デイリーニュース

  • グレン・グリーンウォルド: 米国のメディアは「去勢され、不能で、退化している」

    グレン・グリーンウォルドへの長時間インタビューの締めくくりとして、ピューリッツァー賞受賞について、また彼が報道したエドワード・スノーデンのNSA漏えい文書に対して、敵対的な態度をとったジャーナリスムと企業メディアの反応について振り返ってもらいます。「一つや二つだけでなく、何十もの記事を発表し始めると、政府だけでなく、同僚のジャーナリストたちまでもが、次第に我々に敵対的な態度と取り始め、『これはもはやジャーナリズムではない』と言いました。なぜなら、彼らのジャーナリスムとはこういう報道をしないことだからです、とグリーンウォルドはいいます。「つまり我々の報道は、政府を保護するという暗黙の規則に従がっていないのです」

    dailynews date: 
    2014/5/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「まるでスパイ映画のようだった」: グレン・グリーンウォルドが語るエドワード・スノーデンとの最初の密会

    グレン・グリーンウォルドとの長時間インタビューの第2部をお届けします。まず、彼がNSA内部告発者エドワード・スノーデンとの最初に会った時のことを語ります。グリーンウォルドと映画監督ローラ・ポイトラスは2013年6月、香港に滞在していたスノーデンと最初に会い、米国家安全保障局(NSA)の巨大な監視体制を、世界に暴露する一連の記事を発表したジャーナリストです。グリーンウォルドは新刊『暴露 スノーデンが私に託したファイル』を出版したばかりです。彼はスノーデンに最初に会った時のことを次のように語ります。「問題は、君をどうやって見分けるかということだ、と私は言いました。我々は君について何も知らない。年齢も、外見も、人種も、性別ですらわからない。するとスノーデンは、『左手にリュービックキューブを持ってますから、分かりますよ』と言いました。実際彼は、リュービックキューブを持って我々のほうに歩み寄り、自己紹介をしました。これが我々が彼に最初に会ったときのシーンです」

    dailynews date: 
    2014/5/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「私が見たものは本当に私を動揺させ始めた」:米国無人機戦争がスノーデンにNSA文書を漏えいさせた過程

    ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドは、自らの新刊『暴露 スノーデンが私に託したファイル』の中で、エドワード・スノーデンの個人的な話と、スノーデンが米国の監視体制を暴露した動機についての新たな詳細を明らかにしています。「私が見たものは本当に私を動揺させ始めました。私は、無人機が殺害の標的としているだろう人間を監視しているそのさまを、リアルタイムで見ることができたのです。」と、スノーデンは国家安全保障局(NSA)の契約社員だった当時のことについて、グリーンウォルドに語りました。「村々の全体を見渡し、そこで誰が何をしているのかも見ることができました。また、私は、NSAが誰かがキーボードを打っているのと同時にその人のインターネット活動を追跡しているのも見ました。そして、米国の監視能力がいかに侵略的なものになったのかに気付くようになりました。この体制の本当の底深さを実感しました。そしてそのことに気づいている人はほとんどいなかったのです。」

    dailynews date: 
    2014/5/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「すべて収集せよ」:グレン・グリーンウォルドが語るNSAのハードウェア盗聴、経済スパイ活動、国連に対する監視

    エドワード・スノーデンに初めて会ってから約1年を経て、ピュリッツァー賞受賞のジャーナリスト、グレン・グリーンウォールドは引き続き、国家安全保障局(NSA)と米国という監視国家の新たな秘密を明らかにし続けています。彼の新刊『暴露 スノーデンが私に託したファイル』が、5月13日に発売されます。同書には、米国から輸出されるルーターやサーバー、その他のコンピュータ・ハードウェア機器をNSAが定期的に出荷途中で抜き取っていたことに関する新たな詳細など、以前は極秘扱いだったNSAの多くの文書が含まれています。同書の中で公開された漏えい文書によると、NSAは機器を抜き取るとそこに秘密の監視装置を埋め込み、工場のシールを貼って機器を再度梱包して送っていました。これによりNSAはすべてのネットワークとそのユーザーにアクセスすることができます。同書には、NSAのエージェントがCISCOのマークが付いた箱を開けている写真を示す、以前には極秘だったNSAのファイルが掲載されています。その下には「盗み取ったパッケージは慎重に開けられる」という短い説明文があります。別の覚書には、無線諜報のノウハウは「実際に手を動かすことがとても多い(文字通り!)」と書かれています。

    dailynews date: 
    2014/5/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 拉致後初の映像公開 ボコ・ハラムがナイジェリア女子学生と受刑者の交換を要求

    ボコ・ハラムは、約1ヶ月前に拉致したナイジェリアの女子学生らを写した動画を公開しました。約300人の女子学生の半分ほどがそのテープの中に写されており、コーランの一説と思われるものを唱えていました。ボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウは女子学生らの解放と引き換えに、服役中のボコ・ハラムのメンバー全員の釈放をナイジェリア政府に要求しているとみられています。本日はナイジェリアのジャーナリストでニュースサイト「サハラ・レポーターズ」を運営しているオモイェレ・ソウォレに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/5/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • CIAによるパキスタン偽ポリオワクチン計画 世界的な保健危機に油を注いだ?

    世界保健機関(WHO)が、アジア、アフリカ、中東でのポリオの感染拡大について、協調した「国際的な対応」が必要な公衆衛生上の緊急事態を宣言しました。この麻痺を引き起こすウイルスのさらなる感染拡大の危険性が最も高いのはパキスタン、カメルーン、シリアの3ヶ国です。異例の措置として、WHOは、これらの国の全年齢の全居住者に対し、国外に移動する前にワクチン接種を受けるよう勧告を出しました。WHOはまた、アフガニスタン、赤道ギニア、エチオピア、イラク、イスラエル、ナイジェリア、ソマリアの7ヶ国にも、国外へ出る予定のある人全員にワクチン接種を「勧める」べきだと述べています。最近まで、ポリオは何十億人もの子どもへのワクチン接種を促す25年間の運動のおかげで、ほぼ根絶されていました。パキスタンでは、ポリオ感染者の数が増加したのは、ウサマ・ビンラディン捜索時のCIAの機密作戦に関係があるとされています。パキスタンの医師の協力の下、CIAは、ビンラディンの家族からDNAを採取するために、アボタバードで偽のワクチン運動を仕掛けました。それ以降、タリバン政権は、予防接種の禁止を発表し、医療従事者の命を狙うような攻撃を開始しました。

    dailynews date: 
    2014/5/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ウクライナ東部で大混乱の住民投票 交渉が国の分裂阻止への唯一の道か

    大急ぎで準備されたウクライナ東部の2つの地域の独立を問う住民投票で、親ロシア派が圧倒的勝利を宣言しました。投票は、ウクライナからの離脱、ロシアへの編入へ投票したクリミアの住民投票から2ヶ月もたたない間に、ルガンスク州とドネツク州で行われました。ロシア政府は、住民投票の結果を尊重すると発表していますが、クリミアを併合したようにウクライナ東部を併合する計画はまだ示唆していません。住民投票は、投票条件が整備されないまま、親ロシア派と親ウクライナ派が衝突するという大混乱の中で行われました。本日はニューヨーク大学とプリンストン大学の名誉教授(ロシア研究・政治学)のスティーブン・コーエンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/5/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • コロラドにマリファナ難民が集まる中 医学界は薬事法の改正を迫るか?

    現在、米国の20の州とワシントンDCでは、マリファナの医療目的での使用を認め、規制をほとんど行っていません。しかし、保険会社はこのような治療にかかる費用を補償の対象にしていません。連邦法では、マリファナはスケジュール1に指定された使用禁止薬であり、所有は違法とされています。このような現状に対し、マリファナをめぐる論議が活発化しています。コロラド・スプリングス・ガゼット紙の記者でピュリッツアー賞受賞ジャーナリストのデイブ・フィリップスに話を聞きます。最近、"As success stories of kids fighting seizures with cannabis oil mount, legal landscape is changing. (子供の発作のカナビスオイルによる治療の成功例の増加を受け、法規制分布に変化)"という記事を書きました。医療用マリファナのパイオニア、マーガレット・ゲディ医師と9歳のてんかん患者の娘をカナビスオイルで治療するため、コロラドに娘と共に移住した母親にも話しを聞きます。

    dailynews date: 
    2014/5/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • マリファナ難民:バージニア州の家族 カナビスオイルでの小児てんかん治療を求めてコロラド州に移住

    2013年、ダラ・ライトルと9歳の娘、マデリーンはバージニア州からコロラド州に移住し「マリファナ難民」になりました。当時、マデリーンは1日に数百回も発作に襲われていました。バージニア州の主治医から脳外科手術を勧められた後、ダラは同じような症状の子供たちの治療にカナビスオイルが使われていることを耳にしました。オイルは効果てきめんでした。けれども米国の多くの州ではこのオイルは違法薬物とみなされていたため、母娘は治療を続けるため、これが合法的に手に入るコロラド州に移住せざるを得ませんでした。コロラド・スプリングス・ガゼット紙によると、さまざまな病気の治療のためにカナビス・オイルを入手できるよう、職や家、家族を置いて43州からやってきた「マリファナ難民」が少なくとも115世帯みられます。デンバーからダラとマデリーンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/5/9(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 州の保護下にありながら虐待されたコネチカット州のトランスジェンダーのティーン 罪状もないまま独房で拘束

    dailynews date: 
    2014/5/8(Thu)
    記事番号: 
    3

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