デイリーニュース

  • ノミ・プリンズ:「オバマは銀行に擦り寄りすぎ」

    オバマ大統領は9月14日、米国金融システムの規制改革を訴えるためウォール街を訪問しました。この訪問は、投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻から一周年を迎えて行われました。リーマンの破綻は、金融市場をめぐる一連の出来事の引き金となり、世界規模の経済破綻をもたらしました。オバマは連邦公会堂で演説し、民主党が提案している新たな経済監視と米国民を不当なローンから守る消費者金融保護庁の創設案支持を訴えました。しかし、投資銀行家からジャーナリストに転身したノミ・プリンズは、オバマが提案する改革は甘いと述べています。
    dailynews date: 
    2009/9/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イスラエルの活動家 イスラエルのガザ地区での戦争犯罪についてのゴールドストーン報告を非難する決議を検討している米下院を批判

    米下院は11月3日、イスラエルが3週間のガザ地区攻撃で数多くの戦争犯罪を犯したことを報告した国連調査への非難を圧倒的多数で可決する予定です。南アフリカのリチャード・ゴールドストン判事が主導した調査は、ハマスの戦争犯罪についても非難し、双方が事実関係を調査するか国際裁判を受けるべきだと伝えています。イスラエルの攻撃によって、1300人以上のパレスチナ人が死亡し、そのほとんどは一般市民でした。一方、9人のイスラエル人がパレチナ人によって殺害され、4人のイスラエル人は味方による誤射で死亡しました。ゴールドストンの調査を「救いがたいほどに偏見があり、これ以上の討議または正当性を吟味するに値しない」とする下院法案は、超党派で法的拘束力を持つものではありませんが、投票は、国連総会が調査結果を取り上げる予定の1日前に行われます。
    dailynews date: 
    2009/11/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 『アメリカで最も危険な男』 新作ドキュメンタリー映画が語るダニエル・エルズバーグと彼が漏えいしベトナム戦争終結の一助となったペンタゴン・ペーパー

    ダニエル・エルズバーグはかつてスパイ容疑で立件されかかったことがありました。後にペンタゴン・ペーパーとして知られることになる7000ページに及ぶ極秘歴史資料を漏えいしたかどで終身刑の恐れもあったのです。同資料は、アメリカがベトナムにどのように関わっていたかの真相を伝えるものです。エルズバーグのこの行為が、ニクソンの大統領任期とベトナム戦争とを早期に終結させる一助となったのです。彼のその話が新しいドキュメンタリー映画 The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers(アメリカで最も危険な男:ダニエル・エルズバーグとペンタゴン・ペー パーズ)によって語られることになりました。エルスバーグ本人、彼の妻パトリシア、そしって映画の共同監督ジュディス・エーリックに話を聞きましょう。

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    dailynews date: 
    2009/9/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 控訴裁判所がマヘール・アラール事件に裁定:特例拘置引渡しの罪なき犠牲者が米国裁判所で訴えを起すことは不可

    連邦控訴裁判所は11月2日、米当局がカナダ国籍のマヘール・アラールをシリアに送還し、拷問を受けさせたことに対するアラールの訴えを棄却しました。第二巡回控訴裁判所は、議会がこうした訴訟を許可したことがないことを理由に、特例拘置引渡しの犠牲者は海外で受けた拷問について米国政府を訴えることはできないという判決を下しました。シリア出身のマヘール・アラールは2002年、チュニジアでの家族休暇からカナダへ帰る途中、ニューヨークで拘束されました。その後のカナダが行った公式調査によって、アラールは、彼がイスラム過激派と関係があるというカナダ当局者の間違った助言によって拘束されたことがわかりました。米当局はアラールをシリアへ送還し、彼はそこで1年間監禁され拷問を受けました。カナダ当局は2007年にアラールの容疑を撤回、拷問したことを謝罪。さらに数百万ドルの示談金を彼に払いました。
    dailynews date: 
    2009/11/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 国連調査で明らかに イスラエルがパレスチナの一般市民に「虐待と脅し」 ガザ攻撃時に戦争犯罪行為

    国連の事実調査使節団は、イスラエルが今年初めの3週間のガザ攻撃でパレスチナ人市民に「虐待と脅し」を行っていたと結論づけました。そうしてイスラエル軍がジュネーブ条約に対して重大な違反を犯していた強力な証拠があることを示唆しました。この攻撃で1400人のパレスチナ人が殺され、その約3分の1は女性と子供でした。作家でイスラエル-パレスチナ学者であるノーマン・フィンケルスタインの分析を聞きましょう。

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    ★ DVD 2009年度 第3巻 「パレスチナ」に収録

    dailynews date: 
    2009/9/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 発覚 巨大ブルーベリー業者がミシガンの農園で児童就労

    ABCニュースの調査で、米国のブルーベリー栽培農園の最大手の1つが児童就労を行っていたことが明らかになりました。ミシガン州サウスヘイブンのアドキン・ブルー・リボン・パッキング社(Adkin Blue Ribbon Packing Company)がこのスキャンダルの中心です。アドキン社の大手顧客にはウォルマートやクローガー・スーパーマーケット・チェーンがいますが、この件で取引を中止しました。ABC ニュースの主任調査報道記者ブライアン・ロスと、ミシガン移民労働者法律支援(Michigan Migrant Legal Aid)のテレサ・ヘンドリックスに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/4(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 悪賢い巨大金融への道:マクラッチー紙が暴く 住宅市場暴落を見越していたゴールドマン・サックスがいかにして数百億ドルもの抵当証券を販売したか

    マクラッチー紙の5カ月に及ぶ調査取材で、ゴールドマン・サックス社が直近に無価値となることになる、数百億ドル相当の住宅ローン証券を投資家に販売していましたが、それと同時に、秘密裏に住宅市場の下落に賭けていたことが明らかになりました。2006年~2007年にかけ、同社は少なくとも20万件、400億ドル以上の高リスク住宅ローン証券を投資家に売却しましたが、買い手には自社がこっそり米国住宅価格の急落によりこれらの証券価値が下落することに賭けていると言うことを一言も伝えていなかったのです。マクラッチー紙のグレッグ・ゴードン記者に話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/11/4(Wed)
    記事番号: 
    2
  • グレース・リー・ボッグズ、ジョン・ベラミー・フォスター 金融破綻、社会変革と、民主主義の再定義について討論

    ウォール街が金融破綻からの回復をみせていますが、一般市民の生活はこの危機から抜け出せずにいます。番組では、米国の経済構造の根本的な再考を数十年にわたって訴えてきた二人のゲストを 招きました。デトロイト市在住の哲学者で活動家のグレース・リー・ボッグズ。94歳の彼女は過去70年の間に公民権、ブラックパワー、労働、環境正義、フェミニズム運動といった問題に関わってきました。もう一人のゲストであるジョン・ベラミー・フォスターは、社会主義雑誌マンスリー・レビューの編集に携わる一方、オレゴン大学教授として社会学を教えています。
    dailynews date: 
    2009/9/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 2009年選挙:共和党が州知事選で勝利;NY 市長選はブルームバーグが辛勝;民主党は下院補選勝利;メイン州は同性婚合法化を覆す

    ニュージャージーとバージニア両州の知事選でいずれも共和党候補が当選しました。ニューヨーク市長選では富豪マイケル・ブルームバーグが予想外の僅差ながらウィリアム・トンプソンを下しました。ブルームバーグがこの選挙に投入した資金は1億ドルと見られており、大統領選を除いて史上最もカネをかけた選挙となりました。一方、メイン州では同性結婚を認める州法が住民投票により覆されました。
    dailynews date: 
    2009/11/4(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ACORN代表、職員不祥事への対処を約束する一方で、団体への批判を「現代のマッカーシズム」と警告

    貧困団体ACORNは、同団体職員による売春斡旋業者と売春婦へのアドバイスの提供がカメラに収められて以来、批判の矢面に立たされています。大統領選挙に際する有権者登録で不正があったとして、数年にわたって同団体を非難してきた保守派にとって、今回のビデオは格好の材料となりました。共和党は、物件差し押さえ、税金トラブルの解決、有権者登録といった面で貧困者を援助しているACORNへの連邦政府補助金を、すべて停止するように要求しています。 ACORNの代表者バーサ・ルイスに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/9/17(Thu)
    記事番号: 
    1

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