デイリーニュース

  • 「仕事をしなさい」:ダーバンでの演説で波紋を呼んだ学生のアンジャリ・アパデュライ ドーハのCOP18に最初は出入り禁止

    2011 年ダーバンでのCOP17で世界の指導者たちに地球を救うためにもっと努力するよう呼びかけた、22歳の大学生アンジャリ・アパデュライは、気候正義を主張し続けるためドーハに 来ています。アパデュライは、ドーハのCOP18の第1週目には会議場への入場を拒否されましたが、現在はアース・イン・ブラケッツ(Earth in Brackets)という団体の一員として世界の青年活動家の声を再び代表するために会議に出席しています。

    dailynews date: 
    2012/12/5(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 小さな島国から世界最大の汚染国家まで 地球温暖化に関し「全員」が米国に注目

    ドー ハのCOP18では、途上国は、米国をはじめとする富裕国の温室効果ガス排出量削減の約束は不十分であり、気候変動によって引き起こされた損害や災害に対して貧困諸国に賠償金を支払うことを怠っているとして非難しています。本日は、ドーハからセーシェルの気候変動大使で小島嶼国連合代表のロナルド・ジュモーと「サ ウス・センター」事務局長のマーティン・コーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/12/5(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ドーハでのCOP18の進行を妨げる米国代表に エイミー・グッドマンが質問

    ドー ハで開催中の気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)のめったに開かれることのない記者会見で、デモクラシー・ナウ!司会のエイミー・グッドマンは、米国代表のジョナサン・パーシングに質問し、米国が温室効果ガス 排出量をより大幅に削減して壊滅的な気候変動から地球を救おうとする取組みを行っていない件を問いました。米国のトッド・スターン気候変動担当特使は、これまでにドーハで記者会 見を1度行ったのみです。本日、もう一度記者会見を行う予定でしたが、インターネットに載った本日の会議目録を見ると、一項目だけ赤字になっています。記者会 見はキャンセルされたのです。

    dailynews date: 
    2012/12/5(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 富裕国の化石燃料への助成金は、気候変動により援助を必要とする諸国への援助金の5倍

    団体「オイル・チェンジ・インターナショナル」(Oil Change International)による最新報告書によると、富裕国は、気候変動援助の5倍の額を化石燃料助成金に使っています。富裕国は2011年、化石燃料助成金に580億ドルを費やした一方、貧困国における気候変動への適応と影響の軽減に対して費やした金額は110億ドルだけでした。同報告書によると、米国は2011年、化石燃料助成金に130億ドルを費やし、気候変動援助には25億ドルだけでした。オイル・チェンジ・インターナショナルのキャンペーン・ディレクター、デビッド・ターンブルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/12/4(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「炭素の津波」 世銀が報告 排出量削減公約が達成されても起きる致命的な地球温度上昇

    世界銀行の依頼で作成された衝撃的な新報告書は、たとえ各国が現在の排出削減公約を守ったとしても、今世紀末までに気温は摂氏4度(華氏7.2度)上昇する可能性があり、破壊的な食料不足、海面上昇、低気圧と干ばつをもたらすだろうと警告しています。公約が守られない場合、気温上昇はもっと早く起こるかもしれません。「私たちが世界の生態系を大規模な絶滅の危機に陥れるなら、この問題は地球上の全ての人間に影響を及ぼす、差し迫った危険なのです」と、2つの最新報告書を作成することを手伝った、第一線の物理学者で環境科学者のビル・へアは言います。ヘアは、クライメート・アナリティックス(Climate Analytics)のCEO兼マネージング・ディレクターで、2007年の気候変動会議の政府間パネル報告書Mitigation of Climate Change(『気候変動の緩和』) と The Synthesis Report(『総合報告書』)の筆頭著者です。一方、科学者らは、気候変動の破壊的影響を最小限に抑えるのは今ならまだ遅くはないと言います。クライメート・アクション・トラッカー(Climate Action Tracker)による別の報告書は、地球温暖化は、2度以下に保たれるだろうとしています。

    dailynews date: 
    2012/12/4(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 台風「ボーファ」が大被害をもたらす中、フィリピンの交渉人が富裕国に対し地球温暖化への取り組みを要請

    フィリピンでは大型台風で、少なくとも40人が死亡し、数千人が避難しています。台風「ボーファ」は、西太平洋における観測史上最南の台風で、2012年にフィリピンに上陸した台風の中で最大のものです。カタールでの国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)から、ドーハのフィリピン代表団の代表交渉人で、フィリピン気候変動委員会の委員長であるナデレフ・イェブ・サニョから話を聞きます。彼は、台風「ボーファ」と、最近米国東海岸を襲ったハリケーン「サンディ」は、「私たちが、緊急措置を求める必要があり、気候変動は本当に起こっているのだという明らかな実例」だと言います。

    dailynews date: 
    2012/12/4(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アイルランドのメアリー・ロビンソン元大統領:気候変動は現代の最大の人権問題

    ドーハでの国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)から、アイルランド初の女性大統領で、元国連人権高等弁務官であるメアリー・ロビンソンから話を聞きます。ロビンソンは現在、「メアリー・ロビンソン財団:気候正義」(Mary Robinson Foundation–Climate Justice )の代表を務めています。彼女は、団体「ザ・エルダーズ」(The Elders)や「マドリッッド・クラブ」( Club of Madrid)のメンバーであり、オバマ大統領からの大統領自由勲章など数々の賞を受賞しています。「環境問題は、21世紀最大の人権問題であり、開発問題と貧困問題に一取り組む上でのつの方向性だと思います」と、ロビンソンは言います。「つまり、私たちは、米国や欧州、その他の世界の先進地域において、化石燃料が増大し、そのことによって最貧層の人々の発展が阻まれ、彼らの暮らしが侵害されているという不公正な事実を考えるべきです。私たちは、幸せや良い生活を損ねない方法で、豊かな国と貧しい国の双方の生活の質を実際に変えることができるのです」。

    dailynews date: 
    2012/12/4(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ドーハのCOP18 :オバマ2期目の気候変動対策への期待を米国の代表交渉人が一蹴

    オバマ大統領の2期目への再選は、地球温暖化問題に取り組む上での米国の協調努力について世界中に希望を与えました。しかし、これまでの所、巨大ハリケーン「サンディ」による破壊をもってしても、拘束力を持った温室効果ガス排出削減目標の設定に反対するというオバマ政権の姿勢を変えはしなかったようです。米国のトッド・スターン気候変動担当特使は12月3日、ドーハでの国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)で初めて、報道陣からの質問に答えました。スターンは地球規模の気候交渉における米国の役割に変更はないことを示し、また、2012年の会議の主催国であるカタールの1人当たり排出量が世界トップであることを批判しないといいました。

    dailynews date: 
    2012/12/4(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エジプト裁判官がモルシ大統領の憲法令に対する抗議行動に参加 新憲法の国民投票前に

    エジプトの司法関係者は、モルシ大統領が先月発布した大統領権限の強化と司法による審査や監視からの大統領の免責を定めた憲法令に抗議するため、国内で激化する抗議行動に参加しました。エジプトの判事らは、2週間後に予定されている新憲法草案の是非を問う国民投票の監視を行うことを拒否しています。反対派は先週、国民投票に対する抗議行動を呼びかけていました。エジプト最高憲法裁判所とモルシ大統領を支持するイスラム主義者との間の対立を受け、エジプトの裁判官の団体はこの決定をしました。2日、イスラム主義のデモ隊が建物を包囲したのを受け、エジプト最高裁は、職務を無期限で停止しています。カイロのデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/12/3(Mon)
    記事番号: 
    5
  • カタールのCOP18 軽視された出稼ぎ労働者の窮状に注目

    カタールは出稼ぎ労働者が労働人口の94%、市内人口の80%を占め、国民に対する移民の人口比率が最も高い国です。カタールに住む移民の大半は、石油や建設部門か飲食店、宿泊施設、民家で働くために、南アジアの貧困国から来た人びとです。彼らの窮状は、カタールが国連気候変動サミットの開催国となり、2022年のサッカーワールドカップ開催に先立って建設ブームが期待される中、表面化しました。デモクラシー・ナウ!プロデューサーのマイク・バークがネパール人ジャーナリストで国際労働組合総連合と共にカタール在住のネパール人労働者に面接を行ったり会合の通訳を行ってきたデベンドラ・ドゥンガナに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/12/3(Mon)
    記事番号: 
    4

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