「自分が耳にしていることを信じられませんでした」―陸軍中佐アレックス・ビンドマンは19日の米下院弾劾調査公聴会で、7月のトランプ大統領とウクライナ大統領ウォロディミール・ゼレンスキーのあいだの電話会談を傍聴した時の感想を、そう語りました。その電話の中で、トランプ大統領は、政敵のジョー・バイデンと、その息子でウクライナの天然ガス会社ブリスマの取締役を務めていたハンター・バイデンを調査するように、ゼレンスキーに圧力をかけました。国家安全保障会議(NSC)のビンドマン欧州担当部長は、19日に開かれた2つの公聴会の最初の会で、ペンス副大統領のロシア担当外交顧問ジェニファー・ウィリアムズとともに証言しました。元ウクライナ担当上級部長のカート・ボルカーと、国家安全保障会議のヨーロッパおよびロシア担当のシニア・ディレクターであるティム・モリソンも証言しました。共和党議員は繰り返し弾劾手続きを批判しましたが、民主党は擁護に徹しました。ワシントンD.C.から、ローリングストーン誌のワシントン支局長アンディ・クロールに話を聞きます