ミシガン州の共和党知事リック・スナイダーが非常に異論の多い2つの反組合法に署名し、同法が発効しました。労働組合の牙城であった同州はこれで正式に米国24番目のいわゆる「労働権」州となったわけです。11日には数千人のデモ参加者がランシング市の州議会議事堂に溢れ、同法が労働に対する組織的攻撃であり、賃金低下と集団交渉権の弱体化を招くと非難しました。このデモに参加した2人に話を聞きます。ケイシー・オッペンハイムは正看護師でミシガン大学職業看護師評議会の会長です。アンディ・ポッターはミシガン刑務官協会(Michigan Corrections Organizaiton)の州副会長でサービス従業員国際組合(SEIU)の全米共和党組合員諮問委員会議長です。また、ネイション・インスティテュート調査報道基金の報道研究員リー・ファンに、この法案がいかにして強力な企業や億万長者の黒幕たちによって断行されたかについても話を聞きます。ミシガン州議員たちはまた機能不全状態の議会をいいことに女性の中絶の権利を甚だしく制限する3本の法案を通そうとしています。これが通れば多くの医療保険で中絶費用を負担するlことが禁止され、さらに道徳的見地から企業従業員や医療従事者が医療保険や医療行為を提供することを拒否することができるようになるのです。