デイリーニュース

  • 民主党 ピーター・ウェルチ議員 対北朝鮮へのトランプの「無謀な」脅しを非難

    トランプ政権は27日、北朝鮮問題について曖昧なメッセージを送りました。レックス・ティラーソン国務長官が米政府は北朝鮮の核開発計画について金正恩政権と直接交渉に応じる用意があると発言する一方、 トランプ大統領は核戦争の可能性を示唆する発言をしています。トランプ大統領の発言はロイター通信へのインタビューで飛び出したものですが、折りしもナショナル・パブリック・ラジオではティラーソン国務長官が、北朝鮮が本気で核開発計画を恒久的に断念する用意があるならば米国は直接対話にやぶさかではないと話していました。一方、トランプ大統領はロイター通信に、米政府が最近導入を開始したTHAADミサイル防衛システムの費用として韓国は10億ドルを負担すべきであると語っています。この要求に韓国が応じない場合は、両国間の自由貿易協定を破棄することもあると大統領は示唆してます。「大統領はもっと外交術に訴えるべきです。軍事行動で威嚇するのは非常にハードルが高く、無謀な行動だと思います」とバーモント州選出の民主党下院院内副総務ピーター・ウェルチ議員は話します。

    dailynews date: 
    2017/4/28(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「うまくいっていない」 トランプ大統領の最初の100日 大きな功績なし

    連邦議会は、各省庁の運営資金を確保するために9月までの短期予算をはじめとする広範囲な措置を考案し、政府機能の一時停止をぎりぎりのタイミングで回避しました。本日中に延長が認められない場合、連邦政府機関は今夜12時に資金が底をつきます。重要な争点の1つは、政府予算で国境壁の建設に14億ドルを充てるというトランプ大統領の要求によって生じました。「いまだに予算が成立していません。現在はかろうじて継続措置の決議によって、基本的に昨年の数字をもとに運営しているのです」とバーモント州選出の民主党下院議員で副院内総務のピーター・ウェルチは話ます。「立法機関の基本的責任は予算を可決することです。ポール・ライアンが下院議長に就任して以来ずっと、可決されていません。うまくいっていないのです」。この直前には、下院共和党が医療費負担適正化法(オバマ・ケア)を撤廃するための振り替え法案を提出する努力を撤回し、トランプ大統領が就任100日目を迎える4月29日に向けて、議会で初の大きな勝利を飾るのを阻んでいます。

    dailynews date: 
    2017/4/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 保護を求め9か月間デンバーの教会に滞在したメキシコ人男性を 移民関税捜査局が拘束

    4月26日朝、メキシコ人移民アートゥーロ・ヘルナンデス=ガルシアを移民関税捜査局(ICE)が逮捕しました。ヘルナンデス=ガルシアは国外退去処分を恐れて、2015年7月まで9カ月間「ファースト・ユニタリアン・ソサエティ教会」(First Unitarian Society Church)に保護を求めて滞在していましたが、同処分の優先順位から外れたという通知を受けて教会を去っていました。ヘルナンデス=ガルシアは移民のための活動をしていたことも一端となり標的にされたと、彼の支持者らは主張します。2015年のヘルナンデス=ガルシアのインタビューを再放送するとともに、デンバーの「アメリカン・フレンズ・サービス委員会」(American Friends Service Committee)で複数の宗教の協力を組織し、「デンバー都市圏サンクチュアリ連合」(Metro Denver Sanctuary Coalition)のコーディネーターを務めるジェニファー・パイパーに話を聞きます。

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    2017/4/27(Thu)
    記事番号: 
    3
  • バーモント州初の女性知事マデリン・キューニン 反トランプ 女性候補の選挙への応援などを語る

    ドナルド・トランプは4月29日で就任100日目を迎えますが、現時点での彼への支持率は数世代の歴代大統領の中でも最低となっています。NBCニュースとウォールストリート・ジャーナル紙による最新の世論調査によれば、現大統領の仕事ぶりを「評価する」と答えたのは40%に留まりました。トランプはこの調査結果は「全く間違っている」とツイートしています。本日はバーモント州の先駆的政治家で同州知事も務めたマデリン・メイ・キューニンに話を聞きます。1997年キューニンは、政治家の夫の選挙区を継がずに選出された、米史上4番目の女性知事となりました。1933年にスイスに生まれたキューニンは、子ども時代に移民として米国に移住。後に在スイス米国大使も務めています。ここ数か月間、キューニンはトランプ大統領を厳しく批判してきました。米国の確定申告締め切り日である4月15日の「タックス・デイ」には、バーモント州バーリントンでデモに参加し、大統領に対し「休眠していた私たちを目覚めさせた」ことに感謝する記事も執筆しました。

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    2017/4/27(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「エリート支配層の国土横領に等しい」:富裕層だけが得するトランプの税制改革案に嘲笑

    トランプ政権がその税制改革案の概要を公表しました。その内容は百万長者や億万長者が大幅な減税を受ける一方、米国の財政赤字を数兆ドル単位で増加させるもので、法人税を15%まで引き下げ、相続税と代替ミニマム税制度を廃止するという、トランプ大統領を含む最富裕層のみが恩恵を受ける法案となっています。漏洩されたトランプの納税申告書によれば、彼は2005年に3,660万ドルの連邦所得税を収めましたが、その大半は代替ミニマム税でした。元労働省長官ロバート・ライシュは、トランプの税制改革案を一種の階級闘争だと評しています。この法案の概要は4月26日、トランプの上級経済アドバイザーであるゲーリー・コーンと、財務長官スティーブン・マヌーチン、つまり減税大歓迎の2人の元ゴールドマン・サックス重役により公表されました。「税制正義ネットワーク」(Tax Justice Network)のエコノミスト、ジェームズ・ヘンリーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/27(Thu)
    記事番号: 
    1
  • チョムスキー:CIAがウィキリークスのジュリアン・アサンジを標的にするのは「恥ずべき行為 」

    先週、トランプ政権は、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジの逮捕状を準備しており、ジェフ・セッションズ司法長官が、「司法省はアサンジの投獄をめざしている」と述べたと報じられました。エイミー・グッドマンは24日夜、マサチューセッツ州ケンブリッジの第一教区教会における、世界的に著名な言語学者で体制批判家のノーム・チョムスキーとの多岐にわたるインタビューの中で、米国がジュリアン・アサンジを攻撃対象にしていることについて、尋ねました。

    dailynews date: 
    2017/4/26(Wed)
    記事番号: 
    5
  • チョムスキーが語るシリア:難から逃れる避難民を助け外交的な解決を求めるべきだ

    (空爆による民間人犠牲者数などをチェックする)ジャーナリスト中心の監視団体「エアウォ―ズ(Airwars) 」によると24日、米国主導の有志連合軍によるシリアのラッカ州タブカ市への空爆により、9人の子どもを含む、17人の民間人が死亡しました。犠牲者の中には、生後6か月のアブダル・ サラムとよちよち歩きの子アリ・アブ・アイシュおよびその家族全員も含まれていたと言われます。そんな中、バージニア州のティム・ケイン上院議員とカリフォルニア州のアダム・シフ下院議員の二人の民主党員は、4月初めの米国によるシャイラト空軍基地攻撃の法的正当性の根拠を示すようトランプ大統領に要求する書簡を、25日にホワイトハウスに送りました。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは、24日夜、マサチューセッツ州ケンブリッジの第一教区教会で世界的に著名な言語学者で体制批判家のノーム・チョムスキーにインタビューし、米国はシリアに対して何をすべきと考えるか、尋ねました。

    dailynews date: 
    2017/4/26(Wed)
    記事番号: 
    4
  • チョムスキーが語る北朝鮮とイラン:歴史の記録を見れば米国が外交よりも暴力を選んできたのは明らか

    この一か月にわたりトランプ政権は、北朝鮮とイラン両国との緊張を高めてきました。マイク・ペンス副大統領は北朝鮮に対して、先制攻撃のような軍事的措置を含むすべての選択肢を検討していると警告しています。この 二つの紛争のいずれが全面戦争へと拡大することはあるのでしょうか。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは、24日夜、マサチューセッツ州ケンブリッジの第一教区教会における世界的に著名な言語学者、大学教授で体制批判家のノーム・チョムスキーとの多岐にわたるインタビューの中で尋ねました。

    dailynews date: 
    2017/4/26(Wed)
    記事番号: 
    3
  • チョムスキー:オバマ同様 トランプも核戦争の危機を高めている

    4月24日夜、デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは、マサチューセッツ州ケンブリッジの第一教区教会で、世界に名高い言語学者で体制批判家のノーム・チョムスキーにインタビューをしました。対話のなかでエイミー・グッドマンは、人類の生存にとって最も深刻な脅威の一つである核兵器について尋ねました。

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    2017/4/26(Wed)
    記事番号: 
    2
  • チョムスキーが語る共和党:地球の生命をこんなに破壊した組織がこれまでにあっただろうか?

    トランプ大統領が就任100日目を迎えようとしている今、世界的に著名な言語学者で体制批判家のノーム・チョムスキーの一時間にわたるインタビューをお届けします。4月24日の夜、エイミー・グッドマンはマサチューセッツ州ケンブリッジの第一教区教会でチョムスキーに話を聞きました。内容は、気候変動から、核兵器、北朝鮮、イラン、シリア内戦、そしてトランプ政権によるウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジの訴追の脅威におよびました。エイミー・グッドマンの最初の質問は、共和党についてでした

    dailynews date: 
    2017/4/26(Wed)
    記事番号: 
    1

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