デイリーニュース

  • 保険業界の「間抜けなスポークスマン」だった自分と決別 俳優のアンディ・コブが公的保険の必要を訴える

    米下院による独自の医療保険改革法案が明日にも同院で採決されます。かつて米大手医療保険会社ブルークロス・ブルーシールドのフロリダ社の「顔」だった男優が、医療保険改革を邪魔するだけの保険業界に愛想を尽かしたようです。俳優でコメディアンのアンディ・コブは同社のフロリダのCMに出ていましたが、いまやその元雇用社と決別し、政府運営のいかなる医療保険プランにも強硬に反対する民間保険業界全体に反対の声を表明しています。
    dailynews date: 
    2009/11/6(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米フォートフット基地で最悪の乱射事件 13人死亡 30人負傷 容疑者はイスラム教徒いじめに苦悩との報道

    テキサス州フォートフット基地で13人が死亡、30人が負傷するという米軍基地史上最悪の大量殺人事件が起きました。容疑者は軍所属精神科医のニダル・マリク・ハサン少佐で、イスラム教徒であることからいじめに遭って軍を辞めようとしていたと報道されています。実は6カ月前にも同様の事件が起きています。今年5月、イラクの米軍基地キャンプ・リバティで米兵5人が射殺される乱射事件がありました。米ムスリム軍人退役軍人問題評議会(American Muslim Armed Forces and Veterans Affairs Council)のカシーム・ウクダーと、The War Comes Home: Washington’s Battle Against America’s Veterans(『戦争が家にやってくる:ワシントンの米退役軍人に対する戦い』)の著者で独立系ジャーナリストのアーロン・グランツに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/6(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 追放中のホンジュラス大統領が語る:クーデター政権との合意破たんで和解交渉が中止に

    ホンジュラスの4か月に及ぶ政治的危機を終結させようとする米国の仲介も、和解文書への署名が行われたほんの1週間後に、破たんを迎えたとみられます。追放されているマヌエル・セラヤ大統領は6日、滞在先のブラジル大使館で、和解合意が決裂したと発表しました。一方クーデター政府の暫定大統領ロベルト・ミチェレッティは、セラヤ大統領抜きで和解政権を発足すると発表しました。ブラジル大使館に滞在中のセラヤ大統領に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/11/9(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 米フォートフッド銃乱射事件、基地から兵士が語る

    米南部テキサス州のフォートフッド陸軍基地で5日発生した銃乱射事件で、13人の死者の遺族や友人らが悲しみに暮れる中、この凶悪事件を引き起こした動機に対する疑問が今もなお浮上しています。銃乱射事件を起こした陸軍少佐のニダル・マリク・ハサン容疑者は、軍の精神科医としてウォルターリード陸軍病院で長らく勤務した後、今年の初めにフォートフッドに転属されました。また、同容疑者は最近、アフガニスタンへの派遣を命じられていました。番組ではフォードフッド陸軍基地から米軍兵士のマイケル・カーンに、また、独立系ジャーナリストで作家のダー・ジャマールに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/11/9(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米医療保険改革法案が下院で可決、中絶反対派の修正案盛り込む

    米下院で7日可決された「Affordable Health Care for America Act(米国のための低価格な医療保険法案)」は、1965年に制定された公的医療保険制度(メディケアおよびメディケイド)以降の米最大の医療保険制度見直しになります。同法案に反対票を入れた人々の中にはオハイオ州選出の民主党、デニス・クシニッチ下院議員が含まれています。クシニッチは、単一支払者(シングルペイヤー)制度のメディケアをすべての国民に提供すべきだと提唱する代表的な人物です。一方で同日、同法案による新たな枠組みのもとで妊娠中絶への資金提供を制限する修正案も可決され、「リプロダクティブ・ライツ(性と生殖の権利)」に対する大きな打撃となっています。
    dailynews date: 
    2009/11/9(Mon)
    記事番号: 
    1
  • FCC委員長:自由で開かれたインターネット環境保護のためネット中立規定を提案

    米連邦通信委員会(FCC)は、インターネット・サービス・プロバイダーがオンラインサービスを制限したり遮断することを防止する新たな一連の提案を発表しました。FCC委員長のジュリアス・ジェナカウスキーは9月21日、ウェブサイトとその他のオンライン情報の自由な閲覧を可能にするこれまでの補償措置を永続的なものにする計画を公表しました。新たな規定はさらに、無料インターネット電話サービスやファイル共有アプリケーション等の特定のデータに企業が制限を設けることを禁止しています。この保障措置は、携帯電話会社にも初めて適用されます。支持者らは、この提案をネットの中立性を求めるキャンペーンにとって大きな前進であるとしています。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/9/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • イランの核兵器計画をめぐる争議の中、同国のアフマディネジャド大統領が国連で演説へ

    イランのマフムード・アフマディネジャド大統領は、9月23日の国連総会で演説するために米国に向かっています。イランの核活動をめぐる様々な議論の中での訪米となります。争議は8月に、国連の核監視機関である国際原子力機関(IAEA)が、イランには核爆弾製造能力があり核弾頭を搭載するミサイルシステムを開発しているという結論に達したと、AP通信が報じたために起こりました。IAEAはこの報道を否定し、イランの核兵器計画の証拠は持っていないといっています。
    dailynews date: 
    2009/9/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • Hoodwinked (『欺き』):元エコノミック・ヒットマンのジョン・パーキンスが明かす世界金融市場の崩壊の理由と改革の方法

    ジョン・パーキンスは自身を元エコノミック・ヒットマンと呼びます。彼は今のような金融破綻の兆候を以前にも見たことがあります。サブプライムローンの不始末、金融産業の崩壊、失業率の上昇、こうしたこと全てはパーキンスにとってなじみ深いものなのです。パーキンスは、かつては第三世界特有の現象だったこれらの事象を観察し、まさにその事態を引き起こすように仕組む最前線で働いていました。彼は1971年から1981年まで、国際コンサルティング会社チャス・ティー・メインで働き、同社での自分の仕事は「エコノミック・ヒットマン」だったと自ら言っています。彼はニューヨーク・タイムズ紙にベストセラーとしてあげられている、『エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ』とThe Secret History of the American Empire(『アメリカ帝国の秘史』)の著者でもあります。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/11/10(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 制作者フィリッペ・ディアスが語る新ドキュメンタリー『貧困の終焉?』

    今年2009年のはじめに、国際通貨基金(IMF)と世界銀行は、金融危機によって貧困削減政策は深刻な問題に直面することになると警告しました。世界銀行の試算によれば、経済危機によって途上国では5300万人が新たに貧困へ追い込まれるといいます。国連の最新調査によると、世界の人口の最大27億人が1日2ドル以下でなんとか生活し、そのうちの10億人は1日1ドル以下で生き延びています。このとんでもない統計データと、貧富の差が拡大していくなかで、我々は貧困撲滅をどのように考えればよいのでしょうか?この問題を扱っている新ドキュメンタリーThe End of Poverty?(『貧困の終焉?』)を紹介します。

    ★ 字幕動画はこちら

    ★ ニュースレター第32号 (2010.9.10)

    dailynews date: 
    2009/11/10(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 監視団体:ニューヨーク州の天然ガス井規制は「数十年間にわたって悲惨なほどお粗末」

    ニューヨーク州イサカを拠点とする環境データベース会社トキシクス・ターゲティング(Toxics Targeting)は、同州の環境保護局が持つ過去30年以上の危険有害物質流出のデータベースを調査しました。その結果、270件以上の火災、爆発、廃水流出、井戸汚染、そしてガス掘削に関係する生態系破壊の事例を発見しました。事例の多くは未解決のままです。政府は、現存する天然ガス井規制は環境と公衆衛生を保護するのに十分であると繰り返し保証してきましたが、調査結果はこれに反するものでした。ニューヨーク州は現在、900万人のニューヨーク市民を含む1500万人に飲料水を供給するマーセラス・シェール(頁岩層)水脈内での天然ガス掘削の許可を検討しています。
    dailynews date: 
    2009/11/10(Tue)
    記事番号: 
    1

Pages