デイリーニュース

  • ムンバイ同時襲撃事件の死者200人に、インド政府高官2人が辞任 印パ間に高まる緊張

    200人近くの死者と数百人の負傷者を出した、インドの金融とエンターテインメントの中心地、ムンバイで起きた襲撃事件についてゲストたちが討論します。インド当局の発表によると、11月24日夜、10人あまりの武装犯が、人で混み合う鉄道の駅、2つの高級ホテル、人気のカフェ、ユダヤ・センター、病院、映画館など複数の目標を襲撃しました。インド国内の治安を担当する最高責任者、シブラジ・パティル内相は襲撃を防げなかったため、引責辞任しました。マハラシュトラ州首相と副首相も辞意を表明しています。南アジア史専門家のヴィジャイ・プラシャド教授、ニューヨーク在住の活動家ビジュ・マシュー、ベテラン・ジャーナリストで解説者のタリク・アリ、さらにムンバイから、数々の賞に輝く活動家でジャーナリストのテイースタ・セタルバドが討論に参加します。
    dailynews date: 
    2008/12/1(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ニジェール・デルタでの1998年の抗議グループ銃撃殺傷事件シェブロンは無罪放免

    サンフランシスコの連邦陪審は1998年5月にナイジェリアの産油地帯ニジェール・デルタで起きた抗議者たちへの銃撃殺傷事件で石油大手シェブロンに責任なしとの判断を下しました。10年前、100人以上の抗議者たちがシェブロン所有の石油採掘やぐらを占拠し、掘削によって生じた環境被害の補償と仕事を要求しました。そこにナイジェリア軍が発砲し、武器も持っていない2人の抗議者が死亡し、ほか数人も負傷したのです。遺族たちはシェブロンが責任を取るべきだと訴えています。ナイジェリア軍に金を払ってヘリコプターで石油やぐらまで連れて来たのはシェブロンだと言うのです。原告代表とこの一件の代理人弁護士に話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2008/12/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • イスラエル人記者アミラ・ハスがハマスによってガザから強制退去のうえガザへの無許可進入でイスラエル警察に身柄拘束される

    イスラエルが150万人ガザ住民の生活封鎖を強めてからすでに1カ月半。11月、受賞歴もあるイスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハスがこの封鎖に逆らってガザ地区に国際平和活動家らとボートで入りました。しかし11月31日の日曜日、ハマス当局者がハスにこれ以上安全は保証できないとして強制的に退去させました。彼女は、翌月曜にイスラエル側へ戻る際、ガザ地区への進入許可を持っていなかったとしてイスラエルの警備当局に一時的ですが身柄を拘束されました。ラマラからそのアミラ・ハスが電話で登場してくれます。
    dailynews date: 
    2008/12/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 変革? それともまた同じ?オバマ次期政権の国家安全保障チーム

    次期大統領のバラク・オバマが1日に国務長官として紹介したのはかつてのライバル、ヒラリー・クリントン上院議員でした。さらに国防長官はロバート・ゲイツの留任です。他には元海兵隊大将 ジェームズ・ジョーンズを国家安全保障問題担当大統領補佐官に、スーザン・ライスを国連大使にというものでした。これは変革なのでしょうか、それともまた同じことの繰り返しでしょうか? ネイション誌の調査報道ジャーナリスト、ロバート・ドレイファスと、ニュー・アメリカ・ファンデーションのスティーブン・クレモンズに話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2008/12/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 弁護士スコット・ホートン 「ブッシュ後の正義:無法政権を起訴する」を語る

    国際法と人権を専門とする弁護士スコット・ホートンから話を聞きます。ホートンは、ハーパーズ誌の法律に関する寄稿者でもあり、最新号でJustice After Bush: Prosecuting an Outlaw Administration (「ブッシュ後の正義:無法政権を起訴する」)という巻頭記事を発表しました。次期大統領バラク・オバマが司法長官に指名したエリック・ホルダーについても語ってもらいます。
    dailynews date: 
    2008/12/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イラクの元米国人尋問官「米国の拷問方針が数千人の米兵を死に追いやった」

    2年前にイラクで尋問チームを指揮していた元米特殊諜報部員から話を聞きます。彼の非暴力的な尋問方法が、特殊部隊をイラクのアルカーイダの指導者アブ・ムサブ・ザルカウィ逮捕へと導きました。元司令官は最近、新著How to Break a Terrorist: The U.S. Interrogators Who Used Brains, Not Brutality, To Take Down the Deadliest Man in Iraq (『テロリストに自供させる方法:暴力ではなく頭を使ってイラク最強の男を倒した米尋問官たち』)を執筆しました。しかし、この本の出版日は米国防総省の審査のため6週間延期されました。安全上の理由から、彼はマシュー・アレクサンダーという仮名を使って本を発表しました。彼は、米軍による拷問は、外国人兵士たちに米国人を殺そうという気持ちを起こさせ、数千人の米兵を死に追いやったと述べています。

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    dailynews date: 
    2008/12/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米政府調査 退役軍人4人に1人が苦しむ「湾岸戦争症候群」 医学的根拠を認める

    1991年の湾岸戦争から17年が過ぎました。連邦議会の委託による委員会は、「湾岸戦争症候群」は、出兵した70万人近くの合衆国兵士の4分の1に現在も影響を与えている、医学的に根拠のある症状だという結論を出しました。先月、米退役軍人省長官に提出された報告の中で、湾岸戦争退役軍人の病状に関する研究諮問委員会は、「科学的な証拠から、湾岸戦争症状が、それを患っている退役軍にとって実際の原因と深刻な結果を持つ、本当の症状であることに疑問の余地は無い」と述べています。湾岸戦争退役軍人で現在自らも病気を抱える同委員会委員のひとりに、話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/12/4(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ベトナム枯れ葉剤被害者団 合衆国政府と化学薬品会社に説明責任を求めて提訴

    ベトナム枯れ葉剤被害者連合の第2回全国会議が、12月3日ハノイで終了しました。ベトナム人被害者たちは、米国政府と枯れ葉剤製造の最大手ダウ・ケミカル社とモンサト社に説明責任と賠償の要求を続けています。2008年初め、枯れ葉剤の女性被害者代表団が渡米しました。そのうちの2人に話を聞きます。 71歳のダン・ホン・ヌは数回流産し、今はガンを患っています。21歳のトラン・タイ・ホアンは枯れ葉剤被害者から生まれた第2世代被害者のひとりで、生まれつき両足がなく片手もひどく萎縮しています。
    dailynews date: 
    2008/12/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • インディアナ州兵 イラクでの化学物質被害でKBRを告訴

    16人のインディアナ州軍兵士が、ヒューストンを拠点とする国防省契約業者KBR(Kellog Brown and Root's)を告訴しました。内容は、2003年イラクにおいて、KBRが、有毒化学物質の存在を知りながら兵士らをそれに曝させたというものです。彼らは米国の侵攻直後、イラク南部の水処理工場を修理中のKBRを護衛していました。訴状によれば、この場所は、現在知られているうちで「最も強い発ガン物質の1つである」六価クロムに6ヶ月間汚染されていたといいます。そして、KBRは同工場が汚染されていることを知りながら、その危険性を民間人労働者や兵士には隠していた疑いをもたれています。兵士の1人と主任弁護士に話しを聞きます。

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    dailynews date: 
    2008/12/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ブログによる革命 世界のオンライン・ジャーナリズムへの弾圧を見る

    ジャーナリスト保護委員会の新しい報告によると、各種メディアのうちインターネットをメディアにするオンライン・ジャーナリストたちの投獄件数が現在最も多いとのことです。The Blogging Revolution(『ブログによる革命』)の著者であるジャーナリスト、アントニー・ローウェンスティンに話を聞きます。彼は2007年にイラン、シリア、サウジアラビア、キューバ、中国を旅して抑圧的政権下に暮らし執筆する世界中のブロガーたちの現状を見てきました。

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    dailynews date: 
    2008/12/5(Fri)
    記事番号: 
    4

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