上院は、密室で進められている環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉のファストトラック権限をオバマ大統領に与える法案を承認しましたが、6月におこなわれる下院の投票を前に、協定反対派は攻勢を保っています。多くの民主党議員を含む反対派は、TPPが不平等を助長し、雇用を減少させ、医療、環境および金融への規制を損なうとしてTPPに反対しています。この貿易交渉は密室でおこなわれ、一般市民は交渉の文書のほとんどを目にしていません。しかし、内部告発団体ウィキリークスが6月2日、この秘密主義を変えるためのキャンペーンを始めました。同団体は、彼らが言うところのTPPの知られざる草案章の漏洩に対する報奨金に使う10万ドルを集めることを目指しています。ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジに話を聞きます。