デイリーニュース

  • 米連邦最高裁 グァンタナモ収容者の異議申し立て権を認める判決  ブッシュ政権に打撃

    ブッシュ政権にとっては大変な打撃です。連邦最高裁が、キューバのグァンタナモ米海軍基地の被収容者たちに拘束への異議を通常の連邦裁判所に申し立てる権利を認める判決を下しました。グァンタナモの被収容者たちの権利に関する最高裁の判断で、ブッシュ政権の意に反したものが出るのは、この4年で3回目です。グァンタナモの被収容者たち数十人の代理人でもある「憲法上の権利センター」の事務局長ビンセント・ウォレンに話をしてもらいます。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2008/6/13(Fri)
    記事番号: 
    1
  • テロの時代の芸術:妻の死で「バイオテロ」容疑をかけられたアーティスト、スティーブ・クルツ教授

    大学で芸術を教えるスティーブ・クルツ教授は今回、初めてのテレビ出演で、FBIのバイオテロ捜査の対象にされた異様な経緯について話しました。2004 年5月11日、クルツの妻ホープさんが睡眠中、突然死去しました。救急車を呼んだクルツを迎えたのは、その後4年間続くことになる悪夢でした。クルツは、細菌戦争計画が人々の健康にもたらす影響を訴える反戦アート・プロジェクトの制作のための素材や、無害な菌を培養した作品を自宅に置いていましたが、これを見た警察はクルツに疑いの目を向けました。クルツはFBIのテロリズム合同捜査班や国土安全保障省の家宅捜索を受け、所持品から飼い猫、そして妻の遺体さえまでもが押収されました。

    dailynews date: 
    2008/6/16(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 異常気象と地球温暖化:米アイオワ州と中国で洪水、カリフォルニア州で山火事 米東海岸は熱波、中西部にトルネード

    主流メディアで、「異常気象」と「地球温暖化」が関連づけて語られることは、ほとんどありません。しかし科学者らは、これらの異常気象が、地球温暖化に伴って起こる現象として長らく予測されてきたものと一致すると主張しています。温暖化問題を提起するブログ「ClimateProgress.org」のジョセフ・ロムと、米アイオワ州の新聞「デモイン・レジスター(Des Moines Register)」のペリー・ビーマンに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2008/6/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • カリフォルニア州で数十組の同性愛カップルが結婚

    カリフォルニア州では6月16日の夜、数十組の同性愛カップルたちが合法と認められた初めての同性結婚式を行いました。同性婚を認めるのは、マサチューセッツ州に次いでカリフォルニア州が2番目ですが、どの州からのカップルにも結婚証明書を交付する準備があるのは初めてのことです。

    dailynews date: 
    2008/6/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 元上院議員のマイク・グラベルが9/11の独立調査と ブッシュ大統領とチェイニー副大統領の起訴を要求

    アラスカ州選出の元民主党上院議員マイク・グラベルから、2008年大統領選挙の民主党候補戦に立候補した経緯や、ペンタゴン・ペーパーズ公表時に彼の果たした役割について話を聞きました。グラベルは、自身が支援している草の根団体、「ニューヨーク市9/11直接投票推進キャンペーン」についても語ってくれました。この団体は、ニューヨーク市の登録有権者による9/11 独立調査委員会を作るための法案を11月6日の総選挙の直接投票項目にしようという運動を展開しています。
    dailynews date: 
    2008/6/17(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 米軍軍曹がイラクへの赴任を拒否

    米軍軍曹であるマティス・シルーは、アフガニスタン、日本、ドイツ、フィリピンで5年間軍務を行ってきました。シルーは先月5月に、イラクには赴任しないと宣言しました。6月15日、父の日、彼が現役勤務に就くための出頭の期限が切れました。

    dailynews date: 
    2008/6/17(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ロサンゼルスの高校教諭 授業があまりにアフリカ中心主義だとして解雇;アリゾナでは西洋文明に批判的な授業内容を禁止する法案が提出される

    学校における表現に自由に関する2つの話題をお届けします。まずはカレン・サラザーがロサンゼルス学校区の教職を解雇されたことに関して話をします。歴史家のロドルフォ・アキュナはアリゾナ州で新しく提出された法案に関して話します。同法案は学校がアキュナの著作Occupied America: A History of Chicanos(『占領下のアメリカ;メキシコ系アメリカ人の歴史』)など特定の書籍を授業で使用することを禁じる法案なのです。
    dailynews date: 
    2008/6/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 殺害されたジャーナリストたちに捧げる新たな記念碑

    ロンドンに新たに完成した記念碑が、数多くの、仕事中に殺害されたジャーナリストたちに捧げられました。この10年以上、戦争ジャーナリストは毎週2人の割合で死んでいます。直近の犠牲者はイラク人ジャーナリスト、ムヒーディン・アブドゥルハミッドです。彼は6月16日、モスルの自宅を出たところで走り去る車による銃撃で殺されました。

    dailynews date: 
    2008/6/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ラルフ・ネーダー オバマを語る 「最初から最後まで彼は企業社会の候補であることは明らかだ」

    独立系の米大統領選挙候補ラルフ・ネーダーが彼自身のホワイトハウスへの道を語ります。メディアが第三党の候補に関してほとんど無視を決め込んでいること、イラク戦争への彼の立場、軍産共同体、地球規模の食糧危機、イスラエルとパレスチナの衝突等々、話題は尽きません。
    dailynews date: 
    2008/6/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • マックラッチー紙 米国による元拘束者66人にインタビュー 蔓延する虐待と不当な拘束

    マックラッチー紙は、9.11以降に作り出された米国の拘留システムに関わる大規模な調査を行いました。66人の元拘束者へのインタビューを行なったところ、米国に拘束された無実の人々が、拷問を受け、法的権利を奪われていたことがわかりました。こうした不当な扱いがグアンタナモ収容所に収容された人間をイスラム過激派に転じさせる、いわばイスラム武装勢力のジハード(聖戦)のための「訓練所」になっていることがわかりました。
    dailynews date: 
    2008/6/19(Thu)
    記事番号: 
    4

Pages