デイリーニュース

  • 10年遅すぎる:民主党下院議員バーバラ・リー ビンラディン殺害をうけてアフガン戦争終結を呼びかける

    2001年9月、民主党下院議員のバーバラ・リーは上下両院議員の中でアフガニスタンでの武力行使承認決議に反対した唯一の議員でした。現在彼女は、米軍のアフガニスタンからの即時撤退と、議会による正式な宣戦布告なしに大統領が武力行使できる権限を撤回することを求めている中心的人物です。「アルカイダの指導者がいなくなった今、テロが起きる根本原因への真剣な対応と、アフガニスタンから撤退し始めることに我々の資源と戦略を向ける必要がある事を理解すべきです。」と、リーは言います。本日は映画製作者のロバート・グリーンウォルドにも、彼のRethink Afghanistan(『アフガニスタン再考』)キャンペーンについて話を聞き、またジャーナリストのアナンド・ゴパールにもアフガニスタンのカブールから報告してもらいます。

    dailynews date: 
    2011/5/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 元国務省高官が語る「ビンラディン殺害後もアフガニスタンへの5万人派兵は必要か?」

    イラクへの2度の視察を経験し、さらにワシントンD.C.の国務省で勤務後、マシュー・ホーはアフガニスタンで米国上級文民代表およびポリティカルアドバイザーになりました。マシューは5ヶ月前、アフガニスタン戦争に抗議して辞職しました。アフガニスタン戦争に抗議した米国高官の辞職の中で最高位です。ワシントンD.C.から出演したマシューと、オサマ・ビンラディンの死が戦争の終結を意味するのかについて話し合いました。「イスラマバードから北に車で1、2時間程の邸宅にウサマ・ビンラディンが隠れていたのだとしたら、なぜ私たちはこの2年間、アフガニスタンに5万人もの兵士を駐留させていたのか。国民全員が自らに問いかけるべきです」

    dailynews date: 
    2011/5/2(Mon)
    記事番号: 
    6
  • 元国防情報局分析官が語る:ビンラディンの死はアルカイダに大きな影響を与えない

    アフガニスタンだけではなく、米国はアラビア半島でもアルカイダと戦っています。オサマ・ビンラディンの死が与える影響について、イエメンの専門家で元米国防情報局分析官のジョシュア・ファウストに話を聞きました。「運用上の観点からみれば、オサマ・ビンラディンが、イエメン、ソマリアその他に地域に存在する各アルカイダのグループを厳しく統制しているということはありませんでした。つまり今回の出来事は、むしろ象徴的な勝利に留まるということになります」

    dailynews date: 
    2011/5/2(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 「殺人者が別の殺人者を殺した」アラン・ネアンがオバマ政権によるビンラディン殺害を語る

    「ビンラディンは亡くなりましたが、世界は依然としてビンラディンたちの支配を受けています。人々は、正義がなされたと考え喜んでいますが、しかしこれは被害者たちによってもたらされた正義ではありません。一方の殺人者がもう一方の殺人者を殺害した、という話です」とアラン・ネアンは語りました。「こうした、無実の人々への殺害を止めるには、アメリカ人が立ち上がる必要があります。エルサルバドルの大司教オスカー・ロメロのような存在が、アメリカにも必要なのです」

    dailynews date: 
    2011/5/2(Mon)
    記事番号: 
    4
  • パキスタン政府はビンラディンの隠れ家を知っていたのか?

    「ビンラディンがこの7、8年の間に、パキスタンの当局に知られることなくトラボラから(今回殺害された場所である)あの邸宅へ移動したというのは、現実にありえない事のように聞こえます」とパキスタン出身のジャーナリストで、アボタバードにて取材を続けているモシャラフ・ザイディは語りました。「さらに信じがたいのは、米軍の武装ヘリコプターがパキスタン側に気づかれず国内に入ることができたということです」。パキスタン出身の作家タリク・アリは、どうすれば、パキスタンの陸軍士官学校からほんの1マイル程に位置する要塞化された邸宅で、ビンラディンが生活することが可能だったか、と問いかけます。

    dailynews date: 
    2011/5/2(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 9.11で死亡した警察官の母「平和が達成され、暴力の連鎖が止むことを望む」

    ニューヨーク市警のモハメド・サルマン・ハムダニは、9月11日、世界貿易センタービルへ生存者の救助に向かい、亡くなりました。彼の勇敢さは米国愛国者法でも言及されていますが、しかしイスラム系の移民であった事から当時のニューヨークポスト紙やその他のメディアは、当初彼を容疑者として報道しました。こうした報道は、ハムダニのDNAが発見されるまで続いたのです。「平和な明日を求める9・11犠牲者家族会」のメンバーでもあるハムダニの母親に、今回のオサマ・ビンラディンの殺害について話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/5/2(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ビンラディン殺害:オバマは「ブッシュ政権の要人暗殺方針を強化した」 ジェレミー・スケイヒルが語る

    オサマ・ビンラディンの捜索は、終わりを迎えました。世界貿易センタービルと米国防総省への攻撃から10年近くが経ちましたが、米軍はサウジアラビア出身のアルカイダ創設者、オサマ・ビンラディンを、パキスタン国内で殺害したと発表しました。報道によると今回の作戦は、米統合特殊作戦軍(JSOC)の指令のもと、米海軍特殊部隊25人により実行されました。死亡時、ビンラディンはパキスタンの陸軍士官学校からほんの1マイルほどの場所にある要塞化されたマンションに暮らしていたとのことです。ネイション誌の国家安全保障の担当記者であり、イラクとアフガニスタンでの紛争や、パキスタン国内のひそかな戦闘について旺盛な取材を行っているジェレミー・スケイヒルに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/5/2(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 統一を祝うメーデー:労働組合と移民団体が提携してデモ行進を計画

    メーデーの集会が1日の日曜日に各地で設定されています。それに先立ち、ウィスコンシン州では公務員の団交権を守ろうと労働組合支持の大規模な抗議行動が行われます。苛酷な反移民法に抗議して全米で100万人以上が行進した2006年以来、メーデーはまた移民権利団体の重要な抗議の日になっています。今年、労働問題および移民問題の活動家たちが一緒に行進することになりました。これは両者が互いに力を合わせようと決めたことを象徴する動きです。国際港湾倉庫労働者組合第10地区分会のクラレンス・トーマスに話を聞きます。同分会は4月4日、ウィスコンシン州の労働者に連帯してオークランドとサンフランシスコの港湾を閉鎖しました。また、ミルウォーキーからは2006年に同地で7万人以上のデモを組織した中心人物ボイセズ・デ・ラフロンテラ(Voces de la Frontera)の代表理事クリスティン・ニューマン=オーティスに登場してもらいます。
    dailynews date: 
    2011/4/29(Fri)
    記事番号: 
    2
  • グレン・グリーンウォルド:ブラッドリー・マニングに関するオバマのコメントはウィキリークス問題で「驚くほど多くの不適切な影響」を及ぼす

    米国の機密文書をウィキリークスに漏洩したとして拘束されている米陸軍上等兵ブレッドリー・マニングが、移送されたカンザス州フォートレブンワースで中級警備の収監者として処遇されることになりました。先週までマニングはバージニア州カンティコの海軍刑務所内の独房に1日23時間監禁されていました。カンティコでのこの処遇はアムネスティ・インターナショナルから非難され、国連の拷問専門家による調査が入る結果になりました。Salon.comの法律ブロガーで憲法弁護士のグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。グリーンウォルドは昨年12月、マニングが拘禁状態に置かれていて長期にわたる精神的損傷に苦しむ恐れがあることを暴露しました。
    dailynews date: 
    2011/4/29(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ヨハン・ハリ:英国王子結婚式の狂騒は「我々すべてにとっての恥」

    世界中で20億人もの人々がテレビを通じて英王室ウィリアム王子とケイト・ミドルトンの結婚式を見ていたようです。数週間にわたって2人の話題はTVニュースを独占していました。この結婚騒ぎが英国の王制や国内政策、さらに世界中の英国植民地時代からの遺産が今日の外交問題にどう影響しているかを見る機会も与えてくれました。世界中の視線が結婚式の行列とファーストキスに注がれる中、デモクラシー・ナウ!はロンドンのインデペンデント紙コラムニスト、ヨハン・ハリに話を聞きました。彼は、王子の結婚の狂乱は我々みんなが恥ずかしく思うべきことだと言います。

    dailynews date: 
    2011/4/29(Fri)
    記事番号: 
    1

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