1965年3月7日、モンゴメリーへ向け、選挙権を求める平和行進をしていた数百人の活動家が、エドマンド・ペタス橋上で警察に暴行を受けた「血の日曜日」から50年、3月第1週の週末、アラバマ州セルマを数千人が訪れると見られています。「血の日曜日」はセルマからモンゴメリーへの行進の試みの1回目に起こりました。3回試みられたこの行進は、最終的に連邦政府の保護のもと、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア師による先導で成功しました。ジョージア州選出のジョン・ルイス下院議員は、「血の日曜日」に暴行を受けたデモ参加者の1人です。 ルイスは当時25歳で「非暴力学生調整委員会」(Student Nonviolent Coordinating Committee)のオーガナイザーをしていました。「私は州警察に警棒で頭を殴られました。橋の上で脳震盪をおこしたのです」とルイスは言います。「私は足の力を失いました。自分は死ぬのだと思いました。死神を見たような気がしました。今でも、どうやってあの橋から教会まで戻ることができたのか思い出せません」