デイリーニュース

  • 米連邦控訴裁判所がアパルトヘイト賠償金訴訟の公聴を開始

    南アフリカのアパルトヘイト政権への援助で告訴された国際企業数社に対する画期的な裁判が始まろうとしています。これらの企業の中には、ダイムラー・アーゲー社、ゼネラル・モーターズ社、フォード・モーター社、IBM社が含まれています。この集団訴訟では、これらの企業が、アパルトヘイト政権下の南アフリカでビジネスを行っていた間、人権侵害に加担したことが争点となっています。訴訟は、少数の白人による支配の犠牲になった黒人らによって数年前に起こされました。被害者側の弁護団は賠償金として最高4000億ドルを求めています。
    dailynews date: 
    2010/1/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米移民税関捜査局 拘留移民の死亡例を隠蔽

    オバマ政権は移民拘留システムの総点検を約束してきましたが、ニューヨーク・タイムズ紙は先週末、同システムを厳しく非難する記事を掲載しました。その記事によると連邦当局が移民拘留制度の監督者という地位を利用し、米国の移民拘留所内部での死亡例や虐待例をメディアが報じるのを妨害していたというのです。移民税関捜査局(ICE)はやっといま2003年10月以降、同局が身柄を拘留した移民のうち107人が死亡したことを認めました。しかしその死者数は何年もの間、公的な記録として残っていなかったのです。
    dailynews date: 
    2010/1/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ハイチ壊滅的 この200年で最大の地震 死者数千人の恐れも

    マグニチュード7.0という巨大地震がハイチに壊滅的な打撃を与えています。カリブ海諸国では2世紀以上にわたってこのような大きな地震はありませんでした。建物は倒壊し街が炎に覆われています。被害の規模はまだわかりませんが死者は数千人以上、家を失った人も数十万人以上と心配されています。政治危機ばかりか自然による危機に揺れるハイチの最新情報です。ハイチ・リベルテのジャーナリスト、キム・アイブズと、家族が震源地に住むハイチ出身のアメリカ人作家エドウィッジ・ダンティカに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/1/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • マキシーン・ウォーターズ下院議員、ハイチ危機に対する米国の対応を語る

    マキシーン・ウォーターズ下院議員(民主党、カリフォルニア州選出)が12日に起きたハイチ地震への米国および海外の救援対策について語ります。14日朝現在、救援はほとんど到着しておらず、生存者の必死の捜索が続いています。
    dailynews date: 
    2010/1/14(Thu)
    記事番号: 
    5
  • ナオミ・クライン、ハイチに警告 惨事活用型資本主義の再襲来を回避せよ

    ジャーナリストでライターのナオミ・クラインは、13日夜、ニューヨークで講演し、ハイチの危機について次のように語りました。「私たちがはっきりと認識しなくてはならないのは、自然災害であり人的災害でもある今回の悲劇が、次の二つのことに必ず利用されるということです。まず第一に、ハイチをさらに借金づけにすること、そして二番目に、米国の企業利益を優先する、あまり人気のない政策を無理やり承認させることです。陰謀説などではありません。これまでに、何回も起きてきたことなのです。」
    dailynews date: 
    2010/1/14(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 過去数十年間の米国の対ハイチ政策が「これほど自然災害の影響を深刻に受ける社会基盤を作った」

    12日の大地震後のハイチの状況とハイチの歴史について、同地に長期滞在したことのある2人のゲストに話を聞きます。ビル・キグリーは、「憲法上の権利センター」(Center For Constitutional Rights)の法律問題担当。ブライアン・コンカノンは、ハイチのインスティテュート・フォー・ジャスティス・アンド・デモクラシーのディレクターです。
    dailynews date: 
    2010/1/14(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ハイチからの報告:救助道具、食糧と水が不足 救援を求める必死の呼びかけ

    12日の地震で市の大半が瓦礫と化したポルトープランスでは、10万人近くが死亡し、数万人が家を失いました。14日朝現在、ハイチには救援がほとんど届いていません。救援物資を乗せた飛行機が米国、EU、カナダ、ロシア、ラテンアメリカからまもなく到着すると伝えられています。ポルトープランスから独立系ジャーナリスト、アンセル・ハーツに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/1/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「絶え間のない叫び声」:大地震に襲われたハイチ、懸命の生存者捜索が続く

    マグニチュード7.0の大地震に襲われたハイチで、死亡者数が上昇しています。街頭には遺体が横たわり、瓦礫の下からは救いを求める人々の叫びが続いています。状況が悪化している一方で、救援はまだほとんど届いていません。死亡者数は確実に数万人にのぼりますが、10万人を超す可能性もあります。番組では、地震発生時に家族連れで滞在中だったポルトープランスのホテルで負傷者救助の手伝いを続けている米国人の若者に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/1/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • NBAで唯一のハイチ生まれの選手サミュエル・ダランベールが救援活動支援で10万ドルを寄付

    米バスケットボール協会(NBA)でただ1人のハイチ生まれの選手でフィラデルフィア・セブンティシクサーズのスターティング・センターであるサミュエル・ダランベールがハイチ救援基金集めに動いています。彼はサミュエル・ダランベール基金の創設者でもあり、同基金はいま国連児童基金(ユニセフ)や赤十字、フィード・ザ・チルドレンとともに彼の母国への人道援助を支援しています。
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「ハイチの民主制度破壊はブッシュの責任」──米救援活動共同議長へのブッシュ指名に物申す

    国際人権団体「トランスアフリカ」の創始者であり、An Unbroken Agony: Haiti, from Revolution to the Kidnapping of a President(『終わらない苦悩:ハイチ、革命から大統領誘拐まで』)の著者であるランダル・ロビンソンに話を聞きます。オバマ大統領が前職、元職のジョージ・W・ブッシュとビル・クリントンに米国のハイチ救援活動の共同議長を指名したことについて、ロビンソンは「ブッシュはハイチの民主制度の破壊に責任がある……クリントンは労働搾取工場を推進するような経済発展計画の導入を押し付けた……もっとも、それはいま問題にすべきことではない。いま大切なのはいのちを救うことだ」と言います。
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    3

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