デイリーニュース

  • 無料の幼稚園前保育から有給病気休暇、昇給まで デブラシオNY市長 進歩的な公約を 実現

    デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスが、ニューヨークのビル・デブラシオ市長に年度末独占インタビューを行いました。ゴンザレスは、最新のコラムで「就任後わずか1年でデブラシオ市長が達成した事項のリストには、この私でさえ舌を巻く。米国で都市の政治報道に35年間たずさわり完全な懐疑論者になっていた私なのだが」と書きました。「教育、手の届く価格の住宅、警察と地域社会との関係の改善、市職員との新たな契約と賃上げなどの大きな問題ばかりではない。あまり騒がれていないが、ふつうのニューヨーク住民に影響を及ぼす重要な方策もしかり。低所得労働者の有給病気休暇や給与、80万人への記憶にある限り最小の家賃値上げなどだ」。

    dailynews date: 
    2014/12/19(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米・キューバ国交正常化に向け オバマ大統領は 対キューバ経済封鎖を 議会の承認なしに解除できるか?

    銀行取り引き、投資および渡航規制緩和を含む、米国とキューバの新たな国交正常化の詳細について見るとともに、オバマ大統領が、議会の承認なしにキューバに対する経済封鎖を解除することは可能かを議論します。キューバ関連の米法を専門とするワシントン在住の弁護士ロバート・ミューズに話を聞きます。ミューズは先日、「季刊アメリカス」誌(Americas Quarterly)にU.S. Presidential Action on Cuba: The New Normalization?(「米大統領の対キューバ措置:新たな正常化?」)と題された記事を寄稿しました。また、マイケル・ラトナーには、キューバのグアンタナモ湾の米軍刑務所のこれからについて話を聞きます。ハバナからの中継で、ジョージ・ワシントン大学、アメリカ国家安全保障アーカイブ(National Security Archive)のキューバ・ドキュメンテーション・プロジェクト(Cuba Documentation Project)責任者ピーター・コーンブルーも議論に参加します。

    dailynews date: 
    2014/12/18(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「キューバの5人」釈放は キューバを崩壊させようとした 数十年に渡る米国の試みの失敗を意味するのか?

    米・キューバ関係の新たな1章がはじまろうとしていますが、今回の取り引きの一環として行われた囚人の釈放についての議論をお送りします。キューバは米国際開発庁(USAID)契約職員アラン・グロスおよび、ひそかにCIAのために活動していたキューバの元諜報員を釈放し、米国は拘束の続いていた「キューバの5人」(Cuban Five)の残りの3人、へラルド・エルナンデス、アントニオ・ゲレロ、そしてラモン・ラバニーノを釈放しました。「キューバの5人」の弁護チームの一員マーティン・ガルバスに話を聞くとともに、「キューバの5人」のなかで最初に釈放されたレネ・ゴンザレスに、デモクラシー・ナウ! が2013年に行ったインタビューの一部をお見せします。ゴンザレスは亡命キューバ人過激派組織捜査のために来米した理由を語っています。また、両国の新たな関係の重要性についても議論します。「米政府は、キューバ革命を最初から破壊しようとしていました。そして、これは基本的にそれが不成功に終ったと認めたも同然なのです」と、Who Killed Che?: How the CIA Got Away with Murder(『誰がチェを殺したのか?―CIAの完全犯罪』)の共同執筆者マイケル・ラトナーは言います。

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    2014/12/18(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 過去の足かせを経ち切る:米国とキューバ 新たな国交関係の夜明けを発表

    12月17日、オバマ大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長は、米国は50余年ぶりのキューバとの国交を正常化させると発表しました。歴史的なこの取り決めには、ハバナの米国大使館開設が含まれ、両国間の囚人の交換も行われる予定です。キューバのハバナより中継で、ジョージ・ワシントン大学、アメリカ国家安全保障アーカイブ(National Security Archive)のキューバ・ドキュメンテーション・プロジェクト(Cuba Documentation Project)責任者ピーター・コーンブルーに感想を求めます。「55年を経てやっと、歴代米大統領が長年ずっとキューバに対しつづけてきたばかげた米外交政策に、分別と実効性の要素、そして近代化が訪れたということです」とコーンブルーは言います。コーンブルーはBack Channel to Cuba: The Hidden History of Negotiations between Washington and Havana(『キューバへの裏ルート ――ワシントンとハバナの隠された交渉史』)を共同執筆しました。

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    2014/12/18(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 報道の自由の闘い:CIA内部告発事件をめぐりジェームス・ライゼン記者に出頭命令 

    ここ数十年でもっとも重大な報道の自由をめぐる事件に関し、米国政府はニューヨーク・タイムス紙の記者ジェームス・ライゼンに対し限定的な証言を求める方針を固めました。ライズンは16日、機密情報漏洩の容疑で起訴された元CIA職員の裁判に向け来月前半に予定されている予審尋問会に参加するよう出頭命令を受けました。しかしライズンは、CIAが失敗したイランの核開発妨害工作を明らかにした機密情報の漏洩容疑で起訴されているジェフリー・スターリングの裁判では証言しないと誓っています。証言を拒めば、ライズンは投獄されるかもしれません。検察当局はライズンにスターリングが情報源ではないかは質問しないと言っていますが、それ以外の何を聞かれるのかは明らかではありません。EmptyWheel.netの調査報道ブロガーで、ExposeFacts.orgの寄稿者であるマーシー・ウィーラーに話を聞きます。

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    2014/12/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • マイケル・ブラウン殺害を不起訴にした大陪審の証人は人種主義者で精神を病み虚言癖のある元受刑者

    警官によるマイケル・ブラウン殺害への抗議が全国で続く中、ブラウンを射殺したファーガソンの警察官ダレン・ウィルソンを起訴できなかった大陪審に新たな疑惑が浮上しています。疑惑の焦点は、大陪審の記録中で「証言者40」とだけ記されている女性です。彼女は大審院の証言で、ブラウンはウィルソンに向かって「フットボール選手」のように突進したと述べました。今週始めTheSmokingGun.comというウェッブサイトが、「証言者40」をサンドラ・マッケルロイと同定しました。このサイトによると、彼女は「犯罪歴を持つミズーリ州の躁鬱症の女性で、人種差別的な発言の過去を持ち、以前にもセントルイスの注目を集めた刑事事件で巧妙に証言を提供しましたが、最終的には「完全な作り話」として警察に却下されました。マッケルロイは今回も、自宅から30マイルも離れた場所で起きた銃撃について偽りの目撃証言をした可能性が高くなっています。アル・シャープトン牧師は16日、「証言者 40」に関する報道はブラウンの遺族に新たな希望をもたらすと述べました。ニューヨーク・デイリー・ニュース紙の取材に対し、大陪審は「公正な手続きを欠いていた」ことを示すものだと答えています。TheSmokingGun.comの編集者ウィリアム・バストンに、この問題を伺います。彼は「証言者4」の身元をあばいた記事の主な書き手です。

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    2014/12/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • パキスタンの不安定化:タリク・アリ タリバンの学校襲撃は米国のアフガン侵攻のつけ

    パキスタン北西部のペシャーワル市では、タリバンの学校襲撃によって殺害された145人の遺体を埋葬しています。このうち132人は児童です。タリバンによる攻撃では過去最大の犠牲者数となりました。パキスタン陸軍によると16日の事件は、軍と一般市民の男女子弟が通う陸軍公立学校を、7名のタリバンが襲撃したものです。ナワツ・シャリフ総理大臣は三日間の服喪を宣言し、パキスタンの全政党をペシャワールに召集し攻撃への対処を話し合います。報道によると、陸軍はこの一帯で過激派の攻撃を開始しました。タリバン側は、北ワジリスタンで行われているパキスタン政府のタリバン討伐作戦に対する報復として、軍人の子弟を標的にしたと述べました。パキスタン出身の英国の政治評論家タリク・アリとアルジャジーラ英語放送のウェブ版パキスタン通信員アサド・ハシムに話を聞きます。

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    2014/12/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • マイク・グラベルが上院議員マーク・ユーダルに要請:私がペンタゴン・ペーパーのときにしたように拷問調査の全てを公開せよ

    退任を控えた民主党上院議員のマーク・ユーダルは上院の議場で12月第2週、中央情報局(CIA)の現長官ジョン・ブレナンを含む、拷問プログラムと隠蔽に関わったCIA高官らの追放を求めました。しかし、彼の上院での任期が終わりを迎えようとする中で、ユーダルに独自の行動を起こすことを求める声が上がっています。上院は12月第2週、全報告書6000ページ以上の中から、わずか一片である全大きく編集された480ページを発表しました。米政府はCIAの要望に従って、この報告書の全てを発表することを阻止しました。このことが、ほとんど使われることのない議会特権をユーダルが行使し、報告書を公のもにするべきだという要望に火をつけました。この特権の行使には前例があります。1971年、当時アラスカ州上院議員だったマイク・グラベルは、一般市民はベトナム戦争の背後にある真実を知る権利があると主張し、7000ページのペンタゴン・ペーパーの4000ページ以上を上院の公式記録としました。それから40年以上経った今、グラベルに彼の歴史的行動と、CIAの拷問に関する上院の全報告書に関し、彼がユーダルに自分と同じ道をたどるよう求めている理由について話を聞きます。

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    2014/12/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「心理的拷問は米国の法律によって守られている」:虐待における共謀はブッシュ時代よりはるか前から始まっていた

    オバマ大統領がジョージ・W・ブッシュ政権時代の拷問の犯罪捜査を引き続き拒否する一方、ディック・チェイニー前副大統領は無実の人々を含む外国人囚人への拷問についてまったく後悔していないと述べました。チェイニーはNBCの番組「ミート・ザ・プレス」(Meet the Press)の中で12月14日、「同じことを何の躊躇もなくやるだろう」と話しました。チェイニーの発言は、政府高官は法を超越するのか、今罪に問われないということは、将来さらなる虐待が生まれるのではないか、という問いを浮き彫りにしています。ウィスコンシン大学マディソン校の歴史学教授で、A Question of Torture: CIA Interrogation, from the Cold War to the War on Terror(『拷問の問題:冷戦時代からテロへの戦争までのCIAの尋問』)とTorture and Impunity: The U.S. Doctrine of Coercive Interrogation(『拷問と刑事免責:米国の強制尋問政策』)の著者であるアルフレッド・マッコイに、刑事免責と米国の拷問の歴史について話を聞きます。

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    2014/12/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 2人の心理学者がCIAの拷問法を生み出し、世界最大の心理学者団体が虐待を可能にしたのか?

    中央情報局(CIA)の拷問プログラムの“設計者”と考えられている心理学者が、ハリド・シェイク・モハメドの水責めに実地に参加していたこと認めましたが、番組では世界最大の心理学会であるアメリカ心理学会が米国の虐待に秘密裏に共謀していた疑惑を検証します。空軍を引退した心理学者ジェームズ・ミッチェルは「バイス・ニュース」(Vice News)のインタビューに応え、ハリド・シェイク・モハメドの水責めに実際に参加していたことを初めて認めました。彼は彼のパートナーであるブルース・ジェッセン博士と共に、尋問プログラムの開発を補助するために雇われました。上院の報告書によると、ミッチェルとジェッセンには、最も虐待的なやり方を含むCIAの拷問方法の開発補助として、8100万ドルの報酬が支払われました。この上院の報告書が明らかにされる一方で、アメリカ心理学会(APA)は同会の指導部がCIAの拷問に関与したかどうかを究明する再調査を始めています。APAのこの調査は、ピュリッツアー賞受賞歴のあるニューヨーク・タイムズ紙の調査報道記者ジェームズ・ライゼンによる暴露記事によって促されたものです。

    dailynews date: 
    2014/12/16(Tue)
    記事番号: 
    1

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