民主党全国大会がフィラデルフィアで始まろうとしていますが、ヒラリー・クリントン支持者とバーニー・サンダース支持者の間の緊張は高まっています。ウィキリークスが2万通近いメールを公開し、民主党がいかにヒラリー・クリントンに肩入れし、ライバルのバーニー・サンダース上院議員の信用を傷つけようと舞台裏で動いていたかの実態が明らかとなりました。民主党全国委員長を務めるフロリダ州選出上院議員デビー・ワッサーマン・シュルツはこのリークの後の24日、委員長職を退くと述べました。25日夜に発言を予定しているサンダースは民主党の綱領(プラットフォーム)について、「民主党史上で最も進歩的」だとして民主党員が綱領に同意したことを賞賛することになっています。しかし綱領をめぐる戦いでは、サンダース側が提案した特別代議員廃止の修正を民主党全国委員会が拒否し、サンダースは大きな敗北を喫しています。調査報道サイト「インターセプト」のザイド・ジラニに聞きます。ジラニは、いかに「民主党大会が特別代議員制度の維持を条件付きで採択したか」("DNC Votes to Keep Superdelegates, But Sets Some Conditions")を記事で解説しています。