デイリーニュース

  • テニスボールより銃の規制を:全米ライフル協会が共和党全国大会で演説する傍ら コードピンクがオハイオ州の公然と銃を持ち歩ける法律に抗議

    全米ライフル協会は今回初めて、主任ロビイストを共和党全国大会に送りました。同協会によれば、協会を代表して政党の全国大会で演説したのはクリス・コックスが初めてです。コックスは、ヒラリー・クリントンが大統領に就任したならば、人々が拳銃を所有する権利を脅かすと警告しました。19 日(火)にコックスが党集会で演説してる間、セキュリティゲートの外では、銃反対派の活動家達が抗議行動を繰り広げていました。彼らは、今週クリーブランドの街中では一般人が軍隊レベルの武器の所有が許されているというのに、テニスボールや缶類、傘を持つことさえ許可されていないことを糾弾しました。デモクラシー・ナウ!は、平和活動団体「コードピンク」が「銃による暴力を防ぐブレイディ・キャンペーン」と協力して、テニスボール 500 個を共和党全国大会会場入り口に置いてきた場面を取材しました。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ロジャー・エイリスの失墜:セクシャルハラスメント告発は保守系メディア最大の有力者を失脚させるか?

    数々のセクシャルハラスメントの告発を受けているロジャー・エイリスですが、現在フォックスニュース会長の地位を退く話し合いをしていることを彼の弁護士が明らかにしました。かつて共和党で力を発揮したエイリスは、20 年の間、保守系報道機関で最も力のある人物でした。彼のスキャンダルが明るみに出たのは、フォックスニュースの元キャスターのグレチェン・カールソンがエイリスを訴えたのがきっかけです。現役キャスターのメギン・ケリーもまたエイリスをハラスメントで訴えています。多くの人々が予想されるエイリスの辞任を喜ぶ中、「フェミニスティング(Feministing)」ブログ創立者のジェシカ・バレンティは、「嫌らしい男一人を辞めさせたところで、フォックスニュースというどうしようもない女性嫌悪の組織は変わらない」と言います。カールソンは訴状で、フォックスニュースの全体的な女性嫌悪の社風も指摘しています。長年、報道機関に関する批評を行ってきた『ネイション誌』のジョン・ニコルス記者から話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジョン・ニコルス:共和党はドナルド・トランプの支持よりもヒラリー・クリントンへの軽蔑で結束

    ドナルド・トランプが公式に共和党公認の大統領候補者になりました。クリーブランドの共和党大会で行われた指名投票の後で、下院議長のポール・ライアンが発表しました。前日の18 日(月)には「ネバー・トランプ(トランプ反対)」(Never Trump)運動のメンバー達が一時的にトランプに対する反乱を起こしたばかりです。反対者達は共和党全国大会の初日を混乱させましたが、共和党執行部が抑え込みました。19 日の指名投票中に不賛成派の代表者達はブーイングしました。『ネイション誌』のジョン・ニコルスから話を聞きます。彼は最近、Trump is Officially the GOP Nominee- but Republicans Aren't Exactly Celebrating (『トランプが共和党公式大統領選候補にーしかし、共和党支持者達は必ずしも祝っていない』)を執筆しました。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「エジプトのジョン・スチュワート」バッセム・ユーセフ、米国へ移住 大統領選の風刺を開始

    エジプト人コメディアン、バッセム・ユーセフとクリーブランドから放送します。彼もまた、ここで共和党全国大会を取材しています。彼の以前のショーは、エジプトと中近東の政治を風刺するアラブ世界の「ザ・デイリー・ショー」として知られていました。この番組「ザ・ショー」(El Bernameg)はエジプトのホスニー・ムバーラク元大統領が2011年の民衆蜂起で失脚した後に始まりました。この番組は1エピソードあたりの視聴者が最大300万人にも上る、エジプト史上最も人気のあるテレビシリーズとなりました。「ザ・ショー」への圧力は徐々に強くなり、2013年にはイスラムとムルシー元大統領を侮辱したとしてヨーセフに逮捕状が出されました。ヨーセフは尋問されたのちに保釈されましたが、次の政権でも圧力は続きました。彼は2014年、陸軍元帥のアブドルファッターフ・アッ=シーシーが大統領に選ばれた数日後に、同番組の放送を中止すると発表しました。エジプトの政治を茶化すことができなくった彼は、アメリカの政治を風刺するために米国に移住しました。彼の新しい番組「民主主義の手引書」(Democracy Handbook)はフュージョン・チャンネルで放送されています。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    7
  • トランプの副大統領候補マイク・ペンスを検証:安全で合法的な中絶とLDBTQの権利に反対する活動家

    LGBTの権利と、女性が受ける性・生殖分野の医療サービスへの制限について、ドナルド・トランプと彼が指名した副大統領候補でインディアナ州知事のマイク・ペンスがどのような態度をとってきたか、ドーン・ラグエンスと共に検証します。ラグエンスは、「米国家族計画連盟」(Planned Parenthood Federation of America)と「家族計画行動基金」(Planned Parenthood Action Fund)の副代表で顧客経験最高責任者です。ペンスは、企業などがLGBTの人々を差別することを許す、非常に議論を呼んだ反LGBT的な「信教の自由回復法」(Religious Freedom Restoration Act)を制定しました。この法律は、全米中で反発を引き起こしました。多くの企業や、インディアナポリスに本拠地がある全米大学体育協会(NCAA)を含むプロスポーツチームやリーグがインディアナ州をボイコットすると脅しました。アップル社の最高経営責任者ティム・クックは同法を激しく非難し、米国南部の黒人差別法になぞらえました。最終的にペンスは、同法が反LGBT差別を認可しないことを明記した修正法を施行することを余儀なくされました。また、ペンスは知事として、同州での「家族計画」への資金削減を監督し、同州全域での中絶を制限することを法制化しました。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    6
  • プロフェッツ・オブ・レイジ:共和党全国大会でトランプに反対するための「貧困を終わらせろ」行進でトップを飾ったチャックDとトム・モレロ

    共和党全国大会(RNC)が7月18日から始まった中、ドナルド・トランプの出馬に抗議するために数千人が会場の外に集まりました。その日最大の抗議の中で、数千人が「貧困を今終わらせ、経済的正義のために行進しよう」という活動に参加しました。パブリック・エナミ―のチャックDとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロによる新プロジェクト「プロフェッツ・オブ・レイジ」のコンサートが終わった後に街頭に繰り出した活動家や組織者たちにデモクラシー・ナウ!が話を聞きました。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    5
  • フレディ・グレイの死で3人目の警官が無罪になる一方、殺人に抗議したことで活動家たちは有罪

    フレディ・グレイの逮捕に関するすべての罪で3人目の警官が無罪になったことに対する反応をボルチモアから放送します。グレイは2015年、逮捕され警察車で輸送された後、脊髄損傷で死亡しました。現場にいた中で最も階級の高い警官である警部補のブライアン・ライスは、過失致死、公務員職権乱用、無謀危険行為の罪を問われていました。バリー・ウィリアムズ判事は裁判の途中で、第2級暴行罪を取り下げていました。元連邦検事で法律アナリストのシェリル・ウッドと、ボルチモアの活動家で「ザ・リアル・ニュース・ネットワーク」(The Real News Network)のプロデューサーであるクワメ・ローズに話を聞きます。ローズは警官ウィリアム・ポーターの2015年の12月の無効審理に抗議している最中に法執行機関からの命令に従わなかったとして有罪判決を受けました。ローズの控訴審は7月19日に始まります。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 共和党の代議員と学校教師:ミシェル・オバマの演説を盗用したことで、メラニア・トランプは「0点」

    ドナルド・トランプの妻のメラニア・トランプは7月18日、基調演説を行いました。しかし、この演説は議論を呼ばずにはすみませんでした。多くの評論家たちは、メラニア・トランプが、大統領夫人ミシェル・オバマの2008年の民主党全国大会の演説の一部を盗用したとして非難しています。2人の共和党代議員たちに彼らの意見を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「トランプ反対」 vs 指名候補者を支える団結:共和党の将来についての討論

    共和党全国大会(RNC)は7月18日の午後、一時的な騒乱状態に陥りました。指名が確実とされる大統領候補ドナルド・トランプに反対する一部の党員が会場を出ていき、トランプ出馬反対という象徴的な投票の試みに失敗した彼らに対して他の党員が不服の合唱をするという事態が起きたのです。トランプ陣営および共和党全国委員会の指導層と、「ネバー・トランプ(トランプ反対)」(Never Trump)の代議員たちとの大会会場でのあからさまな喧嘩は、統一された共和党という概念を完全に打ち砕きました。トランプ反対派は、投票で党規約を否決することはできないだろうと分かっていましたが、点呼投票をすることによって彼らがトランプ指名を承認しないことを記録に残したかったと言っています。さらに詳しく検証するために討論会を放送します。ケンドール・ウンルーは共和党全国大会のコロラド州の代議員で「全米トランプ反対運動」(the national Never Trump movement)の代表です。ラジュ・チンサラはインディアナ州の代議員で、ドナルド・トランプを支持しています。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「トランプ反対」運動が反乱を企て 共和党全国大会が一時騒乱

    数千人の共和党の代議員たちが2016年の共和党全国大会(RNC)のためにオハイオ州クリーブランドに集まっています。同党はこの大会で、ドナルド・トランプを大統領候補として正式に指名する予定です。しかし、すべての代議員たちがドナルド・トランプに満足しているわけではありません。RNCは7月18日、「ネバー・トランプ(トランプ反対)」(Never Trump)運動のメンバーたちが点呼投票(すべての州の票数を集計する時間のかかるプロセス)を求めることによって反乱を起こし、一時的に混乱状態に陥りました。しかし、提案された投票方法が会場全体に対して発表されようとしたとき、トランプ陣営と共和党の指導層は代わりに発声投票(十分な票数を持たない反対者たちをすぐに判断する)を選択することによって反抗的な派閥を抑え込みました。点呼投票を求める叫びがトランプの支持者たちによる「アメリカ! アメリカ!」という大合唱にによってかき消され、会場は大混乱となりました。デモクラシー・ナウのディーナ・ガズダーが報告します。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    1

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