています。24日の国連総会はこの条約に関する交渉を再開することを採択しました。米国は7月にこの交渉の進行を妨害しましたが、その後反対姿勢を崩しています。その議事妨害は選挙の年にオバマ大統領が議会共和党や全米ライフル協会(NRA)に屈したものだとして批判を呼びました。「世界中のどこに行っても、米国のNRAと同じような影響力を政府に対して行使している銃器圧力団体は見たことがない」とThe Shadow World : Inside the Global Arms Trade(『影の世界:世界武器貿易の内幕』)の著者、アンドルー・ファインスタインは言います。彼は南アフリカ共和国の元国会議員で、アフリカ民族会議のメンバーでした。「米国は世界中の他の国すべてが売買している額にほぼ匹敵する兵器類を輸出入しています。ですから米国内で起きることは世界の他の国に甚大な影響を及ぼすことになるのです」

    dailynews date: 
    2012/12/26(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「おまえたちの手は血で汚れている」:コードピンク 学校に武装警備員をと呼びかけた全米ライフル協会会長を遮る

    「NRA(全米ライフル協会)が私たちの子を殺している」──サンディーフック校での乱射事件後初めて公式見解を発表したNRA会長ウェイン・ラピエールを遮ったのはコードピンク活動家たちのこの横断幕メッセージでした。21日、ニュータウンの事件後の沈黙を破ったラピエールが発したのは全ての学校に武装警備員の配置を呼びかける言葉でした。コードピンクの抗議者たちは「NRAが私たちの子を殺している」「NRA:おまえたちの手は血で汚れている」と書いた横断幕を掲げてその彼の発言を妨害しました。学校の武装を求めた発言に至るまで、NRAは銃規制の議論にとって「意義のある貢献」を明らかにすると約束していました。

    dailynews date: 
    2012/12/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ガボール・マテ医師が語る:ストレスと病気の関連性、依存症、破壊された米国人の幼年期

    本日はデモクラシー・ナウ!の特別版としてカナダ人医師でベストセラー作家でもあるガボール・マテのインタビューを再放送します。疾病から依存症、育児から子供の注意欠陥障害(ADD)まで、マテ医師の研究は脳の発達に幼年期の経験が決定的な役割を果たしていることに注目し、幼年期の経験がいかに行動パターンや肉体疾患、精神疾患に影響を与えているかを解き明かします。心理的ストレスと疾病の関連性、さらに広く見れば精神の健康と肉体の健康との関連は、正統派医療においてはしばしば異論が出されます。マテは、病気への罹患、依存症や障害の進行と、それらの治癒の両方に、人間の感情が深く関与しているという、かつては常識だったことを忘れてしまった医師が多すぎるのではないかと言います。

    dailynews date: 
    2012/12/25(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米公民権運動の象徴 ジョン・ルイス下院議員が語る 投票権を勝ち取るまで、そして今度は守る闘い

    2013年が近づく中で、有名な1963年のワシントン大行進の50周年を記念し、当時のことを知る公民権運動の象徴的存在で、ジョージア州選出の下院議員を13期務めるジョン・ルイスに話を聞きます。ルイスは当時、学生非暴力調整委員会(SNCC)の議長を務め、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師とともに行進し、フリーダム・ライド運動(自由のための乗車運動)やロバート・ケネディの大統領選に参加したことで、1960年代に40回以上逮捕されたり、撲殺されかけました。
    有色人種を標的にしていると批判の声が上がっている16州が可決した投票規制法など、いまも続く投票権をめぐる闘いを振り返りながら、投票権の獲得と、それを守るための流血の苦闘をルイス議員とともに見ていきたいと思います。「人々が苦しみ、もがいていることを私たちが知ることはとても大切なことです。参加する権利のために負傷したり、命を落とす人もいました。投票は、民主主義社会の中で最も力のある非暴力手段です。これはとても貴重で、ほとんど神聖なものです。我々はこれを使わないといけません。使わなければ、失ってしまうのです」とルイスは語ります。

    dailynews date: 
    2012/12/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「世界の終わり」: 黙示録か商品目録か? ビリー牧師の説く消費礼賛と気候変動

    今日は2012年12月21日、審判の日、世界の終末の日。マヤのカレンダーによれば、という話ですが。また、新たな時代の始まり、という人もいます。とはいえ、この世界が瀕死の際にあることを知るにはマヤ暦ーもノストラダムスの予言もダニエル書もヨハネの黙示録も必要ありません。空は落ちてこないかもしれませんが、ハリケーン・サンディの被災者たちには、あたかもそのように感じられたに違いありません。気候変動、銃乱射、無人機攻撃、戦争などといった災いの兆しがあちこちに現われており、世界の終わりが急速に近づいていると思う人がいるのも容易に納得できます。「アポカリプス(黙示、啓示、終末)」という語はギリシャ語の「apocalypsis」が語源です。これは直訳すれば「覆いを取りはらうこと」、つまり隠れていたものが暴かれることを意味します。「覆いをはがす」ことで知られるのが、活動家でパフォーマンスアーティストの「ビリー牧師」です。彼は今夜、ニューヨークのタイムズスクエアで「世界の終わり」の儀式を執り行います。彼は「買い物やめろ教会(Church of Stop Shopping)」を率いて、娯楽としての消費や気候災害に異を唱える激しい説教を長年にわたり続けてきました。人々に、大企業の商品や化石燃料の不買を説いています。

    dailynews date: 
    2012/12/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アフリカ民族会議がイスラエル・ボイコット(BDS)を支持 南アのアパルトヘイトと比較する新作映画も

    アフリカ民族会議(ANC)が20日、イスラエルに対する不買、投資撤収、制裁を呼びかけるパレスチナの「BDS運動」を支持する決議を採択しました。「パレスチナ人たちこそがイスラエルとの紛争の犠牲者であり被抑圧者であるとの見解に悪びれるところはない」と宣言しています。ここではイスラエル=パレスチナ紛争を説明するのに広く使われるアパルトヘイトとの比較を検証した新作映画Roadmap to Apartheid(アパルトヘイトへのロードマップ)を見てみます。同作のナレーターはピュリッツァー賞受賞作家のアリス・ウォーカー。南アフリカの映像アーカイブ記録やインタビューを並置させて、それと類似した西岸地区とガザ地区、そしてイスラエル国内に住むパレスチナ人の生活の実態を描いています。このドキュメンタリーは過去一年間各地の映画祭で上映され数多くの賞を受けた後、一般公開となりました。共同監督である南ア生まれのアナ・ノグエイラとイスラエル生まれのエーロン・デビッドソンに話を聞きます。2人ともベテランのジャーナリストです。

    dailynews date: 
    2012/12/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ビン=ラーディン殺害に新説 パキスタンは米主導のワクチン計略の副産物に直面

    今週公開された議論百出の新作映画Zero Dark Thirty(『午前0時からの30分』)が焦点を当てるオサマ・ビン=ラーディンの捕獲に関して検証します。「世界で最も危険な人物を追う史上最大の捕り物劇」と謳うこの映画は、共和党上院議員のジョン・マケインや民主党上院議員のダイアン・ファインスティンやカール・レビンから拷問シーンをめぐり厳しい批判を浴びています。一方、パキスタンは2011年5月のビン=ラーディンの捕獲・殺害に結びついた急襲作戦の副産物に苛まれ続けています。今週、8人の医療従事者がポリオ撲滅全国運動中に殺害されました。CIAが昨年、ビン=ラーディンの所在を突き止めるために肝炎ワクチン接種事業を装ったことから、パキスタンの一部ではこの種の予防接種活動に対する反感が高まっているのです。パキスタンはポリオがいまも風土病であり続ける世界に3つしかない国のうちの1つです。パキスタンの聖職者たちはCIA協力者たちの罪を医療従事者に償わせるべきではないと言っています。パキスタンでビン=ラーディン捕獲・殺害の経緯を2カ月にわたり調査してきたばかりのマシュー・エイキンズに話を聞きます。GQ誌での彼の最新の記事は The Doctor , the CIA , and the Blood of Bin Laden(『医師、CIA、ビン=ラーディンの血』)です。

    dailynews date: 
    2012/12/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 賄賂売り場: 賄賂でメキシコ事業拡大の道を開いたウォルマート

    今では、店舗の5つに1つがメキシコにあるという、巨大企業 ウォルマートの、同国での事業拡大に絡む大規模な贈賄スキャンダルで、新たな事実が明らかになりました。2012年のはじめに、この贈賄スキャンダルを暴露したニューヨーク・タイムズ紙が、今度はウォルマートが思い通りにビジネスを展開するために使った贈賄の手口を詳細に取材するため、メキシコの大小の街をいくつも取材しました。ピュリッツァー賞受賞歴のあるニューヨーク・タイムズ紙記者で、この記事を執筆したデビッド・バーストウに話を聞きます。バーストウの記事がきっかけで、司法省は現在、ウォルマートが、米企業が海外当局者に賄賂を渡すのを違法とした海外汚職行為防止法に違反したか検討しているところです。

    dailynews date: 
    2012/12/20(Thu)
    記事番号: 
    3

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