デイリーニュース

  • エイルズCEOの次は人気アンカー ビル・オライリー:セクハラ・スキャンダルでFOXニュース上層部男性が相次ぎ失脚

    10人近くの女性からセクシハラで訴えられた、FOXニュースのベテランのスター・アンカー、ビル・オライリーが降板しました。今回の件に先だって2016年夏、やはり長年FOXニュースのCEOとして権力を握ってきたロジャー・エイルズが、20人以上の女性からセクハラで訴えられたことで辞任に追い込まれています。オライリーおよびFOXニュースが、オライリーのセクハラと不適切な性的行為に対して訴訟を起こした女性5人に対し、和解のため1300万ドルを支払っていたことが明らかになり、50社以上の広告主が彼の番組「ジ・オライリー・ファクター」をボイコットしました。公民権弁護士リサ・ブルームに話を聞きます。ブルームは、ビル・オライリーにセクハラを受けた女性3人の代理人となっています。

    dailynews date: 
    2017/4/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • バークレーで 白人ナショナリストとネオナチ 右翼武装集団が反ファシストの抗議者と激突

    カリフォルニア州バークレーでは15日、競合して開かれた白人ナショナリストのトランプ支持者と反ファシストの抗議者の集会との間で乱闘がおき、少なくとも20人が逮捕されました。当日、撮影された写真には、ナチスのの敬礼のポーズを取ったトランプ支持者も写っています。警察によると、この衝突で少なくとも1人が刺され、さらに数人が負傷しました。知名度のある白人至上主義者が、反ファシストの若い活動家女性、ルイーズ・ロゼルマの顔を殴っている映像も録画されています。殴っているのは、元海兵隊兵士のネーソン・ドミゴで、「アイデンティティ・ヨーロッパ」と呼ばれる白人至上主義者団体の設立者です。受賞歴もある記者のシェーン・バウアーに詳しく聞きます。バウアーは最新記事として、"I Went Behind the Front Lines with the Far-Right Agitators Who Invaded Berkeley"(「バークレーに侵入した極右扇動家たち 戦線を超えた潜入ルポ」)を発表しています。

    dailynews date: 
    2017/4/19(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 州化学分析官による証拠捏造 麻薬事件で有罪判決を受けたティモシー・テイラーに聞く

    マサチューセッツ州では、証拠の化学分析をめぐる大規模スキャンダルで、数万人の人生に影響が及びました。元州化学分析官のアニー・ドゥーカンが、検査をせずに証拠は違法薬物だと虚偽の証言をしていたのです。ティモシー・テイラーも被害者の一人です。テイラーは2009年に逮捕され、麻薬取引の罪で5年にわたって服役しました。テイラーの事件でも、証拠を処理したのは、アニー・ドゥーカンでした。ティモシー・テイラーに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • マサチューセッツ州 薬物事件2万1000件以上の有罪判決を棄却 化学分析官が9年にわたって証拠改ざん

    マサチューセッツ州検察は18日、2万1587件の違法薬物事件を棄却すると発表しました。これだけの数の有罪判決が一度に棄却されたのは米国史上はじめてです。いずれの事件も、1人の元州化学分析官が提供した証拠または証言に基づいて訴追されましたが、この化学分析官は、検査結果を捏造したり、検査を行なわずに、違法薬物と特定されたという証拠を提出したと認めています。アニー・ドゥーカンはボストンの州立法医学研究施設で働いていた9年間に証拠を改ざんしていたとして、2013年に有罪を認めました。その間、数千人の人々が、ドゥーカンの偽の証拠に基づき、有罪判決を受けました。アメリカ自由人権協会(ACLU)のマサチューセッツ州法務顧問のマシュー・シーガル、「癒やしとしての司法を求める家族たち」(Families for Justice as Healing)のマロリー・ハノラ、2009年に逮捕されアニー・ドゥーカンが手がけた証拠に基づき麻薬取引罪で5年間服役したティモシー・テイラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 警察が報告書を改ざん? 殺人事件で容疑者を有罪にするため? 兄の無罪を証明しようとした妹の発見

    2013年、スティーブン・オディアーセは、ブロンクスで15歳のフアン・ペレスを射殺したとして有罪判決を受けました。31歳だったオディアーセは、唯一の目撃者による証言で有罪とされましたが、証人は事件当時、酩酊状態だったと認めました。オディアーセは、仮釈放の許可が可能となるまでの最短収監期間が25年の無期判決を受けました。オディアーセの妹、カリーマ・トルースデールはその後、兄の無実を証明するため活動を開始します。事件の現場をくまなく調べ、銃撃を目撃したと言う女性をついに発見することができました。何よりも衝撃的だったのは、この女性が殺人事件の直後、刑事と話をし、銃撃した人物はオディアーセの人相や風体と合わないと述べていたことでした。しかし、スティーブン・オディアーセの弁護士に提出された警察の報告書には、この目撃者ついての言及は皆無でした。改ざんされた警察報告書の謎について、スティーブン・オディアーセの弁護士の一人、ジョナサン・エデルスタインと、ニューヨーカー誌専属記者のジェニファー・ゴナマンに詳しく聞きます。ゴナマンは最新記事として、"A Woman's Quest to Prove Her Brother's Innocence Leads to a Discovery"(「兄の無実を証明しようとした女性が見つけた事実」)を発表しています。

    dailynews date: 
    2017/4/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • メキシコ人作家バレリア・ルイセリーが語る子供の難民、移民を語る言葉の見直し

    トランプ大統領は、米国への移民の入国と米国内に住む移民たちに対する弾圧を引き続き行うと明言していますが、テキサス・オブザーバー紙によって「トランプ時代に必読の最初の本」として評された新刊に目を向けます。この本は、メキシコ生まれの作家バレリア・ルイセリーによって書かれたTell Me How It Ends: An Essay in 40 Questions(『このお話はどういう風に終わるの:40の質問のエッセー』)です。ルイセリーは、もっとも高く評価されている若手メキシコ人作家の1人です。彼女は最近、米国に避難するために命をかけてメキシコ国境を越えた中米からの数十の子供の難民たちのために、ここ米国でボランティアとして通訳をしました。バレリア・ルイセリーに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 僕が彼女の声」:強制送還から逃れるため教会に避難している母親を助ける10歳の少年にインタビュー

    ジャネット・ビスゲラは2月、移民税関捜査局(ICE)への定期出頭を行わず、その代わりにファースト・ユニテリアン教会に彼女の4人の子供と共に避難しました。子供のうちの3人は米国生まれです。デモクラシー・ナウは最近、デンバーのファースト・ユニテリアン教会に、ジャネットと彼女の10歳の息子ロベルトを訪ねました。

    dailynews date: 
    2017/4/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トランプが透明性への要求を拒否:納税申告書とホワイトハウスへの訪問者記録を非公開にし続けると明言

    トランプ大統領が納税申告書とホワイハウスへの訪問者記録の公開を拒否し、米政府はその透明性の欠如に対する新たな批判に直面しています。ショーン・スパイサー大統領報道官は4月17日、トランプは会計監査の対象となっているため、納税申告書は公開しないと述べました。スパイサーのこの発言のほんの2日前に、10万人以上の人々がトランプの納税申告書の公開を求めて行進をおこなったかりです。ワシントンDC、ニューヨーク市、シカゴ、シアトルを含む、全米の十数以上の都市で集会がおこなわれ、南フロリダでは活動家たちがトランプが週末を過ごしていた彼の私有リゾート施設「マー・ア・ラーゴ」まで行進しました。一方、民主党議員たちは、トランプが彼自身の納税を公開しない限り、税法改革や税率改正でトランプと協力しないと明言しています。共和党議員も十人以上が、トランプに納税申告書を公開することを求めています。「コモン・コーズ・ニューヨーク」(Common Cause New York)の代表であるスーザン・ラーナーに、さらに詳しく話を聞きます。彼女はニューヨーク市の「納税公開を求める行進」(Tax March)の運営委員会のメンバーでした。

    dailynews date: 
    2017/4/18(Tue)
    記事番号: 
    1
  • トルコは独裁国家になるのか?大統領権限を強化する国民投票 エルドアン大統領が勝利宣言

    トルコで16日、大統領に権限を集中させるかどうかを問う国民投票が行われ、レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領は勝利を宣言しました。一方、トルコの最大野党は選挙で違法行為があったとして、投票結果の破棄を求めています。非公式集計によれば、賛成票が51%と僅差での勝利でした。イスタンブール、アンカラ、イズミールの三大都市では反対票が上回っています。野党は数千件の不正投票の報告を受けたと述べ、カメラで捉えられたものもあると述べています。改憲案では、エルドアンは最長2029年まで大統領を務めることが可能となり、トルコが独裁国家となる可能性があると批評家は述べています。トルコ政府は勝利宣言後、2016年のクーデター未遂事件の後に発令された緊急事態宣言の延長を発表しました。

    dailynews date: 
    2017/4/17(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アーカンソー州で司法が混乱 前代未聞の大量死刑計画を連邦裁が差し止め

    米アーカンソー州で予定されていた前代未聞となる大量の死刑執行が連邦地裁に差し止められたことにより、州政府の計画は混乱に陥っています。ウェンデル・グリフェン判事が計画の一時停止を申し渡した14日、死刑反対派の数百人が州都リトル・ロックで抗議行動を行いました。死刑執行用の混合薬物臭化ベクロニウムの入手に際し、州が虚偽の申請を行っていた疑いのあることが停止の理由です。クリスティーン・バーカー連邦判事も翌日、死刑執行に使われる鎮静剤ミダゾラムに関する懸念から、死刑執行計画の一時停止を命じました。州政府は控訴するとしています。州政府の主張が認められれば、死刑執行計画は今日にも再開する予定です。

    dailynews date: 
    2017/4/17(Mon)
    記事番号: 
    2

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