ペイパル共同創設者のピーター・ティールは21日、共和党全国大会で「ゲイであることを誇りに思う」と宣言した初めてのスピーカーとなり、新たな歴史を作りました。ティールは今年ニューヨーク・タイムズ紙に対し、レスラーのハルク・ホーガンがゴーカー・メディア社に対して起こした訴訟へ密かに資金提供し個人的に1000万ドルを使ったと認め話題になりました。この訴訟はゴ―カーがセックステープを掲載したことで、プライバシーを侵害されたとホーガンが訴えたものでした。5月、陪審員は1億4000万ドルの賠償金の支払いをゴーカーに命じ、ゴ―カーを破産に追い込みました。ティールは、”Peter Thiel is totally gay, people” (みんな、ピーター・ティールは完全にゲイだ)」と見出しを付けた2007年の記事をサイトに掲載した後から、ゴ―カーに目をつけていました。元ゴ―カー・メディア社員でティールを取材していた『インターセプト』のテクノロジー・レポーター、サム・ビドルに話を聞きます。