ブッシュ政権による令状なし国内盗聴プログラムを暴露した内部告発者が、その正体を明かしました。元司法省当局者のトーマス・タムは、ニューズウィーク誌とのインタビューの中で、盗聴プログラムのことを話すために2004年にワシントンDCの地下鉄の公衆電話からニューヨークタイムズ紙に個人的に電話をかけたと話しています。タムは当時、司法省の「諜報政策検討局」(Office of Intelligence Policy and Review)で弁護士として勤務していました。テロリストと諜報対象への監視活動を監督する同局の内実はあまり知られていません。