デイリーニュース

  • 特報 無届け離隊の米兵がドイツで亡命申請 「イラクの不法な戦争」への再派をめぐり

    1年半前にイラク戦線への復帰を避けるために無届けで隊を離れた米兵がドイツで亡命を申請しました。特技兵アンドレ・シェパードは2004年9月から05 年2月までアパッチ・ヘリコプターの整備兵としてイラクで従軍しました。彼の部隊はその後、07年初めにイラクへ再派されることになりましたが、彼はそれを忌避し、戦争を「不法」として無届けで部隊を離れました。2週間前に亡命を申請するまでの1年半の間、彼はドイツで地下生活を続けていました。今回初めて世界に発信されるメディアでインタビューに応じます。

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    ★ DVD 2009年度 第4巻 「海外に広がる米軍基地」に収録

    dailynews date: 
    2008/12/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ロン・ハワード監督、新作「フロスト/ニクソン」を語る

    アカデミー賞受賞監督ロン・ハワードの新作は、辞職を余儀なくされた唯一の大統領、リチャード・ニクソンがテーマです。映画「フロスト/ニクソン」は、ニクソン辞職から3年後の1977年が舞台。辞任後初めて沈黙を破ったニクソンの有名なテレビ・インタビューを再現します。英国人トークショー・ホスト、デビッド・フロストに28時間以上をかけてインタビューされたニクソンは、最後に、ウォーターゲート事件における自分の役割について暗に有罪を認めました。
    dailynews date: 
    2008/12/15(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アルンダティ・ロイが語る「9は11ではない(そして11月は9月ではない)」

    ムンバイ襲撃事件と9.11襲撃事件との比較が続々となされる中、インド当局は先週、同国の治安とテロ対策インフラを大規模に改造すると公表しました。ムンバイ襲撃とニューヨーク市の襲撃との比較を危険視し、警告する声があがっています。数々の賞に輝く小説家で活動家のアルンダティ・ロイです。最新の記事「9は11ではない(そして11月は9月ではない)」が、インドのアウトルック誌、英国のガーディアン紙、そして米国ではTomDispatch.com に掲載されました。

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    dailynews date: 
    2008/12/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 農業従事者や食糧・食品業界関係者らが持続可能な国家レベルの食糧・農業政策導入をオバマに要請

    農業従事者や調理師、また「フード・デモクラシー・ナウ」という食料政策提唱団体が、オバマの政権移行チームに対し、次期政権が農業の企業化にメスを入れ、より持続可能な政策を推進するよう要求する手紙を提出しました。同グループは手紙の中で、個人経営の農家、栄養、環境保護、食品関連労働者の権利、動物保護などを擁護する農務長官を指名するようオバマ次期大統領に要請しています。
    dailynews date: 
    2008/12/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ポーランドの気候変動会議閉幕の中、オバマ次期大統領が環境対策チームを発表

    オバマ次期大統領は、次期政権における気候変動とエネルギー担当の閣僚人事を発表し、エネルギー長官にノーベル物理学賞受賞のスティーブン・チュー、環境保護局(EPA)長官に、現在ニュージャージー州知事ジョン・コーザインの主席補佐官を務めているリサ・ジャクソンを指名しました。元EPA長官のキャロル・ブラウナーは、環境問題を監督するためにホワイトハウスに新設された諮問委員会の長に、ロサンゼルスの副市長ナンシー・サトリーは、ホワイトハウスの環境評議会議長を務めます。オバマ次期大統領は12月15日にシカゴで行われた記者会見で、米国の輸入石油への依存に対処する改革を推進していくと強調しました。

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    ★ DVD 2009年度 第1巻 「環境とエネルギー」に収録

    dailynews date: 
    2008/12/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 盗聴プログラムを内部告発した米連邦政府職員が正体明かす

    ブッシュ政権による令状なし国内盗聴プログラムを暴露した内部告発者が、その正体を明かしました。元司法省当局者のトーマス・タムは、ニューズウィーク誌とのインタビューの中で、盗聴プログラムのことを話すために2004年にワシントンDCの地下鉄の公衆電話からニューヨークタイムズ紙に個人的に電話をかけたと話しています。タムは当時、司法省の「諜報政策検討局」(Office of Intelligence Policy and Review)で弁護士として勤務していました。テロリストと諜報対象への監視活動を監督する同局の内実はあまり知られていません。
    dailynews date: 
    2008/12/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イスラエルによるガザ封鎖を「人道に対する犯罪」とした国連人権捜査官 拘束後にイスラエルから追放

    国連高等人権弁務官ナビ・ピレーが、国連人権捜査官リチャード・フォークに対するイスラエルの処遇を「前代未聞で、大変遺憾である」と非難しました。フォークはテルアビブのベン・グリオン空港20時間にわたって拘束された後、15日にイスラエルから強制退去となりました。フォークの拘束と追放は、彼がガザ封鎖を「目に余る、大掛かりな国際人道法違反」であり「人道に対する犯罪」と呼んだ数日後に起きました。そのフォーク氏自身に、今回の顛末を聞きましょう
    dailynews date: 
    2008/12/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • メイドフ事件で各種慈善事業や財団が閉鎖へ SECはこの歴史的な500億ドル金融詐欺への警告を何度も見逃す

    証券取引委員会(SEC)は、ウォール街の伝説的人物バーナード・メイドフによる、「ポンジー・スキーム」と呼ばれる詐欺行為を発見する機会を何度も見逃したと認めました。この事件は史上最大の金融詐欺となるかもしれません。つぎ込んでいたすべての基金が無に帰して、いくつかの非営利団体や財団が閉鎖に追い込まれています。閉鎖したニューヨークのJEHT基金のロバート・クレインと、プロプブリカのポール・キールに話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2008/12/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米政府報告書 イラク復興は米予算1千億ドルの失敗

    未公表の米連邦政府報告書では、イラクでの米国による再建努力は1千億ドルをかけた失敗であると結論づけられていました。再建とは名ばかりで、実際はイラク進攻とそれに続いて起こった略奪によって破壊されたものを修復したに過ぎないと報告しています。この報告書のコピーを入手した調査報道ウェブサイト「プロプブリカ」ジャーナリスト、T・クリスチャン・ミラーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/12/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 保守、急進対立の妥協点か 教育長官にアーン・ダンカン氏

    次期教育長官に任命されたアーン・ダンカンは、全米で3番目に大きい公立学校組織を持つシカゴ市の教育長として、チャーター・スクールを拡大し、教員給与の成果報酬制を開始しました。ダンカン任命は、教育政策をめぐる急進派と保守派の溝を埋める妥協策と見られます。教育学の教授であり、長い間シカゴで教育改革の運動を続けているマイケル・クロンスキーと、有名な教師で作家、市民運動家のデボラ・マイヤーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/12/18(Thu)
    記事番号: 
    3

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