デイリーニュース

  • 予断を許さず 世界の熱帯雨林をめぐる交渉

    世界の熱帯雨林をめぐる交渉でカギを握る1人、パラグアイの交渉代表ミゲル・ロベラに話を聞きます。熱帯雨林に関しては、このコペンハーゲンの気候サミットで決着がつく数少ない交渉の1つだと多くの人々が期待しています。REDD(Reducing Emissions from Deforestation and Degradation=森林伐採と森林縮小による二酸化炭素放散の増加を防ぐ)交渉の最終案は今週末にも出来上がるとされています。

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    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 「我々は援助を乞うているのではない」先進国は「気候債務」の返済義務があるとボリビア代表

    COP15(国連気候変動枠組条約第15回締約国会議)で、先進国に正当な気候問題補償を求める国々の急先鋒の1つがボリビアです。ボリビアの気候問題交渉代表アンへリカ・ナバロに話を聞きます。「世界人口の20%が世界の全排出量の2/3以上を排出している。それが気温上昇の原因の90%以上を占めている」とナバロは言います。「我々は援助を乞うているのではない。先進国が自らの義務を果たし、これまでの債務を返済するよう求めているのです」

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    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 気候問題での正義を訴えハンガーストライキ34日目の活動家たち

    国際的な気候正義活動家たちのグループがハンガーストライキに入って34日目となりました。このストライキはバルセロナ気候会議の最終日だった11月6日から始められました。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、マイク・バークがここコペンハーゲンの気候サミットでストライキを続ける1人アンナ・キーナンと話をします。
    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 京都議定書 気候債務 排出量削減目標 コペンハーゲンで深まる南北間の溝 ナオミ・クラインとマーティン・コーが語る

    英紙ガーディアンが昨日スッパ抜いた秘密の気候合意文書草稿によれば、2050年の一人当たりの二酸化炭素排出量の上限目標が先進国と途上国間で不平等に設定されています。つまり富裕国の国民は、貧困国の国民よりも2倍近くも多い二酸化炭素を排出できるというものです。文書はまた、途上国が排出量を減らし気候変動の影響に対処するための援助として年間100億ドルの基金設立を提案しています。しかしこの額は、多くの代表たちが気候変動に最も影響を受けやすい国々がその影響と効果的に立ち向かうに必要な額、と認識している額よりもはるかに少ないものなのです。
    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米-デンマーク間の秘密気候合意 「発展途上国にとってきわめて危険な文書」と G77議長が非難

    コペンハーゲンの国連気候変動会議が荒れています。発展途上国の代表者たちがある漏えい文書に激怒して拒絶反応を起こしたからです。その文書は世界の指導者たちが来週、将来のすべての気候変動交渉において富裕国の発言力を増し、国連の役割を二の次にするような合意書に署名するよう要求されるというものだったのです。この放送の直前、G77と呼ばれる途上国132カ国のグループの議長であるスーダン人のルムンバ・スタニスラウス・ディアピングがこの漏えい文書を非難しました。
    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 太平洋の島国ツバル  存在の危機を訴え、気候問題取り組みの義務化を求めてコペンハーゲンサミットに割り込み

    太平洋の諸島国家ツバルは国の存在そのものが危機に瀕しているとし、コペンハーゲンでの気候会議で強硬な立場を取っています。ツバルは気候変動による海面上昇で世界でももっとも被害を受けやすい場所のひとつです。9日、ツバルは、現在検討されているよりもっと積極的な温室効果ガス削減と、より意欲的な気候目標を求める法的拘束力を持つ新しい議定書を、会議全体で考慮することを求める試みを行いました。
    dailynews date: 
    2009/12/10(Thu)
    記事番号: 
    4
  • グリーンピースのクミ・ネイドーが語る オバマのノーベル平和賞受賞、オバマの戦争、コペンハーゲン、気候債務

    南アフリカの長年にわたる活動家クミ・ネイドーは最近、グリーンピース・インターナショナルの事務局長に就任しました。ネイドーは1986年、アパルトヘイト政権の緊急事態規制に違反して逮捕されて、地下活動を余儀なくされました。その後、「グローバル・コール・トゥ・アクション・アゲンスト・ポバティ」(貧困と闘う行動へのグローバルな呼びかけ)の創設者の一人になりました。 ネイドーにオバマのノーベル賞、コペンハーゲンサミットの位置づけ、気候債務につ いて、また、アパルトヘイト政権への抵抗の日々が気候正義を求める彼の現在の闘いにどのような影響を及ぼしているかについて話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/12/10(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 先住民活動家、「先住民とその土地への米エネルギー業界の戦争を止める」ことをオバマに求めてコペンハーゲンの米大使館へデモ行進

    オバマ大統領がオスロでノーベル平和賞を受賞する直前、北米の先住民団体連合は彼らが呼ぶところの「米エネルギー業界が先住民とその土地に対して仕掛けている戦争」を止めるようオバマに呼びかけコペンハーゲンの米大使館までデモ行進を行いました。抗議運動ではアラスカのア—クティック・ビレッジ(北極の村)のフェイス・ジェミルや、カナダを基盤とした先住民によるタールサンド・キャンペーンのトマス・ミュラーなどが演説を行いました。
    dailynews date: 
    2009/12/10(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領 ノーベル平和賞受賞:「戦争は平和維持の道具という役割を持つ」

    オバマ大統領はアフガニスタンへの3万人の追加増派を命じてから2週間もたたないうちに、ノルウェーのオスロでノーベル平和賞を受賞しました。ホワイトハウスは恒例となっているノーベル平和賞受賞者の記者会見をキャンセルしましたが、これはアフガン戦争に関する質問を避けるためと思われます。さらに、ノルウエイのノーベル委員会とのディナー、テレビインタビュー、平和促進のための子供向けイベント、ノーベル平和センターでの受賞者を称える展覧会への訪問など、毎年開かれるその他のイベントもキャンセルしました。
    dailynews date: 
    2009/12/10(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「石油は大地の下に」 エクアドルが求める未開発油田の保存資金

    各国代表団の温室効果ガス削減提案が入り組むなか、ゲストのメッセージは明快です―「地下石油資源はそのままに」。 イヴォン・ヤネズは、中南米諸国でも屈指の産油国の1つエクアドルの環境活動家です。エクアドルの石油埋蔵量は数億バレルと推定されていますが、その油田は、地球上で最も多様な生物棲息地の1つであるヤスニ国立公園に位置しています。エクアドルは、同国の地下石油資源を保存する見返りとして、国際社会から補償金を貰うというユニークなキャンペーンを開始しました。
    dailynews date: 
    2009/12/11(Fri)
    記事番号: 
    4

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