デイリーニュース

  • ニナ・ターナー: 12 才のタミル・ライス殺害は 黒人と白人の命の価値の違いを浮き彫りにする

    クリーブランドから共和党全国大会を報道しています。デモクラシーナウ!は、 2014 年におもちゃの空気銃で遊んでいたタミル・ライス少年が 2 人の警官により射殺されたカデル公園に行きました。警察に電話で通報した人物は、ライスが武器を携帯していたと告げたものの、「おそらく、おもちゃだ」と付け足していました。この情報は現場に駆けつけた警官に伝わらず、彼らは現場到着後 2 秒のうちにライスを射殺しました。大陪審は、この警官 2 人の起訴を見合わせました。クリーブランド当局は4 月に、タミル・ライスの遺族が起こした訴訟で、 600 万ドルを支払って和解することに合意しました。元オハイオ州上院議員そして市会議員も努め、息子が警官で、夫も元警官のニナ・ターナーから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    8
  • クリーブランドの共和党全国大会でトランプの落選を願いながらも トランプ・グッズを売る人達

    19 日(火)夜にクリーブランドで行われた共和党全国大会では、「アメリカがまた機能するように」がテーマでした。19 日にはデモクラシーナウ!のカーラ・ウィルズがクリーブランドの街頭に出て、「もう一度アメリカを素晴らしい国に」(Make America Great Again)と書かれた帽子や「トランプ・フレーク」と呼ばれるシリアルを路上で販売する人達と話しました。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    7
  • クリス・クリスティ 自分の側近への汚職疑惑をよそに ヒラリー・クリントンへの模擬裁判を行う

    19 日(火)夜の共和党全国大会で一番賑わったのは、ドナルド・トランプの副大統領候補の最終選考に残ったニュージャージー州知事クリス・クリスティのスピーチでした。その中で彼はヒラリー・クリントンの模擬裁判を演出しました。彼がヒラリー・クリントンについて語っているとき、共和党の代表達の間からは繰り返し「クリントンを刑務所に入れろ!」という掛け声が上がりました。しかし、クリスティは自分自身がスキャンダルの渦中にいます。クリスティが任命した 5 人が汚職疑惑で連邦検察局の関心を引き、最近では彼の側近が連邦収賄罪の有罪を認めました。クリスティのスピーチの後で、ヒラリー・クリントンは、「クリス・クリスティが人様に道徳を説教できるなんて信じる人には、月でも売ってあげましょう」とツィートしました。ニュージャージー州の政治アナリストで調査報道記者のボブ・ヘネリーから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    6
  • 「トランプを壁で囲め」:共和党の国境と移民の政策に抗議して 活動家達が党大会の会場を壁で囲む

    共和党は、メキシコとの国境に壁を築くというドナルド・トランプの提案を公式に党綱領に採択しました。新綱領は、「国境壁は、米国の南側の国境をすべて覆い、車両と徒歩の両方の交通をしっかり止められなければならない」と記述しています。これを受けて、移民人権活動家達は、クリーブランドで開催されている共和党全国大会の会場周辺に独自の壁を作ることにしました。ミヘンテ(Mijente)、ラカス・ソサエティ(Ruckus Society サイバー活動家グループ)、反戦イラク帰還兵の会(IVAW)、アザー 98 %(The Other 98%)、働く家族の党(Working Families Party)などの団体が、共同で壁の建設を行っています。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 移民を犯罪に結びつける共和党の主張の嘘を暴く

    共和党大会の最初の 2 晩は、移民が共通テーマでした。18 日(月)の演説では、息子が在留資格のない移民に殺された母親が二人話しました。しかし全米移民評議会(America Immigration Council)の新報告書には、移民は米国生まれの人達よりも犯罪行為に従事する確率が低いこと、そして移民の多さが犯罪率の低下に関連してることを報告しています。しかし、この報告書が共和党全国大会の演説者達に引用されることはないでしょう。全米移民評議会主任研究者で報告書の共同執筆者のウォルター・ユーエンから話を聞きます。彼が執筆した最新記事は、『共和党綱領は移民政策についてあまり理解していない』です。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    4
  • テニスボールより銃の規制を:全米ライフル協会が共和党全国大会で演説する傍ら コードピンクがオハイオ州の公然と銃を持ち歩ける法律に抗議

    全米ライフル協会は今回初めて、主任ロビイストを共和党全国大会に送りました。同協会によれば、協会を代表して政党の全国大会で演説したのはクリス・コックスが初めてです。コックスは、ヒラリー・クリントンが大統領に就任したならば、人々が拳銃を所有する権利を脅かすと警告しました。19 日(火)にコックスが党集会で演説してる間、セキュリティゲートの外では、銃反対派の活動家達が抗議行動を繰り広げていました。彼らは、今週クリーブランドの街中では一般人が軍隊レベルの武器の所有が許されているというのに、テニスボールや缶類、傘を持つことさえ許可されていないことを糾弾しました。デモクラシー・ナウ!は、平和活動団体「コードピンク」が「銃による暴力を防ぐブレイディ・キャンペーン」と協力して、テニスボール 500 個を共和党全国大会会場入り口に置いてきた場面を取材しました。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ロジャー・エイリスの失墜:セクシャルハラスメント告発は保守系メディア最大の有力者を失脚させるか?

    数々のセクシャルハラスメントの告発を受けているロジャー・エイリスですが、現在フォックスニュース会長の地位を退く話し合いをしていることを彼の弁護士が明らかにしました。かつて共和党で力を発揮したエイリスは、20 年の間、保守系報道機関で最も力のある人物でした。彼のスキャンダルが明るみに出たのは、フォックスニュースの元キャスターのグレチェン・カールソンがエイリスを訴えたのがきっかけです。現役キャスターのメギン・ケリーもまたエイリスをハラスメントで訴えています。多くの人々が予想されるエイリスの辞任を喜ぶ中、「フェミニスティング(Feministing)」ブログ創立者のジェシカ・バレンティは、「嫌らしい男一人を辞めさせたところで、フォックスニュースというどうしようもない女性嫌悪の組織は変わらない」と言います。カールソンは訴状で、フォックスニュースの全体的な女性嫌悪の社風も指摘しています。長年、報道機関に関する批評を行ってきた『ネイション誌』のジョン・ニコルス記者から話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジョン・ニコルス:共和党はドナルド・トランプの支持よりもヒラリー・クリントンへの軽蔑で結束

    ドナルド・トランプが公式に共和党公認の大統領候補者になりました。クリーブランドの共和党大会で行われた指名投票の後で、下院議長のポール・ライアンが発表しました。前日の18 日(月)には「ネバー・トランプ(トランプ反対)」(Never Trump)運動のメンバー達が一時的にトランプに対する反乱を起こしたばかりです。反対者達は共和党全国大会の初日を混乱させましたが、共和党執行部が抑え込みました。19 日の指名投票中に不賛成派の代表者達はブーイングしました。『ネイション誌』のジョン・ニコルスから話を聞きます。彼は最近、Trump is Officially the GOP Nominee- but Republicans Aren't Exactly Celebrating (『トランプが共和党公式大統領選候補にーしかし、共和党支持者達は必ずしも祝っていない』)を執筆しました。

    dailynews date: 
    2016/7/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「エジプトのジョン・スチュワート」バッセム・ユーセフ、米国へ移住 大統領選の風刺を開始

    エジプト人コメディアン、バッセム・ユーセフとクリーブランドから放送します。彼もまた、ここで共和党全国大会を取材しています。彼の以前のショーは、エジプトと中近東の政治を風刺するアラブ世界の「ザ・デイリー・ショー」として知られていました。この番組「ザ・ショー」(El Bernameg)はエジプトのホスニー・ムバーラク元大統領が2011年の民衆蜂起で失脚した後に始まりました。この番組は1エピソードあたりの視聴者が最大300万人にも上る、エジプト史上最も人気のあるテレビシリーズとなりました。「ザ・ショー」への圧力は徐々に強くなり、2013年にはイスラムとムルシー元大統領を侮辱したとしてヨーセフに逮捕状が出されました。ヨーセフは尋問されたのちに保釈されましたが、次の政権でも圧力は続きました。彼は2014年、陸軍元帥のアブドルファッターフ・アッ=シーシーが大統領に選ばれた数日後に、同番組の放送を中止すると発表しました。エジプトの政治を茶化すことができなくった彼は、アメリカの政治を風刺するために米国に移住しました。彼の新しい番組「民主主義の手引書」(Democracy Handbook)はフュージョン・チャンネルで放送されています。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    7
  • トランプの副大統領候補マイク・ペンスを検証:安全で合法的な中絶とLDBTQの権利に反対する活動家

    LGBTの権利と、女性が受ける性・生殖分野の医療サービスへの制限について、ドナルド・トランプと彼が指名した副大統領候補でインディアナ州知事のマイク・ペンスがどのような態度をとってきたか、ドーン・ラグエンスと共に検証します。ラグエンスは、「米国家族計画連盟」(Planned Parenthood Federation of America)と「家族計画行動基金」(Planned Parenthood Action Fund)の副代表で顧客経験最高責任者です。ペンスは、企業などがLGBTの人々を差別することを許す、非常に議論を呼んだ反LGBT的な「信教の自由回復法」(Religious Freedom Restoration Act)を制定しました。この法律は、全米中で反発を引き起こしました。多くの企業や、インディアナポリスに本拠地がある全米大学体育協会(NCAA)を含むプロスポーツチームやリーグがインディアナ州をボイコットすると脅しました。アップル社の最高経営責任者ティム・クックは同法を激しく非難し、米国南部の黒人差別法になぞらえました。最終的にペンスは、同法が反LGBT差別を認可しないことを明記した修正法を施行することを余儀なくされました。また、ペンスは知事として、同州での「家族計画」への資金削減を監督し、同州全域での中絶を制限することを法制化しました。

    dailynews date: 
    2016/7/19(Tue)
    記事番号: 
    6

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