デイリーニュース

  • 9.11から8年 グラウンド・ゼロのボランティアたちが肺疾患で死んでゆく 公正さを求める戦いはまだ続く

    今日はあの9.11から8年目の日です。あの攻撃で亡くなった3000人近い人々を忍んで各地で追悼式が開かれます。9.11の物語の中でついつい忘れられがちな犠牲者の一団があります。グラウンド・ゼロの汚染物質にさらされた後に具合の悪くなった数千人の救助従事者たちです。すでに数百人が死亡しています。ニュージャージー州の鉄鋼労働者で、28日間にわたりボランティアとしてあの瓦礫の山と格闘していたジョー・ピクーロの話を聞きましょう。彼もまたいま肺疾患で死につつあるのです。ニューヨーク選出の民主党下院議員キャロリン・マローニーの話も聞きます。彼女は9.11健康補償法の共同提案者です。もう1人、マウントサイナイ医大で世界貿易センター医療監視治療プログラムの責任者であるジャクリーン・モリーン医師にも話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2009/9/11(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 独占放送:イランで拘束された米国人旅行者グループの友人が出演

    ことしの夏、ション・メクフェッセルは友人のシェーン・バウアー、サラ・ショウルド、そしてジョシュア・ファタルと共に、シリアのダマスカスからイラクのクルド人自治区に入り、小旅行をしました。ションは風邪をひいたためホテルに残り、残りの3人の友人はハイキングに出かけました。7月31日の朝に、ションが滝付近で友人たちと合流しようと準備していたところ、シェーンから3人が拘束されたという連絡を受けたのです。米国人旅行者3人は現在、イランのエビン刑務所に拘束されています。ション・メクフェッセルは前日、イラン大統領宛に手紙を送り、3人が「世界の不公正に立ち向かってきた長い活動歴がある」ことを考慮し、3人を解放するよう要請しました。
    dailynews date: 
    2009/11/2(Mon)
    記事番号: 
    3
  • シャノン・ブラウンリー「ワクチンはほんとうに効果があるのか?」

    インフルエンザからの保護を最も必要としている人々に、予防接種や抗ウイルス薬がほとんどあるいは全く効果がないかもしれない——アトランティック誌に掲載された最新の記事で、ジャーナリストのシャノン・ブラウンリーは、医学的な定説に挑戦するインフルエンザ専門家らの研究を取り上げました。仮に事実だとすれば、インフルエンザが大流行した場合にわれわれはどうしたらよいのでしょうか?シャノン・ブラウンリーの著作には、ベストセラーにもなったOvertreated: Why Too Much MedicineIs Making Us Sicker and Poorer(『過剰治療:大量の薬がわれわれをより病弱で貧しくさせる理由』)があります。
    dailynews date: 
    2009/11/2(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 全米の水質汚染、NYタイムズが危険度を調査 過去5年で化学会社の違反50万件超す

    ニューヨーク・タイムズ紙の大規模な調査により、過去5年間に化学薬品会社が50万件以上の水質汚染防止法違反をおかしていたことが明らかになりました。大半の違反は処罰されておらず、州の規制当局が有効な処置を講じたのは全体の3%にすぎませんでした。米国人の10人に1人は、危険な化学物質を含むか、または連邦政府の基準に達していない飲料水を供給されていると推測されています。調査を行ったニューヨーク・タイムズ紙記者のチャールズ・デュヒッグに話を聞きました。

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    dailynews date: 
    2009/9/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ウォール街と米議会内の支持者らがデリバティブ規制強化の証言を封殺

    前月、米下院金融サービス委員会の小委員会がデリバティブ(金融派生商品)市場に関する公聴会を開催した際、ロバート・ジョンソンは金融業界以外からの唯一の専門家として証言しました。米上院銀行委員会および米上院予算委員会のチーフエコノミストを歴任したジョンソンは、なんと公聴会が開催される16時間前になって呼び出されました。しかしメリッサ・ビーン議員がジョンソンの証言を開始5分で遮り、さらに委員会は、ほかのパネリストの証言が掲載されたウェブサイトにジョンソンの証言を掲載することを拒否しました。ロバート・ジョンソンが番組に出演し、公聴会で彼が発言しようとした内容について語りました。
    dailynews date: 
    2009/11/2(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ナオミ・クライン:「マイノリティの死闘:ユダヤ人、黒人、ポスト人種社会の大統領」

    ジャーナリストのナオミ・クラインに、ハーパーズ誌掲載の最新記事「マイノリティの死闘:ユダヤ人、黒人、ポスト人種社会の大統領」について聞きます。記事は、今年4月にジュネーブで開かれた世界人種差別撤回会議を分析したものです。この会議は2001年に南アフリカのダーバンで開かれた第1回人種撤廃会議の結果を再検討する会議でした。同会議に対しては、不当にイスラエルを標的にする危険性があるとして、オバマ政権が出席を拒否するなど、大規模なボイコットが起きました。批評家らは、奴隷制が残したものへの対応など、同会議で取り組む予定だった主要な問題を拒否するための口実として、イスラエルをめぐる議論が利用されたと述べています。

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    dailynews date: 
    2009/9/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • By The People: The Election of Barack Obama(『人民の選択:バラク・オバマの選挙』): オバマの歴史的な大統領選出馬を紹介する新ドキュメンタリー

    オバマ大統領が初のアフリカ系米国人大統領に選出された歴史的選挙から11月4日で1年を迎えます。新しく作られたドキュメンタリーは、選挙戦の未発表映像を交えながら、オバマが大統領になるという当初は不可能に思えた道のりをたどっています。制作者のエイミー・ライスとアリシア・サムズは、オバマの民主党指名候補への立候補発表の8ヶ月前、2006年の5月からオバマを取材し始めました。映像では、選挙戦の舞台裏を紹介するともに、オバマを勝利へと導いた支持者たちの草の根運動を取り上げています。
    dailynews date: 
    2009/11/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「占領に対する祝祭は要らない」 テルアビブにスポットライトをあてるトロント国際映画祭に、アーティストら1500人が抗議署名

    トロント国際映画祭(TIFF)への抗議が注目を集めています。多数のアーティストやライターらが、テルアビブ市にスポットライトをあてるという同映画祭の決定に対する抗議文書に署名したためです。活動家たちは、TIFFのこの決定が、世界的なイメージの改善を図ろうとするイスラエルの試みに加担し、それによって同国がガザ地区への攻撃を正当化しパレスチナ人の土地を占領し続けることを支援するものだと主張します。「トロント宣言:占領に対する祝祭は要らない(No Celebration of Occupation)」と名付けられた抗議文にはジェーン・フォンダ、ヴィゴ・モーテンセン、ダニー・グローバー、ハリー・ベラフォンテら1500人以上が署名しました。この宣言文の草稿作りに一役買った、ジャーナリストで作家のナオミ・クラインに話を聞きました。

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    ★ DVD 2009年度 第3巻 「パレスチナ」に収録

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    2009/9/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • デビッド・コールが語る新著The Torture Memos: Rationalizing the Unthinkable(『拷問メモ:とんでもないことの正当化』)

    法学者で弁護士のデビッド・コールが、悪名高きブッシュ政権の拷問メモの裏側を検証します。コールは、米国政府の最上層の法律家たちが、拷問と残虐行為を合理化することに関与していたと述べています。彼らは法が絶対的に禁止することを正当化するために、恐ろしいほどに歪められた論理と全体主義的な論法を駆使したのです。
    dailynews date: 
    2009/9/15(Tue)
    記事番号: 
    3
  • オバマがアフガニスタン戦争を拡大する中、米国の平和活動家は近々の外国部隊撤退を要求

    今後数週間は、米国のアフガニスタン占領にとって非常に重要な意味を持ちます。上院は、オバマ政権による、来年度のアフガニスタンとイラクでの来年度の戦費としての1280億ドルの要求を表決する予定です。オバマ政権は9月第4週、アフガニスタンでの米国の成功基準が達成されているかどうかを示す報告書を発表する予定です。オバマ大統領は、数千人の増派によってアフガニスタン戦争を拡大させるという米軍の要求を受け入れるだろうと言われています。アフガニスタン攻撃の承認票から8周年を迎える9月18日を前に、議会では増派に対する明らかな困惑が見られます。インスティチュート・フォー・パブリック・アキュラシー(公共情報精度向上研究所)のノーマン・ソロモンに彼の最近のアフガニスタン訪問について聞き、団体コードピンクの設立者メディア・ベンジャミンからも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/9/15(Tue)
    記事番号: 
    2

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