デイリーニュース

  • 「二人目のオバマはいらない」 活動家は 民主党に移民問題の議論見直しを要請

    民主党大統領候補者討論会では、移民政策をめぐっても活発な議論が闘わされ、国境越えを犯罪扱いしないことや、無許可移民に医療保険を提供することなど、多岐にわたる提案がなされました。エリザベス・ウォレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員、モンタナ州知事スティーブ・バロックの発言の一部を紹介します。加えて、難民や移民に教育と法務支援を行っているRAICES(Refugee and Immigrant Center for Education and Legal Services)のアドボカシー主任エリカ・アンディオラとも話します。

    dailynews date: 
    2019/7/31(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ウォレン候補は白人至上主義を国内テロと非難 マリアン・ウイリアムソン候補は奴隷制の賠償を求める

    民主党の大統領候補者討論会では、人種問題や白人至上主義についても議論されました。エリザベス・ウォレン上院議員は、「白人至上主義は、ありのままに非難すべきです。すなわち国内のテロリズムです」と論じました。カルフォルニア州のマリアン・ウイリアムソン候補はミシガン州フリント市で起きた大規模な水道汚染問題を取り上げ、「全米各地で、特に非白人や弱い立場の集団が、環境破壊による被害を不当に押し付けられています」と述べて、環境問題における人種差別を強く指摘しました。オンライン報道サイト『インターセプト』のコラムニストであり、そのポットカスト番組『ディコンストラクテッド』のホストを務めるメディ・ハッサンから詳しく聞きます。彼はまたアルジャジーラ英語放送の番組『アップフロント』のホストです。

    dailynews date: 
    2019/7/31(Wed)
    記事番号: 
    2
  • サンダースとウォレン 民主党候補者討論会で国民皆保険は適用範囲を縮小するとの「共和党の主張」と闘う

    10人の民主党の大統領候補が30日(火)、ミシガン州デトロイトで行われたCNN主催の候補者討論会に参加しました。討論会は2晩にまたがって企画されており、これはその初日です。討論会の最初の論点は医療保険制度をめぐるものでした。革新派の候補バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォレン上院議員が国民皆保険を目指す「メディケア・フォア・オール」政策を掲げて、より穏健派の候補者たちがそんなものは政治的自殺行為だと論じるのに対して反論し、突っ込んだ議論となりました。元ミシガン州知事候補のアブドゥル・エル・サイードから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/7/31(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ジョージア州のスチュワートICE施設で4人の移民が死亡 移民支援者たちは閉鎖を要求

    44歳のメキシコからの移民が7月第4週、米国最大の移民刑務所の1つ、スチュワート収容所(Stewart Detention Center) で死亡しました。同収容所には長年職務怠慢と虐待の疑惑がもたれています。ペドロ・アリアゴ=サントヤは、わずか2年の間にスチュワートで死亡した4人目、また2018年10月以来、移民・関税執行局(ICE)による身柄拘束中の7人目の死亡ケースとなります。移民判事はアリアゴ=サントヤを6月中に強制送還するよう命じていました。にも関わらず、彼は7月10日、送還手続き進行中のままスチュワートに送られました。その2週間後、彼はジョージア州の病院で死亡が確認されました。彼は腹痛を訴えた後、心臓発作を起こしました。2017年5月から2018年7月までの間に、3人の移民がスチュワートで拘束されている間に死亡しています。スチュワートは巨大企業「コアシビック」(CoreCivic)社が所有する民間の移民刑務所です。「プロジェクト・サウス」(Project South)の法律および支援活動の責任者で、「全米弁護士組合」(National Lawyers Guild)の元代表であるアザデ・シャシャハニに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/7/30(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 未来の根絶:ブラジルが急速にアマゾンの森林破壊を拡大 高まる世界中からの非難の声

    ブラジルの新たな政府データは、極右で元軍人のジャイル・ボルソナロが1月に大統領になって以来、アマゾンの森林破壊が劇的に拡大していることを示しています。ブラジルは2019年、1300平方マイル以上の森林被覆を失い、森林破壊のペース が加速しています。ある報告書は、アマゾンでは1分間にサッカー場3つ分の広さの森林が破壊されているとしています。6月には、2018年の同じ月と比較して森林破壊は88%増加しました。この急激な増加は、ボルソナロによる規制の縮小と不法な土地侵入許可、伐採と火災が原因です。気候科学者たちは、アマゾンの熱帯雨林を保護することは、気候変動と闘う地球規模の取り組みに不可欠と言います。一方、アマゾンの遠隔地に住む先住民の村の村人たちは、少なくとも10人の重武装し軍服を着た金炭坑作業員たちが7月第4週に彼らのコミュニティを急襲し、ワジャピ族の長老エミラ・ワジャピを刺殺したと言います。ブラジル市民社会団体をつなぐネットワーク「気候観測」(Climate Observatory)の事務局長であるカルロス・リティールに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/7/30(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「政治革命寸前」 政治不安のなかで続くプエルトリコ市民の抗議

    プエルトリコでは、大規模デモがリカルド・ロセジョ知事を辞任に追い込んでから数日経った今も抗議が続いています。抗議運動が現職の知事を辞任させたのはプエルトリコ史上初めてです。ロセジョの知事としての最終日は8月2日ですが、誰が彼の後任になるのかは依然としてわかっていません。ワンダ・バスケス司法長官は当初、自分は知事になることに興味はないと言っていましたが、バスケスの広報担当者は7月29日、彼女が知事になる可能性を否定しませんでした。7月29日、抗議者がバスケスの事務所の外に集まり、彼女に司法長官を辞任するよう求めました。現在進行中のプエルトリコでの抗議運動の一方で、政治的混乱が米連邦政府の財政監視・管理委員会がさらなる権力を握ることにつながるのではないかという懸念が高まっています。プエルトリコ下院議員の独立メンバーであるマニュエル・ナタルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/7/30(Tue)
    記事番号: 
    1
  • コロンビアと世界各地で大規模デモ活動 和平合意以降の500人にのぼる活動家殺害に抗議

    南米コロンビアでは7月26日、原住民やアフリカ系コロンビア人、環境保護運動のリーダーに対する近年の致命的な攻撃の高まりに抗議するため、50以上の都市や町で数万人がデモ活動を行いました。メキシコシティーからアテネまで世界の数十都市でも、これに連帯を示すデモ行進が開催されました。コロンビア政府とコロンビア革命軍(FARC)は2016年、半世紀にわたる武力紛争の後、国を前進させるための歴史的な和平合意を結びました。しかしそれ以来、不法採掘や麻薬取引の撲滅、土地返還、環境保護に取り組んでいたアフリカ系コロンビア人コミュニティーの出身者を中心とする500人近くの人権活動家が殺害されています。26日の抗議行動は、著名な地域活動家のマリア・デル・ピラー・ウルタドの子どもが、母の銃撃を目撃して泣き叫ぶ動画がネットで拡散したのをきっかけに行われました。コロンビアの元チョコ県知事で元環境・持続可能開発相のルイス・ジルベルト・ムリージョに話を聞きます。

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    2019/7/29(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ロシアの反政府デモで約1400人逮捕 収監中の有力活動家に毒物投与の疑い

    モスクワ警察は7月27日、反対派の抗議を暴力的に阻止し、1400人近くを逮捕しました。ここ10年でロシア最大の大量逮捕と言われています。一方、ロシアで最も有力な反対派の人物であるアレクシイ・ナワリヌイが刑務所で急性アレルギー反応に襲われ、病院に搬送されました。担当医師は、「何かの有毒物質」にさらされた可能性があると述べています。27日の抗議は、反対派候補がモスクワ市議会選挙に出馬するのを禁じる最近の動きを非難するために組織されました。キングス・カレッジ・ロンドンのロシア研究所所長でロシア政治を教えるサミュエル・グリーンに話を聞きます。グリーンはモスクワで13年にわたって生活・勤務し、新著Putin v. the People: The Perilous Politics of a Divided Russia(『プーチン対大衆:分断されたロシアの危険な政治』)を共同執筆しました。グリーンはまた、Moscow in Movement: Power and Opposition in Putin’s Russia(『激動するモスクワ:「プーチンのロシア」の権力と反対派』)の著者でもあります。

    dailynews date: 
    2019/7/29(Mon)
    記事番号: 
    2
  • トランプがツィッターでボルティモアを攻撃 住人は「人種差別と白人至上主義」に根ざしていると批判

    トランプ大統領はツィッターでメリーランド州のボルティモアを「ネズミだらけのめちゃくちゃな場所」と表現し、多くの怒りを買っています。トランプのこのツィートは、ワシントンで最も有力なアフリカ系米国人議員イライジャ・カミングス下院議員への攻撃としておこなわれました。トランプはまた別のツィートで、カミングスの地元は「米国で最悪の場所」とし、「誰もあんなところに住みたいとは思わない」とも言いました。一連の発言は、カミングス議員がFOXニュースのボルティモア特集番組に出演し、メキシコ国境地帯の移民拘置所の状況を批判したことをうけたものでした。ボルティモアとメリーランド州の当局者は大統領の発言を非難し、ボルティモア・サン紙は、「ネズミが多少いても、ネズミになるよりマシだ」(“Better to have a few rats than to be one”)と題した社説で応戦しました。メリーランド州ロヨラ大学准教授(コミュニケーション、アフリカ人・アフリカ系米国人研究)でボルティモアのローカルラジオのホストを務めるケイ・ワイズ・ホワイトヘッドと、ボルティモアの黒人権利擁護団体Leaders of a Beautiful Struggle(美しき闘いの指導者たち)の広報を担当するデーボン・ラブに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/7/29(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 子供の引き離しと強制収容所 中国当局のウイグル系ムスリム攻撃は「文化のジェノサイド」

    中国当局は、中国最西端の新疆ウイグル自治区でムスリムの子供たちを家族から引き離す行為を組織的に行っているとして糾弾されています。BBCの委託による最新の報告によると、中国政府は、主にウイグル系集団の子供たちを集めた寄宿学校の建設を急ピッチで進めています。子供たちを家族から引き離し、彼らの固有の言語や文化からも隔離するための施設です。すでに、ウイグル系の集団から推定100万人の成人が収容所に隔離されています。中国政府は、これを「職業訓練センター」と呼び、過激主義と戦うための施設だと主張しています。このBBCの報告のために調査をした独立調査員エイドリアン・ゼンと、ウイグル系アメリカ人で「ウイグル人のためのキャンペーン」(Campaign for Uyghurs)の創設者で代表のルシャン・アッバースに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/7/26(Fri)
    記事番号: 
    3

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