なぜ?停戦交渉が進む中で行われた2012ガザ爆撃

2012/11/16(Fri)
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14分

2012年11月イスラエルはガザへの爆撃を激化させ、14日にはハマス軍事部門指導者アフメド・ジャバリを暗殺しました。同月22日に成立した停戦合意までの間に、この攻撃での死者はパレスチナ人161人(71人が民間人)、イスラエル人5人とAP通信は伝えています。

暗殺される直前、ジャバリは停戦交渉に応じる意思をエジプトを介してイスラエル側に伝えていたとガーション・バスキンが明かしました。和平交渉や停戦交渉が進み始めるとパレスチナに軍事攻撃をくりかえすイスラエル。バスキンは暗殺されたジャバリを「平和を望む人物ではない」と評しましたが、その言葉はイスラエル政府にもあてはまるのではないでしょうか。(桜井まり子)

*ガーション・バスキン(Gershon Baskin):イスラエル/パレスチナ研究情報センターの創設者。2005年よりハマースの捕虜となっていたイスラエル兵の解放交渉に関わった。

*モハメド・オマール(Mohammed Omer):ガザ報道でマーサ・ゲルホーン報道賞を受賞したパレスチナのジャーナリスト

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字幕翻訳:田中泉/校正・Web作成:桜井まり子