第25回国連気候変動会議(COP25)が二週目に入り、200近い国々の代表が最終交渉のために集結しています。COP25として知られるこの条約締約国会議は、世界的な気温上昇を2℃(3.6°F)未満に十分に抑制することを目指した2015年パリ協定の達成について議論してきました。しかし気候科学者によると、この会議は気候変動危機を解決するために必要な抜本的対策を打ち出すことができていません。4年前のパリ協定以降、温室効果ガスの排出は4%増加、今年のサミットがこの傾向を押しとどめる兆しは見られません。12月6日、数十万人がマドリッドの街頭抗議に繰り出すなか、スウェーデンの気候変動活動家グレタ・トゥーンベリは記者団に対し、世界的な気候ストライキは「(政府の)行動に現れていない」と話しました。先住民指導者や青年活動家が率いるデモ隊はマドリッド市中心部を行進、大規模な気候変動デモとなりました。デモクラシーナウ!は現場で取材しました。