イェール大学の事件は、ジョージタウン大学が過去の奴隷貿易への関与の清算に取り組む中で起こりました。1838年、ジョージタウン大学は、カトリック教会の将来への基礎固めの資金を得るため、著名なイエズス会司祭たちに所属し奴隷状態にあったアフリカ系アメリカ人272人を売却しました。最近、同校はワーキンググループを設立し、売却された奴隷の子孫に対し、どのような義務を負っているのか検証を開始しています。Ebony & Ivy: Race, Slavery, and the Troubled History of America’s Universities.(『エボニーとアイビー:人種、奴隷制、そしてアメリカの大学の問題ある歴史』)の著者クレッグ・スティーブン・ワイルダーに話を聞きます。