デイリーニュース

  • ロンゲスト・ウォーク2:歴史的米国横断徒歩の旅から30年 数千人が米国先住民の権利を求めサンフランシスコから首都ワシントンまで徒歩で横断

    今から30年前、米国先住民の自治権を保障する条約に反する米連邦議会の法律に抗議するため、約4万人の米国先住民と支持者らが集まり、米国を徒歩で横断する歴史的なデモ行進「ロンゲスト・ウォーク」を行いました。7月11日金曜日、首都ワシントンには、環境問題への関心を集めることと、米国先住民の聖地の保護推進を目的として、5ヶ月間の米国徒歩横断の旅を終えた数千人が集まると予想されます。アメリカ先住民のための組織「アメリカン・インディアン・ムーブメント」の共同設立者デニス・バンクスに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/7/10(Thu)
    記事番号: 
    2
  • アフリカの独裁政権と二重基準:米国の同盟国赤道ギニアの独裁者テオドロ・オビアンに沈黙する国際社会

    ジンバブエのロバート・ムガベ政権に対する国際的な批判が集中する一方、もうひとつのアフリカの国赤道ギニアの人権侵害について、国際社会はほとんど口を閉ざしています。赤道ギニアでは、独裁者テオドロ・オビアンが30年近くもの間、圧政を敷いてきました。オビアンは、アフリカ最悪の独裁者ともいわれていましたが、1990年代半ば石油と天然ガスが発見されたことによって、オビアン率いる同国は米国の同盟国になりました。ハーパーズ誌のケン・シルバースタインとレーガン政権時に赤道ギニアの米国大使として務めたフランク・ルディーに話を聞きます。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2008/7/10(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 奴隷制とは呼ばれない奴隷制 ダグラス・ブラックモンが米国の黒人たちの再奴隷化を語る新著

    数々の受賞歴を持つジャーナリスト、ダグラス・ブラックモンの新著Slavery by Another Name(『奴隷制とは呼ばれなかった奴隷制』)が数百人数千人のアフリカ系アメリカ人に強制された新奴隷制の忘れられた歴史を明るみに出しました。この新奴隷制は南北戦争後1940年代まで維持されていました。広範な歴史資料をひも解きながら、アフリカ系アメリカ人の再奴隷化を目して作られたこの恥ずべきシステムをブラックモンは明らかにしていきます。新法のもとで、彼らは脅され、逮捕され、法外な罰金を科せられ、そうして強制された労働力として企業や鉱山、プランテーションに売られたり、望まない労働に就かせられたりしていたのです。

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    ★ DVD 2010年度 第1巻 「公民権運動」に収録

    dailynews date: 
    2008/7/11(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ストップロス  兵士たちを戦わせ続けるための「裏口徴兵」を生み出す米軍政策を検証する

    イラクおよびアフガン戦争に約17万5千人の兵力が派遣されています。米軍は、志願した期間が済んでもなお軍務を続けさせるために、議論の分れる「ストップロス」と呼ばれる方策に頼りつづけています。2兵士に話を聞きました。現役の1人は、ストップロスされた後の二度目の兵役でイラクに駐在しています。もう1人はやはりストップロス後の再派遣を目の前にしています。もう1人、ハリウッドの映画監督キンバリー・ピアースにも、近作Stop-Loss(『ストップロス』)の話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/7/11(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米史上最大アイオワの移民労働者400人一斉摘発、法廷通訳が守秘義務破り窮状訴える

    米移民税関執行局(ICE)は5月12日、米アイオワ州ポストビルの精肉工場で労働者400人を拘束するという、移民に対する米史上最大の立ち入り摘発を実施しました。拘束された労働者の多くは収監されました。スペイン語法廷通訳者のエリック・カマイド=フレイシャス教授は、法廷通訳の守秘義務を破り、自らが目にした労働者らの苦境について「私が(法廷で)見た中で、最も悲しむべき人たちの列だった」と説明します。エリックによると、労働者の大半はグアテマラ出身の農民で、自分たちが刑事責任を問われていることについても十分理解していなかったということです。また、裁判所が指名した公選弁護人と労働者たちが面会する時間はほとんどなく、多くの労働者が自らの権利を放棄してしまったといいます。
    dailynews date: 
    2008/7/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • イラク従軍記者が米軍の検閲を非難、海兵隊員の遺体掲載し取材禁止

    イラクのファルージャに駐留する米海兵隊に同行していた米国人フォトジャーナリストが、6月に発生した自爆攻撃で死亡した海兵隊員の遺体写真をブログに掲載し、従軍取材を禁止されました。ブログに写真を掲載した数時間後に軍広報高官から削除するよう命じられ、拒否したところ「従軍記者」の立場を取り消され、イラクから退去させることになるだろうと言われました。

    dailynews date: 
    2008/7/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 燃料、食糧、住宅、銀行危機の中、米政府はどんな政策を取るべきか?ナオミ・クラインが"ショック・ドクトリン"を再検討

    米国と世界が原油価格の高騰や世界的食糧不足、住宅問題、気候変動といったさまざまな危機に揺らいでいる中、米政府が取ろうとしている政策をどう理解するべきなのでしょうか?The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism (『ザ・ショック・ドクトリン:惨事活用型資本主義の勃興』)の著者であるナオミ・クラインから時間いっぱい話を聞きました。クラインは、彼女が"オバマのシカゴ・ボーイズ"と呼ぶバラク・オバマ大統領候補の経済諮問チームのことや、彼女のようなジャーナリストを対象としたスパイ行為で米政府を訴えた理由、最近訪れた中国についても語ってくれました。クラインは、中国政府は今、米国の軍事請負業者の援助を受けてハイテク警察国家を作ろうしていると言います。

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    ★ ニュースレター第4号 (2008.11.10)

    ★ ニュースレター第5号 (2008.11.25)

    dailynews date: 
    2008/7/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • シンガー・ソングライター、シモーン・ホワイトが、デモクラシーナウ!のスタジオでライブ演奏

    カリフォルニアを中心に活動している、アーティストが2つの歌をファイアーハウス・スタジオで演奏してくれます。曲は「帝国主義者の国」(Great Imperialist State)と「かつて私達は誇り高い国だった」 (We Used to Stand So Tall) 。

    dailynews date: 
    2008/7/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • エイモリー・ロビンス:原子力は気候変動を悪化させる

    ブッシュ大統領、マケインとオバマの両大統領候補、この3人が意見の一致を見ている一件があります。原子力発電の拡大です。コロラド州にある自然エネルギー研究NPOのロッキーマウンテン研究所の共同創設者で代表、そして主任科学者であるエイモリー・ロビンスに話を聞きます。彼は「西側世界で最も影響力を持つエネルギー問題の思索家の1人」と言われる人物です。

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    ★ ニュースレター第12号 (2009.3.25)

    ★ DVD 2009年度 第1巻 「環境とエネルギー」に収録

    dailynews date: 
    2008/7/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • グァンタナモの前主任軍事検察官が指摘 この軍事裁判は「裁判でも正義でもない」

    この50年余りで初めて米国が執り行う軍事裁判が来週、キューバ・グァンタナモ基地で予定されています。海軍大佐で、グァンタナモでの主任軍事検察官だったモリス・デイビスに話を聞きました。大佐は昨年暮れ、彼の言うところの政治干渉に抗議してその職を辞しました。この辞職の決心、グァンタナモにおける拷問などについて話してもらいました。「もしこれを軍事裁判という名の旗で包みたいなら、まずは公正な裁判でなければならない」とデイビス大佐は言います。「ところがいま起きようとしていることは軍事でもなければ、裁判でも正義でもない。」

    dailynews date: 
    2008/7/16(Wed)
    記事番号: 
    1

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