デイリーニュース

  • 米国初のソマリア人州議会議員イルハン・オマール:トランプの一般教書演説は「きわめて不快」で「ファシスト的」

    トランプ大統領は、30日夜の初の一般教書演説の中で、ドリーマーズ(DREAMers)と呼ばれるDACA登録者(幼少期に米国に到着した非正規移民の若者を国外強制退去から保護し、一時的に滞在許可を認める制度)などの移民を、テロリストやギャングと結び付けようとする発言を繰り返しました。トランプは、就任後これまでずっと人種差別的で外国人嫌悪の発言を続けており、30日夜には連邦議会黒人議員団に属する多くの議員が、トランプの人種差別、およびアフリカ諸国を「肥溜め諸国」と呼んだ最近の発言に対する抗議の意を表して伝統的なアフリカのケンテ布を身に纏って出席しました。トランプの一般教書演説について、ソマリア系アメリカ人として選挙で選出された米国で最も高位の公務員であるミネソタ州議会議員イルハン・オマールに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/31(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプ大統領の初の一般教書演説は好戦的 グアンタナモ収容所を固持 核戦争の脅威を拡大 

    トランプ大統領は30日夜、初の一般教書演説を行いました。長い演説の中で彼は、グアンタナモ収容所の使用続行を指示する大統領令に署名したと発表しました。また、北朝鮮に対する好戦的な言辞を強め、北朝鮮政府を「下劣」と非難し、米国を核の危険で脅かしていると警告しました。米国で最も長い歴史をもつ週刊誌「ネイション」の編集者兼発行者のカトリーナ・バンデン・フーベルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/31(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ニュージャージー州で移民2人が子供を学校へ送る途中で拘束される 3人目は教会に避難

    ニュージャージー州では、子供を学校へ送る途中の親、数人を移民税関捜査局(ICE)が拘束したことに対し、移民権利擁護運動家と宗教指導者たちが抗議の声をあげています。ロビー・サンガーは、彼の2人の娘たちを車で学校へ送った後でICEに拘束されました。一方、グナワン・リームは彼の娘をスクールバスの停留所まで車で送った後で拘束されました。この2人の男性はインドネシア人でした。3人目の男性ハリー・パンゲマナンもインドネシア出身ですが、ニュージャージー州のハイランド・パーク改革派教会の聖域に避難しました。彼は娘を車で学校に送る準備をしていたときに自宅の外でICEの覆面捜査官が待っているのを見た行っています。3人の男性とも、米国で生まれた子供たちの親です。ハリー・パンゲマナンが避難したハイランド・パーク改革派教会の牧師セス・カパー・デールと、ニュージャージー州サウス・プレインフィールドの第一インドネシア・セブンスデー・アドベンチスト教会の牧師スティーブン・ランタングに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/30(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 新サンクチュアリ連合のラビ・ラグビア:私たちの移民擁護運動が理由で私は拘束された

    ラビ・ラグビアは2017年12月、移民税関捜査局(ICE)によって拘束された、全米でも有名な何人かの活動家の1人です。彼は1月11日に定期出頭をした際手錠をかけられて逮捕、それがきっかけで起こった大規模な抗議行動ではニューヨーク市議会の2人の議員を含む18人が逮捕される結果となりました。ラビはその後すぐに、手錠をはめられたまま、ICEによってフロリダのクロム拘置所に移送されました。彼が母国のトリニダード・トバゴに緊急強制送還されそうになると、一般市民からの激しい抗議が高まりました。その後ICEは、ラグビアの弁護団に対し彼はニューヨーク市周辺の拘置状に戻されるだろうと告げました。米国連邦地裁判事のキャサリン・フォレストは1月29日、ラグビアの拘束は「不必要に残酷」だったと述べ、ICEに彼を釈放するよう命じました。しかし彼は以前として強制送還に直面しています。「新サンクチュアリ連合」(New Sanctuary Coalition)の代表であるラビ・ラグビア本人に、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/30(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 独占放送:ラビ・ラグビアが「不必要に残酷な」移民税関捜査局の拘束から釈放後に発言

    ニューヨーク市の連邦判事は1月29日、移民権利運動の指導者ラビ・ラグビアの拘束は「不必要に残酷」として、彼を移民刑務所から直ちに釈放することを命じました。キャサリン・フォレスト地裁判事は、ラグビアには「さよならを言う自由」があるという判決文を判事席から大きな声で読み上げました。その上でラグビアが受けた扱いについて、「私たちが不当と避難している政府、その国に長く暮らした人を予告なしで通りや自宅、職場で捕まえて追い出すことが許されるようなことが許されるような政府」のやり方になぞらえ、「ここはそんな国ではありません。法がそのようなことを許すようなそんな作り話のような国に我々がなる日が来るとすればなんと惨めなことでしょう」ととのべました。ラグビアは、「新サンクチュアリ連合」(New Sanctuary Coalition)の代表です。彼は、トランプ政権によって標的にされてきた、何人かの有名な移民の権利活動家の1人です。彼の釈放と今後について、ラビ・ラグビア、彼の妻、移民の人権活動家のエイミー・ゴットリーブ、そしてラビの弁護士でニューヨーク大学法科大学院の移民の権利クリニックの共同代表アリーナ・ダスから、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/30(Tue)
    記事番号: 
    1
  • アリ・バーマン「我々は不正操作されたシステムの中で生きている」 ゲリマンダーを利用して権力の座に居座る共和党

    マザー・ジョーンズ誌の上級記者でネイション・インスティチュートのフェロー・レポーターでもあるアリ・バーマンをゲストに招き、ローリング・ストーン誌掲載のバーマンの最新記事“How the GOP Rigs Elections”(「共和党はいかに選挙を不正操作しているか」)について聞きます。「この国で我々は、最多数の票を得た人が当選すると考えがちです。しかし実際には、ゲリマンダリング(不正な選挙区分け)のおかげで、そうなっていないのが現状です」

    dailynews date: 
    2018/1/29(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「あなたは米国市民?」 物議をかもす追加質問で2020年国勢調査を台無しにしかねないトランプ

    トランプ政権は、2020年の国勢調査で市民権のステータスに関する問いの追加を要求し、現在、法的審査を受けていることを明らかにしました。10年に1度行われる国勢調査のデータは、政治的な展望を形成する大きな影響をもちます。人口集計は、連邦議会の議席が全国でどのように配分されるか、数千億ドルの連邦予算がどこに使われるかを決めるのに使われます。国勢調査に市民権に関する質問を加えることで、「政府の手で情報が自分たちに不利益となるよう使われることを恐れ、在留資格のない住民が国勢調査への参加をひかえかねず、調査の妨げるになる」という批判の声があがっています。2020年の国勢調査に市民権に関する質問を加えるというトランプの要請は、「国勢調査全体を邪魔だてし、移民層の対応を大規模に抑えることなる」とマザー・ジョーンズ誌上級記者のアリ・バーマンは語ります。

    dailynews date: 
    2018/1/29(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 女性体操選手160人への性的虐待でラリー・ナサールに有罪判決 「知っていたのはほかに誰か」が次の焦点に

    先週、米体操連盟のチーム・ドクターであるラリー・ナサールが、若い女性体操選手160人以上に性的暴行・虐待を行ったとして、175年の禁固刑が言い渡されたことを受け、ミシガン州では州司法長官がミシガン州立大学への調査を開始し、米体操連盟の理事会全員が総辞職しました。このニュースをスクープしたインディアナポリス・スター紙の調査報道チームの一員、マーク・アレジア記者に話を聞き、アレジアの最新記事“What’s next for USA Gymnastics? A long, tough road at best”(「米体操連盟の今後 待っているのは最善でも長くて過酷な道」)について語ってもらいます。

    dailynews date: 
    2018/1/29(Mon)
    記事番号: 
    2
  • カブール中心部で「前代未聞の大規模な暴力」 タリバンがトランプに送った「明確なメッセージ」

    アフガニスタンでは29日早朝、「イスラム国」(IS)の武装勢力が、首都カブールの西部郊外にある軍学校を攻撃し、少なくとも兵士11人が死亡し、16人が負傷しました。アフガニスタンではこの1カ月、死傷者を出す攻撃が続発しています。カブールでは27日、タリバンが爆発物を満載した救急車で市の中心部に進入し、少なくとも死者103人、負傷者235人に達し、アフガニスタンでは29日を国家による服喪の日と宣言していました。1週間前には、タリバンの武装集団がカブールのインターコンチネンタル・ホテルで22人を殺害しています。先週には、東部の町ジャララバードの人道支援団体「セーブ・ザ・チルドレン」の事務所への攻撃で6人が殺害され、イスラム国が犯行声明を出しました。これに先立ち米国は、アフガニスタン治安部隊へ援助を増強し、タリバンおよびその他の武装集団に対する空爆を強化していました。アフガニスタンのカブールに拠点を置く24時間のニュースチャンネル「TOLOnews」のニュースディレクターを務めるロトフラ・ナジャフィザダに最新情報を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/29(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 俳優でミュージシャンのコモンが語る エリカ・ガーナー コリン・キャペニック ドリーム法対象者 トランプ 正義のため立ち上がること

    オスカー受賞のミュージシャン・俳優のコモンに話を聞きます。彼は23日、”Stand Up for Something”(「何かのために立ち上がれ」)という曲で再びアカデミー賞にノミネートされました。元最高裁判所判事サーグッド・マーシャルについての映画Marshall(『マーシャル』)で使われた曲です。コモンは児童性的虐待を扱う映画The Tale(『ザ・テール』)でも主演俳優を務めています。コモンは20日にパークシティで行われたリスペクト集会でもパフォーマンスを披露しました。公民権と投票権、コリン・キャペニック、警官暴行に反対する活動家の故エリカ・ガーナー、トランプ大統領について語ります。

    dailynews date: 
    2018/1/26(Fri)
    記事番号: 
    3

Pages