デイリーニュース

  • プラミラ・ジャヤパール議員:トランプの道義にもとる予算 貧困層 病人 高齢者を痛撃

    トランプ大統領が提出した4兆4000億ドル規模の予算教書は、教育、医療、社会保障プログラムの大幅な削減を提案する一方で、ペンタゴンの国防予算を大幅に増やしています。トランプの計画は、教育省予算の10%以上の削減を求めており、収入に基づく学生ローン返済プランを大幅に減らし、「公職者ローン返済免除プログラム」( Public Service Loan Forgiveness Program)を終了させます。トランプの予算案では、「補助的栄養支援プログラム」(SNAPー低所得者層向けの連邦食糧支援政策。俗称フードスタンプ)から170億ドル以上が削減されます。これにより、フードスタンプ受給者は新鮮な果物や野菜を購入することができなくなり、代わりに箱詰めの食品配送プログラムのみが提供されることになります。この予算はまた、公共放送およびコミュニティラジオやコミュニティテレビ局をサポートしている公共放送協会への連邦政府からの資金援助を段階的に縮小していきます。またマクラッチー紙の報道によると、トランプ政権はメディケイド加入者に労働要件を課すだけでなく、成人のメディケイドへのアクセスに生涯給付の年限を課すことを検討しています。一方で、トランプの予算は、武器と戦争への支出を13%増加させ、ペンタゴンの予算は6860億ドルにのぼります。

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    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イスラム系少数民族ロヒンギャの虐殺を暴露したロイター通信の2人のジャーナリスト ビルマの刑務所で禁固14年の刑に直面

    ビルマでは、ロイター通信の2人のジャーナリストが刑務所に拘束されて3ヶ月目に入りました。ワ・ローンとキョー・ソウ・オーは12月12日に逮捕され、ビルマの国家保安機密法に違反したとして起訴されました。保釈は拒否され、有罪となった場合の最高刑は禁固14年です。逮捕された時、彼らは9月にインディン村で起きた、ビルマ軍によるイスラム系少数民族ロヒンギャを標的とした虐殺を取材していました。ジャーナリスト2人が刑務所に拘置されている間に、ロイター通信では他のジャーナリストたちが、インディン村での事件の解明を続け、ビルマ軍兵士と非正規の民兵たちがイスラム系ロヒンギャの捕虜10人を処刑したという衝撃的な新報道を行いました。男たちのうち少なくとも2人は斬首され、他の人々は銃殺されました。ロイター通信のビルマ支局長、アントニー・スロドコウスキーに話を聞きます。

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    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 命とりのインフルエンザが全米で蔓延する中 コーク兄弟が支援する団体が全米の有給病気休暇政策に抵抗

    2月第3週は、自身または家族の健康介助をするための無休休暇を取る権利を米国内の被雇用者に与える育児介護休業法(FMLA)に、ビル・クリントンが署名してから25年目となります。その10年後、サンフランシスコが、有給病気休暇を認める全米初の都市になりました。現在では32の地方自治体と9つの州の約1400万人の労働者に有給病気休暇制度が適用されています。2月15日、テキサス州オースティンの市議会議員たちは、南部州の都市で初めて民間雇用主に有給病気休暇付与を義務付ける条例の採決を行う予定です。しかし、この法案は、全米で有給病気休暇制度に抵抗している「全米独立企業連盟」(National Federation of Independent Business)と呼ばれるコーク兄弟が支援するロビー活動団体からの強い反対に直面しています。このまさに同じロビー活動団体が、「医療保険制度改革法」(Affordable Care Act)への反対の先鋒となってきました。有給病気休暇法案を提案したオースティンの市議会議員グレゴリア・シーザーから、さらに詳しく話を聞きます。彼が2014年に初当選したとき、彼はオースティン史上最年少の市議会議員でした。彼はメキシコ移民の息子です。

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    2018/2/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「信じがたいことにシリアの戦争はさらに悪化している」:民間人の死者が急増する中 世界の列強が衝突

    イスラエル、イラン、トルコ、ロシア、そしてシリア政府を含む内外の勢力間の一連の衝突が起こる中、シリア北部全域の緊張が激しく高まっています。2月10日には、シリアから発進して領空に侵入したドローンをイスラエルが撃墜、イスラエルはそれがイランのものだと言っています。引き続いてイスラエルは、そのドローンが発進したシリア内のイラン司令部への攻撃を開始しました。その後イスラエルのF16戦闘機、1機がシリア政府の対空ミサイルによって撃墜されました。一方、2月10日にはシリア北部でも、トルコが爆撃と地上戦を仕掛けているシリア国内のクルド人勢力域の都市アフリンの付近で、トルコ軍のヘリコプターが米国支援のシリアのクルド系民兵組織「人民防衛隊」(YPG)の戦闘員たちによって撃ち落とされました。こうしたことはすべて、国連がシリアでの民間人の犠牲者数が急増していると警告している中で起こりました。ニューヨークタイムズ紙のレバノン、ベイルート支局長であるアン・バーナードに話を聞きます。

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    2018/2/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 追悼 パキスタンの人権弁護士で活動家のアスマ・ジャハンギルの驚くべき生涯を振り返る

    世界的に有名なパキスタンの人権弁護士で活動家のアスマ・ジャハンギルが11日、パキスタンのラホールで急死しました。66歳でした。ジャハンギルは数十年にわたって、パキスタンの女性や少数者の権利、民主主義の擁護のための戦いを率いてきました。ムハンマド・ジア=ウル=ハクの軍事政権下の1983年には、「民主主義回復同盟」(Movement for Restoration of Democracy)と協力したことを理由に収監されました。2007年にも、軍事指導者ペルベズ・ムシャラフの追放を求める弁護士の抗議活動を助けたことで自宅軟禁下に置かれました。パキスタンの最も強力な弁護士の一人として1986年に同国初の法的援助センターを設立、女性として初めて「パキスタン最高裁弁護士協会」(Supreme Court Bar Association of Pakistan)の会長を務め、人権と超法規的殺害、宗教的自由についての国連特別報告者としても活躍しました。デモクラシー・ナウ!は2007年と2016年にアスマ・ジャハンギルをインタビューしました。デモクラシー・ナウのサイトには、ジャハンギルが2014年にライト・ライブリフッド賞を受賞した際の演説もリンクされています。ジャハンギルの驚くべき生涯について、個人的な親交のあったタフツ大学教授のアイシャ・ジャラル教授に話を聞きます。

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    2018/2/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 全米各地の判事がトランプの大量国外退去を停止 移民には適正手続を受ける権利があるとの判断で

    米連邦判事は9日、「新サンクチュアリー連合」(New Sanctuary Coalition)代表のラビ・ラグビアの国外退去命令を一時的に延期しました。退去予定日の1日前のことでした。ニュージャージー州やマサチューセッツ州、ミシガン州、フロリダ州などでは、ラグビアのように、移民に対する個別または一括の国外退去計画が連邦判事によって停止されるケースが増えています。トランプの大量国外退去の取り組みに対する法的な戦いについて、「アメリカ自由人権協会」(ACLU)の「移民の権利プロジェクト」副代表リー・ゲラーントと、「ハイランドパーク改革派教会」(Reformed Church of Highland Park)牧師のセス・カパー=デイル、「新サンクチュアリー連合」代表のラビ・ラグビアに話を聞きます。

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    2018/2/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ラビ・ラグビア:トランプの移民強制送還を批判する移民指導者は監視対象にされている

    米連邦判事は9日、ニューヨーク市に住む移民の権利活動のリーダー、ラビ・ラグビアの国外退去を延期しました。ラグビアはこれに先立ち、移民捜査官が職権を使って声高に発言する活動家を監視や国外退去のターゲットにし、政治的な反対意見を押さえ込んでいるのは言論の自由を保障する憲法に反しているとして、入国管理当局を提訴していました。連邦判事がラグビアの国外退去を延期したのは、退去予定日の1日前になってからでした。ラグビアは現在、3月15日に移民税関捜査局(ICE)に出頭することが命じられています。「新サンクチュアリー連合」(New Sanctuary Coalition)代表のラグビアに詳しく聞きます。

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    2018/2/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ローレンス・ウィルカーソン:イラク戦争という誤った選択を売り込む手助けをした イランでも同じことが起きている

    15年前の今週、コリン・パウエル国務長官は国連でイラク戦争を肯定する演説を行い、サダム・フセインが大量破壊兵器を所有している明確な証拠があると述べました。パウエルは後に、この演説は自分の経歴の汚点だと語りました。トランプ大統領もイランに大して同じ事をしているのでしょうか。パウエル長官の首席補佐官だったローレンス・ウィルカーソン大佐に話を聞きます。最近彼は、"I Helped Sell the False Choice of War Once. It’s Happening Again"(私はかつて誤った選択を売りつける手助けをした。これがまた起きている)と題した記事を執筆しました。

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    2018/2/9(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 南北チームが合同入場でオリンピック開幕も トランプの北朝鮮けん制は続く

    韓国の平昌で2018年冬季オリンピックが開幕し、開会式では北朝鮮と韓国の選手が一緒に入場行進をしました。このオリンピックは、1950年から公式には戦争状態にある両国の関係にとって重要な瞬間としてらとらえれています。朝鮮半島の緊張を緩和するため、北朝鮮は500人の選手団、音楽隊、応援団などをオリンピックへ派遣しました。強い影響力を持つ北朝鮮指導者金正恩の妹も開会式に出席し、韓国の文在寅大統領と握手を交わしました。また、2人は昼食会を行う予定となっています。朝鮮半島が核戦争の脅威を緩和しようとしている中、マイク・ペンス米国副大統領は、米国政府は北朝鮮に対して更なる制裁を加える予定だと警告しました。朝鮮戦争を終わらせるための女性団体の国際運動である「ウィメン・クロスDMZ」創設者で国際コーディネーターのクリスチーン・アンに話を聞きます。

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    2018/2/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 一部の民主党議員が共和党の予算法案を支持  DACA対象者への保護がないのに

    早朝の投票の結果、米国の上下両院は、昨夜からの政府閉鎖を短期間で終了させる法案を可決しました。この法案は、今後2年間で軍事費と国内支出の予算を3000億ドル近く増加させます。しかし、移民人権団体や民主党員の多くが要求している、トランプ大統領が2017年の秋に打ち切った在留資格のない若い移民の保護には応じていません。下院では73人の民主党議員が共和党に同調して法案を支持したことにより可決されました。「ユナイテッド・ウィ・ドリーム」(United We Dream)の主任弁護のグレイシャ・マルティネス・ローザスに話を聞きます。彼女はDACA(子供の時に親に連れられて米国に不法入国した若者に対する国外退去一時延期措置)で保護されています。

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    2018/2/9(Fri)
    記事番号: 
    1

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