デイリーニュース

  • 過激な司法信条と共和党に対する過去の黒い仕事をめぐりマット・ウィテカー司法長官代理を精査

    トランプ大統領がジェフ・セッションズを更迭後、マット・ウィテカーを司法長官代理に任命したことに対する物議が拡大しています。メリーランド州は11月13日、ウィテカー任命の合法性への異議申し立てを裁判所に行う予定です。訴状は、上院に承認されたわけではないセッションズの主席補佐官という職についていたウィテカーではなく、ロッド・ローゼンスタイン司法副長官が司法長官代理に任命されるべきだったと主張しています。一方、ウィテカーに対しては、2016年の大統領選へのロシアの干渉疑惑を捜査しているロバート・モラー特別検察官の監督役を辞するよう圧力が高まっています。アメリカ進歩センター・. アクション・ファンド(Center for American Progress Action Fund)の上級研究員で、シンクプログレス・ジャスティス誌の編集者であるイアン・ミルハイザーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/11/13(Tue)
    記事番号: 
    5
  • ガザはすでに住めない状態 テレビ局と住居を標的にしたイスラエルによる致命的な空爆に対する反応

    イスラエルが、テレビ局アルアクサTV(Al-Aqsa TV)を含む多数の建物を標的にした、2014年以来最大の空爆をガザ地区におこない、ガザの死者数は少なくとも6人にのぼっています。イスラエルの空爆はさらに、数十の住居も攻撃したと報じられています。ガザの武装勢力は報復として数百の自家製ロケット弾をイスラエルに向けて発射しました。これにより、イスラエルの都市アシュケロンのパレスチナ人男性1人が死亡したと報じられています。また、およそ16人が負傷し、そのうちの少なくとも2人は重症です。この緊張の高まりは、イスラエル軍部隊が11月11日、急襲作戦でガザ地区南部の都市ハンユニスに車で侵入し、1人の司令官を含む7人のハマスのメンバーを殺害したことから始まりました。イスラエルは、部隊がイスラエルに逃げる途中、戦車砲と空爆が始まる前に起きた銃撃戦によってイスラエル兵1人が死亡したと述べました。ガザ地区の記者兼活動家で、スウェーデンのルンド大学の開発学の学生であるムハンマド・シェハダに話を聞きます。彼はハアレツ紙やザ・フォワード誌などの出版物に寄稿しています。

    dailynews date: 
    2018/11/13(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「すばらしい勝利」 キーストーンXLパイプラインの反対派が建設阻止の司法命令を称賛

    モンタナ州の連邦地裁判事は11月8日、カナダのアルバート州のオイルサンド油田から、一番遠いものでメキシコ湾に位置する複数の製油所に原油を運ぶ予定の、物議を醸しているキーストーンXLパイプラインの建設を一時的に差し止めました。地裁によるこの判決は、同パイプラインが及ぼす周囲の環境と気候変動への潜在的な悪影響を徹底的に再調査することをトランプ政権に求めるものです。オバマ大統領は2015年、住民による大規模な抗議行動を受け、トランスカナダ社によって計画されていたパイプラインの建設を中止しましたが、トランプが就任直後にこの命令を覆していました。環境団体と先住民団体は11月8日の判決を歓迎しました。自然保護団体のシエラクラブの弁護士ダグ・ヘイズは声明の中で、「トランプ政権は、この汚いパイプライン計画を米国民に押し付けようとしたが、彼らは、この計画が我々の清浄水、気候、コミュニティにもたらすかもしれない脅威を無視することはできない」と述べました。環境団体350.orgの政治部門である350アクション(350 Action)の代表メイ・ブービィに話を聞きます。

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    2018/11/13(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 火災がカリフォルニアを破壊する中 350.orgが再生可能エネルギー経済への100%移行を呼びかけ

    カリフォルニア州の「キャンプ・ファイアー」(Camp Fire)火災は、パラダイス町を破壊し、42人が死亡、7200軒の建物が焼失、同州史上最悪の火災となりました。カリフォルニア州のこれらの火災は非常に大規模で、宇宙からもはっきりと見ることができます。煙と灰によって、カリフォルニア州の数百万人の州民たちが「健康に害がある」または「健康に非常に害がある」とされた空気にさらされています。そして、ロサンゼルス、サクラメント、サンフランシスコ・ベイエリアの住民たちは屋外活動について警告を出されています。350アクション(350 Action)の代表メイ・ブービィに話を聞きます。彼女は、「私たちが直面している気候変動の現実は実に恐ろしいものです」と言います。

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    2018/11/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • カリフォルニア州の山火事から避難した気候学者 「我々が気候変動を無視するなら代償を払い続けることになるだろう」

    偏東風と歴史的な干ばつによって助長された2つの大規模な山火事がカリフォルニア州で引き続き猛威をふるい、少なくとも44人が死亡、200人以上が行方不明のままです。北カリフォルニアのビュート郡では、「キャンプ・ファイアー」(Camp Fire)火災がパラダイス町を焼き尽くし、42人が死亡、約6500軒の家屋が焼失、カリフォルニア州史上最悪の火災となりました。南カリフォルニアでは、ロサンゼルス郡とベンチュラ郡の25万人の住民に「ウールジー・ファイアー」(Woolsey Fire)火災からの避難勧告が出されました。これはマリブ市全域とサンフェルナンド・バレーの一部を含みます。カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は11月11日、これらの火災は気候変動によって引き起こされた、カリフォルニア州民は適応していかなくてはならないだろうと述べました。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の地理学部ジョン・ミューア記念学部長で、ホワイト・マウンテン研究所(White Mountain Research Center)所長を務め、UCLAの特別栄誉教授でもあるグレン・マクドナルドに話を聞きます。彼は「ウールジー・ファイアー」のために、サウザンド・オークスの自宅からの避難を余儀なくされました。

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    2018/11/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 元海兵隊員がサウザンドオークスで12人を殺害 退役軍人の精神的な健康をめぐる議論が高まる

    カリフォルニア州サウザンドオークスのカントリーミュージックバーで7日、元米海兵隊員が発砲し、12人を殺害しました。犠牲者のほとんどは大学生でした。警察によると、容疑者は、アフガニスタンに派遣されたことのある28歳の元海兵隊員イアン・デビッド・ロングと特定されました。ロングには、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など精神的な健康問題の病歴がありました。この銃乱射事件を受け、戦争から戻ってきた退役軍人の精神的な医療支援をめぐる議論が全米で高まっています。イアン・ロングは今年前半、母親と住んでいた自宅でトラブルを起こし、警察が対応した後、精神衛生の専門家による評価では問題なしと判断されました。スザンヌ・ゴードンに詳しく聞きます。新著で、米国の退役軍人に医療を提供し、医療の技術革新を生み、戦争の傷を癒す退役軍人保健局の歴史を調査しました。

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    2018/11/12(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 米・退役軍人の日 ペンスとトランプは退役軍人の医療制度を攻撃していると警告する声

    連邦の定める祝日である退役軍人の日にちなみ、退役軍人の医療問題に目を向けます。マイク・ペンス副大統領は11日、FOXニュースに向け、退役軍人の医療に関するトランプ政権の成果と、「退役軍人の選択」(Veterans Choice)と呼ばれる政策の採択をたたえる文章を寄稿しました。しかし後者の政策は、退役軍人保健局に必要なリソースを枯渇させ、最終的には制度の民営化を強いるものとして批判されています。受賞歴のあるジャーナリストで作家のスザンヌ・ゴードンが番組に加わります。ゴードンの新著はWounds of War: How the VA Delivers Health, Healing, and Hope to the Nation’s Veterans(『戦争の傷:米退役軍人省がいかに退役軍人に健康や癒やし、希望を与えるか』)です。ゴードンは最近、ニューヨーク・タイムズ紙に“By Protecting Veterans’ Health, You May Protect Your Own.”(「退役軍人の健康を守ればあなたの健康も守られる」)と題した記事を寄せています。

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    2018/11/12(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 第一次大戦終結1世紀にアダム・ホックシールドが警告 「新たな戦争を始める前に熟考せよ」

    1914年から1918年まで続いた第一次世界大戦では、約1000万人の民間人が亡くなり、1000万人近くの兵士が殺されました。さらに2100万人が負傷しました。先週末は、大戦を終わらせたとされる休戦協定締結100周年の記念日となりました。しかしドイツの降伏を意味するこの協定は、ドイツの人々にとっては衝撃だったとジャーナリストで作家のアダム・ホックシールドは語ります。この協定によって、残忍な戦時下の海上封鎖の継続が可能となり、その結果、40万人以上のドイツ人が栄養失調で死亡しました。ドイツでは休戦協定後、右翼が再び台頭し、第二次世界大戦とホロコーストを招きました。ホックシールドは、第一次大戦はイラク戦争のように、さらなる戦争を避けるための重要な教訓を今日の指導者に与えていると語ります。「戦争はほとんど常に、解決を上回る数の問題を生み出します」とホックシールドは指摘します。「20世紀で最初の悲惨な戦争となったこの戦争から、あらゆる時代のすべての人が教訓を学ぶべきです」。

    dailynews date: 
    2018/11/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • エマ・ゴールドマン ユージン・デブス ジェーン・アダムズ 第一次大戦に反対の声を上げた人々を称えて

    この先週末で第一次世界大戦を終わらせた休戦協定締結100周年となりました。フランスのマクロン大統領はコメントを発表し、その中でナショナリズムの危険に注意を呼びかけました。これは、最近自ら「ナショナリスト」と名乗ったトランプ米大統領への批判と広く受け取られています。マクロンはサミット直前、米国抜きで行動する欧州軍の形成も呼びかけています。ジャーナリストで作家のアダム・ホックシールドは、第一次大戦終結100周年はアナーキストの政治活動家で戦争に反対の声を発した人々をたたえる良い機会だと語ります。作家のエマ・ゴールドマン、社会主義者で労働組合活動家のユージン・V・デブス、ノーベル平和賞受賞のジェーン・アダムズなどが挙げられます。

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    2018/11/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 第1次世界大戦終結から100年 トランプは平和サミットをキャンセル マクロンはナショナリズムの台頭を警告

    1918年11月11日午前11時、第一次世界大戦が終結し、先週末でちょうど100年となりました。パリではこの日、世界の指導者が集まり、「戦争を終わらせるための戦争」と呼ばれたこの戦争の休戦協定を記念し、死者に敬意を表しました。凱旋門での公式式典に続き、マクロンとメルケル・ドイツ首相は、プーチン・ロシア大統領やエルドアン・トルコ大統領を含む数十カ国の首脳とともに平和会議に出席しました。72人の首脳のうち会議を欠席したのはトランプだけだったと伝えられています。トランプはまた、10日に予定されていた米軍の戦没者墓地への訪問を、雨を理由にキャンセルしたことで幅広い批判に直面しています。この戦争とその記念の意義について、カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム大学院で教えているアダム・ホックシールドに話を聞きます。ホックシールドはこの10月、Lessons from a Dark Time and Other Essays(『暗い時代の教訓 その他のエッセー』)を出版しました。11月に入ってからはニューヨーカー誌に“A Hundred Years After the Armistice”(「休戦協定から100年」)という記事を寄せています。

    dailynews date: 
    2018/11/12(Mon)
    記事番号: 
    1

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