デイリーニュース

  • カナダ連邦裁、米国の良心的兵役拒否者による亡命申請の再検討を指示

    カナダ連邦裁判所は4日、政府の難民保護認定機関である「移民・難民委員会(Immigration and Refugee Board)」に対し、米国の良心的兵役拒否者でイラク戦争帰還兵のジョシュア・キーの亡命申請について再検討するよう指示しました。戦争に抵抗する者たちにとって勝利の判断です。カナダ連邦裁は、キーが、イラクでの兵役中に組織的にジュネーブ条約を違反するよう強要されたとして、そうした行為による被害は正当な亡命申請に値するとの判断を下しました。キーと弁護士のジェフリー・ハウスに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2008/7/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • パレスチナ人ジャーナリストのムハマド・オマール、イスラエル治安当局による虐待を詳述

    数々の賞を受賞したパレスチナ人ジャーナリスト、ムハマド・オマールにパレスチナ自治区ガザ地区で話を聞きました。オマールは、ガザ出身24歳のジャーナリスト兼写真家でIPS通信の特派員。前月、ロンドンで名誉あるマーサ・ゲルホーン・ジャーナリズム賞を受賞したオメルは、その帰宅途中にイスラエルの治安当局から肉体的・精神的な虐待を受けたといいます。

    dailynews date: 
    2008/7/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • AT&T内部告発者、ブッシュ政権の国内盗聴に協力した通信企業の免責に反論

    米上院議会は8日、論争を巻き起こしていた外国情報監視法の改正法案を採決します。この改正法案は、米国家安全保障局が行ってきた令状無しの盗聴プログラムを法制化するものです。AT&T技術職員として22年間勤務してきたマーク・クラインに話を聞きました。2006年にクラインは、 AT&Tが国家安全保障局に対し、サンフランシスコのオフィス内に秘密の部屋を提供し、自社のインターネット光ファイバー回線へのアクセスを許可したとの資料を内部告発しました。
    dailynews date: 
    2008/7/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 南アフリカのアパルトヘイトで利益を上げた企業から  数百万ドルの賠償金を求める画期的な裁判が再開

    南アフリカのアパルトヘイトを支援し、利益を上げていた企業から数百万ドルの賠償金を求める画期的な裁判がニューヨークの連邦地方裁判所で再開することになりました。この訴訟は外国人不法行為訴訟法の下、数千人のアパルトヘイト犠牲者のために起こされたもので、国際制裁やボイコットにも関わらずアパルトヘイトの南ア政府と取引をした企業に対して損害賠償を求めています。訴えられた企業には石油大手のBP社とエクソンモービル社、銀行大手のシティグループとUBS、自動車大手のゼネラルモーターズ社とフォード・モーターズ社等が含まれています。南アの詩人で活動家のデニス・ブルータスから話を聞きます。

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    2008/7/8(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 解放された米国人3人FARCを非難 FARCとコロンビアの民兵組織 人質救出でお手柄の軍司令官について検証

    コロンビア革命軍(FARC)から解放された3人の米国人軍事関係者は、FARCに対する非難を表明しました。マーク・ゴンサルベス、トーマス・ホー、キース・スタンセルの3人は7月3日、フランス国籍も持つコロンビア人政治家のイングリッド・ベタンクールら15 人の人質とともに、FARCに大きな打撃を与えた巧妙な軍事作戦によって救出されました。Colombia and the United States(『コロンビアと米国』)の著者であるマリオ・ムリオ、コロンビア・ドキュメンテーション・プロジェクトのマイケル・エバンズ、再三の殺害予告を受けカナダに避難中のコロンビア人医師で人権活動家のマニュエル・ロゼンタルを迎えて討論会をお送りします。
    dailynews date: 
    2008/7/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 環境団体がG8首脳を非難 地球温暖化への取り組み甘い

    北海道洞爺湖サミットで主要8カ国(G8)首脳は、2050 年までに世界の温室効果ガス排出量を少なくとも半減させる長期目標に合意しました。米国政府はこの宣言を大きな進歩として支持しましたが、環境活動家たちは中期の数値目標が欠如していると非難しています。地球温暖化は、食料および燃料価格の急騰など他の主要な問題にも結び付いています。北海道に滞在している、国際政治NGO フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス(Focus on the Global South)のウォールデン・ベロから話を聞きます。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2008/7/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 果物の狩人:作家アダム・リース・ゴルナーが語るフルーツの政治学そして「ミラクルベリー」の秘密の歴史

    モントリオール在住の作家アダム・リース・ゴルナーと彼の新著について話をしました。The Fruit Hunters: A Story of Nature, Adventure, Commerce, and Obsession(『果物の狩人たち;自然、冒険、商業、執着についての物語』)。 この本のためにゴルナーは世界中を旅し、彼の言う果物の忘れられた歴史を探ってきました。彼の発見したものの中には「ミラクルベリー」という果実も含まれます。このクランベリーに似たフルーツは、食べると口に酸っぱいものを甘く変化させてしまうのです。しかしこの果実はよくわからない理由によって──おそらくは企業の利害関係もあって──まだアメリカの消費者のもとには届いていないのです。

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    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • G8サミット最重要課題の世界的食糧危機の中 世界の指導者たちは豪華18コースの晩餐を楽しむ

    世界の食糧高騰と供給不足に「深く憂慮している」と言ったその舌も乾かぬうちに、世界のリーダーたちは北海道のG8サミットで18品目の豪華絢爛なコースの美食イベントに臨みました。費用は日本政府持ち。ベストセラー作家フランセス・ムーア・ラペとともに世界の食糧危機、食糧の独立性、真の民主制度とは何かということを見ていきましょう。

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    ★ DVD 2008年度 第4巻 「食の危機」に収録

    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 差し押さえのフィル:ジャーナリストのデイビッド・ コーンが語る いかにしてマケインの選挙アドバイザー、フィル・グラムがこのサブプライム・ローン危機発生の一翼を担ったか

    モータージョーンズ・ジャーナルの最新号でデビッド・コーンが書いています。「この時代の最大の金融災害で責められるべきは誰なのか? 容疑者は何人もいる。しかし中でも主犯候補の1人は上院議員だったフィル・グラムだ。8年前、数十年にも及ぶ反規制キャンペーン・グループの一員として、狡猾な立法上の策略を行い、それがこの数千億ドルものサブプライム破壊を起こす結果となったのである。それなら、グラムは権力者の立場から追放されたのだろうか? 米国の中産階級を破産に追い込んだ悪党として非難されているだろうか? 答えはノーだ。彼は現在、高報酬のスイス銀行の重役であり、ジョン・マケイン大統領選対の共同代表であって経済顧問なのである」 。
    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ウォールストリートとワシントンが仕組む経済クラッシュへの5つの方法 ノミ・プリンズが語る融資に関する議会の誤り

    「経済危機は終焉からはまだほど遠いかもしれない」とは、8日の連邦準備理事会のベン・バーナンキ議長の言葉です。この住宅不安・金融不安は来年までもどっぷりつれ込みそうだというのです。その一方 で米上院はこのところ差し押さえ寸前の40万人の住宅所有者に政府支援の融資を行うという法案を審議しています。投資銀行勤務からジャーナリスト・作家に転身したノミ・プリンズに「なぜ経済が下落したのか」について聞きます。

    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    1

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