デイリーニュース

  • ガザ支援船団フリーダム・フロッティラに対するイスラエルの武力攻撃に世界中が非難:最低10人死亡、数百人が拘束中

    5月31日(月)早朝、ガザ地区に向かっていた国際支援船団「フリーダム・フロッティラ」がガザ沖約40マイルの公海でイスラエル軍に襲撃されました。支援船6隻には約700人の国際活動家が乗船し、1万トンの人道支援物資が積まれていました。同船団は、ガザ地区の3年間の長い封鎖を破ろうとしていました。イスラエルの奇襲部隊は、船団の先頭で約600人の活動家が乗船していたトルコ船籍「マビ・マルマラ」号に乗り込みました。この攻撃により、同船に乗船していた少なくとも10人、最大で19人の民間人が死亡したと伝えられています。イスラエル軍はさらに、マビ・マルマラ号と他5隻の船団を拿捕し、アシュドッド港に曳航しました。数百人の活動家がイスラエル刑務所に抑留され、約50人は国外退去させられました。国連安全保障理事会は攻撃を非難し、イスラエルによって拘束された船団と民間人の即時解放と公正な調査を要求しました。国連安全保障理事会では、米国を除く全ての常任理事国が、イスラエルによるガザ地区の3年間封鎖の解除を明確に要求しました。トルコはイス ラエルの行動を国家的テロに例えています。アダム・シャピロ、アミラ・ハス、アリ・アブニマー、リチャード・フォークから話を聞きます。

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    2010/6/1(Tue)
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    2
  • デイヴィッド・カービー「人間と環境に迫り来る、大規模経営の養豚、酪農、養鶏の脅威」

    デイヴィッド・カービーに、その著書Animal Factory: The Looming Threat of Industrial Pig, Dairy and Poultry Farms on Humans and the Environment(『動物工場:人間と環境に迫り来る、大規模経営の養豚、酪農、養鶏の脅威』)について話しを聞きます。「規制がもっと必要だ、その規制を守らせる必要がある」「これらの食品会社は自主管理、無監督制下に操業しており、明らかに消費者がそのツケを払っている」と彼は語ります。

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    2010/8/24(Tue)
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    2
  • 映画「フリーダム・ライダーズ」:1961年米南部で始まった人種隔離バスへの抵抗運動

    1960年の歴史的な座り込みの舞台となった、ノースカロライナ州グリーンズボロのウールワース(米国大手スーパーマーケット)跡地に、今年2月1日、国際公民権センター&博物館(The International Civil Rights Center and Museum)がオープンしました。黒人歴史月間(Black History Month)のはじまりを記念して、非暴力行動だった「グリーンズボロ座り込み」の成功に喚起された、ある若者グループについてお送りします。1961年5月、黒人と白人の学生グループが、ディープサウス行きの州間バスに乗車し始めました。その学生たちは身の危険をおかしてまで、人種隔離に抵抗しようとしました。彼らは自分たちを「フリーダム・ライダーズ」と呼びました。白人の暴徒はそうした運動に暴力で応じました。フリーダム・ライダーたちを乗せたバスの一台が放火されたこともあります。多くのフリーダム・ライダーたちが激しい暴行を加えられ、病院に運ばれました。番組では、前週のサンダンス映画祭でプレミア上映された「フリーダム・ライダーズ(Freedom Riders)」の、スタンリー・ネルソン監督に話を聞きました。また、元フリーダム・ライダーズであるベルナール・ラフィエットとジム・ツヴェルクの二人も出演します。
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    2010/2/1(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 不拡散公約にもかかわらず、オバマ予算案は核兵器備蓄に70億ドルの追加予算を計上

    不拡散公約にもかかわらず、オバマ予算案は核兵器備蓄に70億ドルの追加予算を計上 オバマ政権は、記録的な3兆8000億ドルの予算案の一部として、議会に米軍の核兵器備蓄費を5年間で70億ドル以上増額することを要請しています。オバマは、米国の核兵器保有を削減し核兵器のない世界を目指すと宣言したにもかかわらず、追加資金を求めています。この提案には、ニューメキシコ州ロスアラモスの新たなプルトニウム生産施設のための大幅な資金増加が含まれています。ニュークリア・ウワッチ・オブ・ニューメキシコ(ニューメキシコ核監視団)代表ジェイ・コグランに話を聞きます。

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    2010/2/2(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 拷問と特例拘置引渡しの犠牲者マヘール・アラールが最高裁に対米政府の訴訟を認めるよう要請

    拷問と特例拘置引渡しの犠牲者であるカナダ人マヘール・アラールの弁護団は、彼が米国政府を訴えることを阻止した下級裁判所の判決を覆すことを最高裁判所に求めています。アラールは2002年、ニューヨークのケネディ空港で米当局に捕らえられてシリアに移送されました。そこで彼は拷問され、尋問を受け、小さな地下房に約1年拘禁されました。米連邦控訴裁判所は2009年、訴訟を進めるのを認めることは「三権分立を侵害し、米国の外交政策を抑制する」という判決を下しました。
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    2010/2/2(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ビル・キグリー:医療目的輸送の「恥ずべき」中断が証明するハイチ人の苦しみの深刻さに対する米国の無関心

    米軍は、5日間の中断の後、ハイチ地震による重傷者をフロリダへ運ぶ医療救助飛行を再開しました。飛行が中断していたのは、フロリダ州と連邦政府の間の経費についての係争のためでした。ハイチから米国に帰国したばかりの「憲法上の権利センター」(Center For Constitutional Rights)のビル・キグリーは、「救うことの出来る重傷患者を米国内に運んでくるその方法論でつまづいたなど信じがたいことだ」と言います。
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    2010/2/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 当初の結論前言撤回 司法省、ブッシュ政権の弁護士らの拷問容認容疑にお咎めなし

    スペインの裁判所はグアンタナモ米軍基地の囚人ハミド・アブダラマン・アフマドへの拷問疑惑について正式な犯罪捜査を開始しました。裁判所はジョン・ユー、ジェイ・バイビー、アルベルト・ゴンザレスを含むブッシュ政権の6人の弁護士を、アフマドと4人の他の囚人たちが受けた拷問の「筋書きを作った」と表現しました。この捜索が行われる一方では、水責めなどの拷問を正当化するメモを作り上げたユーとバイビーの職務上の違法行為について、米司法省はお咎めなしとするのではないかと報じられています。司法副長官のデビッド・マーゴリスは、バイビーとユーが、いわゆる尋問技術の向上を容認する2002年の重大なメモを作成したことで職務上の責務に反する行為を行ったという当初の結論を軟化させたと報じられています。
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    2010/2/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「米国の秘密アフガニスタン刑務所」:調査で明らかになった新たな米軍拷問現場とアフガニスタンにおける虐待疑惑

    ジャーナリストのアナンド・ゴパールによる新たな調査によって、ブッシュとオバマ両政権下におけるアフガニスタンの秘密刑務所の痛ましい詳細が明らかになりました。ゴパールは、アフガニスタン国内数箇所の米軍基地あるいはアフガニスタン軍基地内にある、公表、非公表両方の施設で拘束されて虐待されたアフガニスタン人たちにインタビューしました。彼はさらに、バグラム空軍基地に赤十字でさえ入ることができないもう一つの秘密刑務所があることを明らかにしています。この刑務所は「黒い刑務所」と呼ばれ、米軍特殊部隊によって運営されていると報じられています。
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    2010/2/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 『餓鬼の領分で』:バンクーバーの安全麻薬注射提供所常勤医のガボール・マテ博士が語る依存症と注意欠陥障害の生物学的かつ社会経済学的原因

    ガボール・マテ博士はカナダ・バンクーバーにあるポートランド・ホテル・ソサエティの常勤医です。バンクーバーは麻薬使用者が世界で最も多い地区の1つでもあり、同ソサエティは麻薬依存症に付随する危険を少しでも減らすことを目的とした滞在型施設を運営しています。この施設は専門家の監督の下での安全な麻薬注射の場を提供している北米で唯一の場所です。マテ博士はこれまでベストセラーを4冊刊行していて、最新の本はIn the Realm of Hungry Ghosts: Close Encounters With Addiction(『餓鬼の領分で:依存症を考える』)です。この著作で博士は、生物学的かつ政治的な原因の理解を取り入れた、依存症の新しい治療方針を提案しています。博士にはまた、注意欠陥・多動性障害に関する研究と心と体の関係についても話をしてもらいました。
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    2010/2/3(Wed)
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    2
  • 史上初 米軍上層部が同性愛公言禁止規則の撤廃を要請

    米国防総省の上層部は初めて、ゲイやレズビアンであることを公言している人々の従軍、あるいは従軍中に公言することを禁じた同性愛公言禁止(Don't ask, don't tell)政策を撤廃することを要請しました。ゲイであることを理由に除隊処分になった前陸軍情報将校アレグザンダー・ニコルソンに感想を聞きます。もう1人、Unfriendly Fire: How the Gay Ban Undermines the Military and Weakens America(『 アンフレンドリー・ファイア:いかにゲイ排除が軍とアメリカを弱体化させるか』) の著者ナサニエル・フランクからも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/3(Wed)
    記事番号: 
    1

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