多くのジャーナリストが命をかけて新型コロナウイルスを取材しているのに、メディア企業は雇用と給与を減らしています。この1週間で、バイス、クォーツ、エコノミスト、バズフィード、コンデナストの各社で数百人のジャーナリストが解雇されました。ニューヨークタイムズ紙は4月に、パンデミック開始以来、報道機関で3万6000人が解雇、一時帰休または減給されたという試算を出しました。受賞歴のあるジャーナリストで、デンバー・ポスト紙の元編集者のグレゴリー・ムーアに話を聞きます。彼は「経済封鎖のために、これらの新聞に広告が来なくなっているのです。そしてそれが、壊滅的な解雇と一時帰休につながっています。市民が今まで以上に上質な情報を本当に必要としているというときにです」と話します。3月に解雇されたフリーランス・ジャーナリスト、アンジェリー・メルカドにも話を聞きます。