デイリーニュース

  • マイケル・ブルームバーグ候補がテレビ広告に財産をつぎ込んで浮上する陰で企業メディアは大儲け

    民主党大統領候補の大富豪マイケル・ブルームバーグが、アイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選挙の終了後に、世論調査で順位を上げています。ブルームバーグ候補の選挙運動での支出に関する態度、3期にわたりニューヨーク市長を務めたときの政策、本人と経済通信社ブルームバーグに対して起こされた数十件の訴訟などについて、デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスに話を聞きます。「マイケル・ブルームバーグがこんなにメディアの注目を集めているのは驚きです」とゴンザレスは述べています。

    dailynews date: 
    2020/2/14(Fri)
    記事番号: 
    1
  • エイミー・クロブシャーは無実のティーンを終身刑にしたのか? 地方検事時代の経歴に広がる疑問

    ニューハンプシャー州予備選で3位に急浮上したミネソタ州選出のエイミー・クロブシャー上院議員は、全米でも同様の票獲得を目指しています。しかし、彼女のミネソタ州地方検事時代の経歴へも厳しい目が向かられるようになっています。AP通信は最近、クロブシャーがヘンネピン郡地方検事時代に首席検事として担当した、2002年のアフリカ系米国人の十代の少年マイオン・バレルが、当時11歳だったタイエシャ・エドワーズを殺害した罪で終身刑になった事件について報道しました。その報道によれば、クロブシャーはこの事件の扱いを誤っており、バレルは無実の可能性があるということです。この衝撃的な報道を受けて、全米黒人地位向上協会(NAACP)ミネアポリス支部、「黒人の命も大事」(BlackLives Matter)のツインシティ支部、およびその他の人種正義組織が、クロブシャーに大統領選から撤退するよう求めています。AP通信の報道によれば、検察側はバレルをこの殺害に関連付ける証拠となるDNAや指紋を発見しておらず、留置所の情報提供者の証言に頼りましたが、一部はその後証言を撤回しています。バレルは最初から無実を訴えていました。クロブシャーは選挙遊説で、バレルの有罪判決をこれまでの功績のひとつとして挙げており、9月の討論会でもこの件に言及しました。

    dailynews date: 
    2020/2/13(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 封鎖と占領でパイプラインへの戦いを続ける ウェットスウェットエム族の運動がカナダ中に広がる

    カナダでパイプライン建設に反対する大規模な抗議が続いています。ブリティッシュ・コロンビア北部に位置し、自分たちに主権がある土地を守ろうとするウェットスウェットエム族の人々に連帯する抗議活動です。先週から今週末にかけて、カナダ警察はウェットスウェットエム先住民族がまだ譲渡していない土地へ数日に渡る強制捜査を行い、数十人が逮捕されました。この土地はトランスカナダ社が47億ドルの費用をかけて、640キロ以上に渡るコースタル・ガスリンク・パイプラインの工事を行っている土地で、長年ウェットスウェットエム先住民族の世襲族長たちが、自分たちの土地を守る戦いを続けてきました。この強制捜査はバンクーバーから1130キロ程北にある地域で行われましたが、カナダ全国に怒りが広がっています。オンタリオではモホーク族の連帯デモが、カナダ国有鉄道を数日間閉鎖し、数万人の利用者に影響が出ています。カナダのジャスティン・トルドー首相は2月12日、早急な解決を呼び掛けました。ニューヨークでは13日、ウェットスウェットエム族の土地を守る人々に連帯して国連本部前で座り込みが行われました。

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    2020/2/13(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「最初からトラウマになる経験だった」:ワインスティーン裁判で明らかになった性的暴力事件への対応の不備

    2月13日に最終弁論が行われる、ハービー・ワインスティーンの性犯罪裁判についての話題を続けます。ワインスティーンは2人の女性の告発で5件の重罪に問われており、有罪なら終身刑に処される可能性もあります。先週、告発者の1人ジェシカ・マンが、ワインスティーンの弁護人による尋問中に泣きだしパニック発作を起こしたため、判事がその日の審議を閉廷せざるを得なくなりました。マンは以前自身のボーイフレンドに送ったメールを読み上げさせられ、その中でワインスティーンに会う前にも性的暴力の被害にあったことがあると告白していました。マンは、ワインスティーンにニューヨークとロサンゼルスでレイプされ、「非常に屈辱的な関係」を持たされたと証言しています。トラウマのサバイバーと彼女らを支援する人々へのトレーニングを提供する「エコー」(Echo)のルイーズ・ゴッドボルド事務局長に話を聞きます。「エコー」はトラウマ・サバイバーのための会議を主催し、ワインスティーンの被害にあった人々も招いてきました。3月にはマヤ・アンジェロウの詩に因み「それでも私たちは立ち上がる」(And Still We Rise)と題した集会を開きます。

    dailynews date: 
    2020/2/13(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ハービー・ワインスティーンの終焉? ニューヨークでのレイプ裁判で最終弁論開始

    汚名を負ったハリウッドの大物、ハービー・ワインスティーンが性犯罪者として告発された裁判の最終弁論が2月13日に予定されています。陪審は18日に評議に入ると見られています。ワインスティーンは、2人の女性からの告発で、5件の重罪に問われており、有罪なら終身刑に処される可能性もあります。この裁判のきっかけとなったのはニューヨーカー誌およびニューヨーク・タイムズ紙が2年以上前に掲載した告発記事で、そこから#MeToo運動が起こり、ハリウッド内外へと広がりました。以来、100人以上の女性がワインスティーンをレイプ、性的暴力、セクシャル・ハラスメントで告発しています。今回の裁判では6人の女性が陪審に対し、ワインスティーンがいかに性的暴力を振るったかを詳細に証言しました。ワインスティーン自身は証言台には立ちませんでしたが、彼の弁護士たちは性的関係が合意の上で行われたと主張し、何回も女性たちの主張の信頼性に疑問を呈しようとしました。今回の裁判は2人の女性の告発が中心となりましたが、ワインスティーンの被害者であると名乗り出た大勢の女性が傍聴しました。「ザ・ラップ」(The Wrap)でメディアと政治を担当する記者J・クララ・チャンに話を聞きます。チャンはワインスティーン裁判を詳細に報じてきました。

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    2020/2/13(Thu)
    記事番号: 
    1
  • サウスベンドの政治家:私はピート・ブティジェッジと仕事をした。彼は黒人居住者の苦悩を尊重しなかった

    2020年の大統領候補であり、インディアナ州サウスベンドの前市長であるピート・ブティジェッジは、アイオワ州とニューハンプシャー州、共に米国で最も白人の割合が高い州での強力な集票で多くの人々を驚かせました。しかし、選挙戦がサウスカロライナ州とネバダ州に移るにつれ、ブティジェッジの世論調査でのアフリカ系アメリカ人の有権者による支持は、非常に低いままです。彼の前職地の有権者は、彼の市長時代のサウスベンドでの黒人コミュニティの扱いを非難しており、警察の組織的人種差別があったと指摘しています。ブティジェッジの在職中、黒人居住者がマリファナを所持しているとして逮捕される確率は白人の場合より4.3倍高かったのです。2008年からサウスベンド市議会議員を務めているヘンリー・デイビス・ジュニアと、「コンバヒー川集団」(Combahee River Collective)の共同設立者である伝説的なフェミニスト学者バーバラ・スミスに話を聞きます。

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    2020/2/12(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 黒人とラティーノの若者を標的にした取締りを擁護したブルームバーグの人種差別発言を暴露したジャーナリスト

    「ハッシュタグ・ブルームバーグはレイシスト」(#BloombergIsRacist)。これは、2020年の民主党の大統領選に出馬中の元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグの発言の録音が今週初めに流出して以来、ツイッターで流行しているハッシュタグです。アスペン研究所(Aspen Institute)での2015年の録音の中で、ブルームバーグは、ニューヨーク市警察の物議を醸した路上訊問「ストップ・アンド・フリスク」(stop-and-frisk)政策を擁護し、「殺人事件、その加害者との被害者の95%が、1つの取締方式に合っている。描写を書き取り、ゼロックス・コピーして、すべての警官に渡せばすむ」と述べ、次のように続けます。「彼らは15〜25歳のマイノリティ男性だ。ニューヨークではそうなのだ。実際、どこの都市でもその通りなのだ」と。ブルームバーグは11日に声明を発表し「私は警察の路上訊問(stop-and-frisk)慣行を引き継いでいて、銃の暴力を止める努力の一環として使ったが、やりすぎでした。退任するまでに95%を削減したが、もっと早く、迅速に削減するべきでした。後悔していますし、すでに謝罪もしました」と述べました。しかしブルームバーグは、路上訊問(stop-and-frisk)を継承しただけではありませんでした。彼の在職期間中に、この尋問の使用は7倍に増加しました。

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    2020/2/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • フェミニスト学者のバーバラ・スミス、アイデンティティ・ポリティクスについて、と大統領にバーニー・サンダースを支持する理由を語る

    伝説的なアフリカ系アメリカ人フェミニスト学者バーバラ・スミスに話を聞きます。彼女は「コンバヒー川集団」(Combahee River Collective)と「キッチン・テーブル:有色人種の女性出版」(Kitchen Table:Women of Color Press)の創設者です。バーバラ・スミスは最近ガーディアン紙の「私は『アイデンティティ・ポリティクス』[社会的不公正の犠牲になっているジェンダー、人種、民族、性的指向、障害などの特定のアイデンティティに基づく集団の利益を代弁して行う政治活動]という言葉を生むのに貢献しました。私はバーニー・サンダースを支持しています(I helped coin the term 'identity politics'. I’m endorsing Bernie Sanders.”)」というタイトルのコラムを書きました。彼女の最新著書は、Ain’t Gonna Let Nobody Turn Me Around: Forty Years of Movement Building with Barbara Smith(『誰にも私を引き戻させない:バーバラ・スミスとの40年の運動構築』)です。

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    2020/2/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • バーニー・サンダースニューハンプシャー州予備選に勝利 若者投票者が主要な支持者

    バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースは、アイオワ州での一般投票に勝利した1週間後、ニューハンプシャー州の予備選挙で勝利しました。投票区の89%の集計報告が出た12日朝の時点で、サンダースは25.8%の票を獲得しており、24.4%の元サウスベンド市長のピート・ブティジェッジを僅差で上回っています。エイミー・クロブシャー上院議員は、ほぼ20%の投票で3位になりました。エリザベス・ウォーレン上院議員とジョー・バイデン前副大統領の両者は、ここ数週間、数カ月で支持が急落し、10%以下の得票でした。マンチェスターでのお祝いで、バーニー・サンダースは、ニューハンプシャー州での勝利は、ドナルド・トランプの終わりの始まりであると述べました。ニューハンプシャー州の予備選挙の結果を受けて、コロラド州のマイケル・ベネット上院議員と、ユニバーサル・ベーシック・インカム[無条件で国民に一定の金額を給付するベーシックインカム]を掲げてキャンペーンを行った起業家アンドリュー・ヤンの2人の民主党候補が大統領候補指名選から撤退しました。ニューハンプシャー州での予備選挙と、大統領選挙で次に何が起こるかについて、『ネイション』誌のジョン・ニコルスに話を聞きます。   

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    2020/2/12(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 企業メディアによる「反バーニー戦」にもかかわらずニューハンプシャー予備選に向け支持の波に乗るサンダース

    選挙シーズン最初の予備選としてニューハンプシャー州で投票が始まりました。この投票は、バーニー・サンダース上院議員と、インディアナ州サウスベンドの元市長ピート・ブティジェッジの両者が勝利宣言した、いまだに結論の出ないアイオワ州党員集会の8日後に当たります。2人の候補者はどちらも結果についての部分的な集計のしなおしを要求しています。ニューハンプシャー州でラジオとテレビ司会者を長年務めた、元民主党ニューハンプシャー州議会議員のアーニー・アーネセンと、バーニー・サンダースを支援する「ルーツ・アクション」(RootsAction.org)の共同創設者で全米コーディーネーターのノーマン・ソロモンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/2/11(Tue)
    記事番号: 
    4

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