【20/12/3/3】インドではCOVID-19が猛威を振るい、報告された感染者数は世界第2位となっていますが、数十万人の農民が首都ニューデリーに集まり、農業市場の規制を撤廃する新しい法律を撤回するよう政府に求めています。この法律は大企業に作物の価格を現在よりも大幅に低く設定する権限を与えるため、農家の生活は破壊されると主張しています。農業はインドの人口13億人の半数以上の人々の主な収入源です。今回の農民の反乱は、インドの労働者約2億5000万人がモディ政権の新自由主義的な労働改革に反対する史上最大のストライキと同時に行われました。インドのベテラン・ジャーナリストで「インド農村部の市民のためのアーカイブ」(People’s Archive of Rural India/PARI)を創設したP・サイナスに話を聞きます。サイナスは労働者階級のインド人は、議会で強行採決された「全くの悪法」に反対して立ち上がり、この抗議活動が終わる気配はないと言います。