タミル・ライス殺害:裁判官が警官に有罪判決に相当な理由があると判断 活動家らが逮捕を後押し
2015/6/12(Fri)
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オハイオ州裁判官の一人が、遊び場でおもちゃの銃を持っていた12歳のタミル・ライスを射殺した警官に対し、殺人罪で逮捕または捜査する「相当な理由」があるとの判決を下しました。ク リーブランド地方裁判所のロナルド・エイドリーン裁判官は11日、警官を訴追するに足る根拠があると述べました。この判決が下されたのは、この事件の訴追を求めていたクリーブランドのコミュニティ・リー ダー達が6カ月たっても何の進展 もないことに業を煮やし、9日に、警 官の裁判を始めるよう裁判官に直訴するという異例の法的手段を取ったためで す。本日は、ライスの遺族の弁護士であるウォルター・マディソンとケース・ウェスタン・リザーブ大学社会正義研究所長ロンダ・ウィリアムズに 話を聞きます。ウィリアムズはタミル・ライスの事件で宣誓供述書に署名をした8 人のコミュニティー活動家の中の1人です。
