デイリーニュース

  • 南アフリカ亡命のアリスティド大統領 「悲惨から貧困でも威厳を持った状態へハイチを再建させたい」と帰国希望

    失脚した前大統領のジャン・ベルトラン・アリスティドが14日、亡命先の南アフリカで発言しました。「私たちはいま心底ほんとうにハイチにいなければならないと感じている。ハイチの人々とともに死者が増えるのを防ぐために最善を尽くしていたいのだ」「私たちの方では、今日でも明日でもいつ何時でも帰還の準備はできている。ハイチの人々に合流しその苦難を分かち合い、悲惨から、貧困でも威厳を持った状態に国家再建の手助けをしたい」
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 地震を生き延びても死の危険 救援物資のハイチ到着遅延で

    ハイチへの人道支援物資の供給が滞っています。インフラが破壊され、道路も遮断されて交通・連絡網が寸断されているせいです。12日の大地震を生き延びた人たちの多くがいま死に瀕しています。きれいな水、食糧、医療物資がとにかく早急に必要です。街ではいたるところに死体が転がっています。赤十字は遺体収容袋が底をついていると言っています。ポルトープランスの赤十字は死者を5万人と推定しています。ハイチの総人口の3分の1にあたる300万人の人々が負傷したり家を失ったりしています。
    dailynews date: 
    2010/1/15(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929-1968)

    本日はマーティン・ルーサー・キング・デーで祝日になります。キング牧師は81年前の1929年1月29日に生まれ、1968年の4月4日に、テネシー州メンフィスにあるロレイン・モーテルで暗殺されました。39歳という若さでした。キング牧師は公民権運動の指導者として人々の記憶に残っていますが、その一方で貧困問題とも戦い、「貧者の行進」を組織して経済的正義の問題に取り組みました。また、米外交政策とベトナム戦争に対する厳しい批判者でもありました。キング牧師が1967年の4月4日にニューヨークのリバーサイド教会で行った演説「ベトナムを越えて(Beyond Vietnam)」、そして、暗殺される前夜の1968年4月3日に彼が行ったスピーチ「私はあの山頂に登った(I Have Been to the Mountain Top)」をお届けします。
    dailynews date: 
    2010/1/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ハイチのフェミニスト指導者ミリアム・メルレ(1953年‐2010年)

    最後にお届けするのは、ハイチの政治活動家ミリアム・メルレ死去という悲しいニュースです。彼女は1月12日、倒壊した自宅のがれきの下敷きになって死亡しました。ミリアム・メルレはハイチの女性省の主席補佐官で、レイプが政治的手段として使われている状況に国際的注目を集めることに尽力した急進的フェミニストです。ミリアムをよく知る脚本家で活動家のイブ・エンスラーから話を聞き、2008年にミリアムが女性支援団体Vデイで演説した際の映像を放送します。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    6
  • 「ハイチはガザのようだ」:シャリフ・アブドゥル・クドゥースが語る地震1週間後のハイチ

    シャリフは、ハイチ人は国連の地震生存者たちへの対応にますます不満を募らせていると報告しています。「国連はコミュニティの人々と交流を図っていない」と彼は言います。「国連は、ポルトープランス周辺地域での効率的な援助の分配を可能にする人々と協力して行動していないのです」。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「ハイチは根幹を揺るがされている」:エイミー・グッドマンがポルトープランスから報告

    「ハイチはポルトープランスとその周辺一帯でたくさんの爆弾が爆発したかのように破壊されています。そこには救助の手が全く届いていません」。ポルトープランスから離れて地震の震源地に向かうエイミー・グッドマンはこう報告しています。「死臭が空気中に漂っています」。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 俳優で活動家のダニー・グローバーが語る1804年以来の米-ハイチ関係の今日への影響

    著名な俳優、監督、プロデューサーであるダニー・グローバーは、長年にわたるハイチの支援者でもあります。彼の監督デビュー作「トゥーサン」は、元奴隷で、1804年ハイチがフランスから独立した際に建国の父の一人となったフランソワ=ドミニク・トゥーサン・ルーヴェルチュールを描いたものです。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ハイチ救援活動の軍事化で非難される米国

    ポルトープランス唯一の空港を統制している米軍は、一部の救援機を迂回させたことで批判を受けています。国境なき医師団は、外科チームと医療機器を乗せた同団体の5機が着陸を認められず、ドミニカ共和国のサントドミンゴに迂回させられたと言います。米軍はまた、野戦病院設備を運ぶフランスの救援機を引き返させました。アルジャジーラの英語放送は1月17日、この状況を報道しました。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 医師:誤報と人種差別がポルトープランス総合病院での復興努力を凍結

    ハイチで無料医療を提供してきた団体パートナーズ・イン・ヘルスのエバン・リヨン医師は、1000人が手術を必要としているポルトープランスの総合病院から「セキュリティ上の問題はない」と報告しています。リヨンは、都市部での暴力の報道はメディアによって誇張されたもので、その報道が救援、医療援助の到着に影響を及ぼしていると話しています。
    dailynews date: 
    2010/1/19(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 自殺との米主張に疑い スコット・ホートン弁護士が明らかに グアンタナモ収容の3死者は秘密の場所で拷問を受けていた

    米政府が2006年6月に自殺によって死亡したとしていた3人のグアンタナモ収容者が、じつは自殺ではなく拷問で死亡したと示唆する新たな証拠が出てきました。ハーパーズ・マガジンの6カ月に及ぶ調査取材によれば、この3収容者はグアンタナモで「キャンプ・ノウ(Camp No)」として知られる秘密のヤミ施設で尋問を受けている最中に窒息させられたり拷問されたりしていたというのです。取材記事は1人の元2等軍曹の証言の一部を基にして書かれています。この2等軍曹は、オバマ政権は自分の訴えを調査することを拒んでいると言います。
    dailynews date: 
    2010/1/20(Wed)
    記事番号: 
    3

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